“コサキン最終回の夜も
吉永小百合さんはぐっすり眠っている”
(『コサキンDEワァオ!』最終回、番組MVPに選ばれた葉書ネタ)

……とうとう、この時が来てしまいました。
ムックンこと小堺一機氏と、ラビーこと関根勤氏の絶妙コンビによって
27年半に渡って続いてきた深夜ラジオ界の長寿番組『
コサキン』が
この三月いっぱいで幕を下ろすこととなったのです。
ムックン&ラビーの年甲斐も、大人げもない、自然体のトークにもほどがある
ナチュラルなおバカ&オケベっぷりと、リスナーからの葉書ネタや番組コントが織りなす
シュールというよりは明らかに「異常」な世界……本記事の最初に記したネタも
コサキンの雰囲気が肌にが合わない方には、何が面白いのやらサッパリかと思いますが
その分、うっかりその異常な世界と波長がピタリ一致してしまった時のハマり方、
ならびに居心地の良さもまた格別、という番組でした。
“ジョン・レノンの嫁、オノ・ヨーコ”ことスターダストレビュー・根本要氏の
電話による特別出演があって、相変わらずのAVやグラビア話に興じてみたり
ムックンが葉書ネタを読み間違えてみたり……と、最後の放送においても
やっぱりいつも通りのリラックスした、お馬鹿で楽しい番組という本分を
しっかり貫いてくれた『コサキン』。
いつか何かの拍子で、ひょっこり単発での放送再開があったとしても
この分でしたら一安心、といった感じでしょうかね?
ええ、そりゃもう大期待しちゃいますとも(笑)。
何はともあれ……愉快な深夜のひとときを有難う、『コサキン』!
27年半もの長い間、本当にお疲れ様でした!

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