恒例、我が家のマウンテンサイクル発掘レポート(笑)……
今回はこちら、初代「ミクロマン」サーガにおける“アクロイヤー編”のラストを彩った
1979年時における商品展開のメインアイテム「
レスキュー隊員(復刻版)」たちを
ワタクシが逆レスキュー、といった次第です(笑)。

1977年からの所謂「SFブーム」の機運を如実に反映しつつ、前年メインアイテムの
「ポリスキーパー」たちにはやや希薄だった、個々の人形のキャラクター性を
しっかりと“立たせる”ことに重点をおいたデザインがなされたレスキュー隊員たち。
昭和期ミクロマンの中では、残念ながら(泣)あまり人気がないかもしれませんが
総じて玩具(ビークル・基地類)もギミック・デザインに優れた傑作揃いでしたし、
それまでの5年間に渡るミクロマン・サーガの積み重ねをしっかりと踏まえ、
より明確な形で組織化してみせた「
ミクロマン地球本部」の雄大な設定とも相まって
ワタクシ的には他のどの時期のミクロマンよりも、この「レスキュー隊員」シリーズへの
思い入れこそがひときわ大きかったり致します――
自分史的にも1979年というのは、ウルトラ、ライダーの新作放映に加えて
「
小学校入学」という節目の年でもありましたし、ね(微笑)。

そんな当時の傑作玩具のひとつ「ミクロマンジャイロ」と一緒に記念写真。
今の目で見れば可動部分も比較にならないほど少なく、プロポーション的にも
リアルとは言いかねるこの10センチサイズの人形が、どれほど当時のちびっ子たちの
遊び心と好奇心を刺激し、想像力の翼を大きく羽ばたかせてくれたことか!
なんでもタカラトミーさんでは、現在のところ商品展開が統一中の
「ミクロマン」を再始動させる動きがあるとか、ないとかですが……
その際にはフィギュアのサイズなどという瑣末なことはさておき、何よりもまず
かつてのミクロマン達の底流に流れていた「未来浪漫スピリッツ」をこそ
真に復活して頂けるよう望みたいものですねぇ、市井の一ユーザーとしましては。

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