「週刊少年マガジン」6号より、三週に渡って連続掲載されてきた
「
仮面ライダーをつくった男たち」……
昨年43号の「平山亨PD編」に続いての第二部にあたる
「大野剣友会」編が、今週発売の8号掲載分にて完結致しました。
「漫画」としての見せ方の上手さと圧倒的な画力、
それに加えまして「SPIRITS」同様、全編に渡って横溢する
村枝先生の「仮面ライダー愛」につきましては、私以外にもこのネット上にて
数多くの方がその感動を言葉にしておられる事と思いますが……
先週掲載分における故・中村文弥氏のエピソードですとか
あるいは今週分の「ストロンガー」時のエピソードに垣間見ることのできた
「主演の俳優と剣友会との間の“絆”」ですとか、
更には「滑川広志氏の剣友会脱退」のエピソードのように、
お化け番組としての栄光の陰に隠れた数々の「苦い記憶」をも含めまして、
単なる「挿話」としてではなく、そのひとつひとつを
独立した一本の漫画として、じっくり掘り下げたお話、というのも
是非読んでみたいなぁ、と思ったりもしたのも事実です。
……いえ、村枝先生だってご多忙ですし、そこまで望むのは
さすがに酷だ、というのも十二分に分かってはいるのですが。
とは言え、ここまで「気持ち」と「思い入れ」のパンパンに詰まった
完成度の高い漫画を読まされてしまいますと、一読み手としてはどうしても
「より以上、それ以上」のものを求めてしまう、というのが人情。
……と言いますか、他にはそもそも期待なんてしませんもの、申し訳ないですけど(笑)。
例えば「特撮エース」での江川達(以下略)
なにはともあれ。
村枝先生、熱い感動をありがとうございました。

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