拙ブログ・オリジナルの玩具フォトストーリー『星雲児ビクトリッガー』の
本編撮影用として用意していた、ジャンクパーツ群のミキシング・ビルドによる
オリジナルの敵・巨大ロボットの一体。

雑談スレッド「
真剣(ピー)代しゃべり場・その39」の、11月29日分の書き込みにて
たまたま
古塚さんがこのロボットの事を話題にして下さったのを拝読して、
ちょっと懐かしさがこみあげて来てしまい……
この度こうして、改めて一記事としてご紹介させて頂くことにしました。

まずボディ本体は、2005年当時、投げ売り状態だった「ウルトラマンネクサス」の
“ポピニカ・クロムチェスターβ”の一部パーツを外し、縦向きにしたところへ、
“1/100マスターグレード・GM(Ver.1)”の下半身と両腕、背中のランドセルを
それぞれ瞬間接着剤で強引に(笑)接着したもの。
あとは両腕のハサミとして“1/100エールストライクガンダム”のブースターを
流用したのを筆頭に、ボディの各所に適当なジャンクパーツを貼りつけることで
全身のディティールとシルエットを形作っていきます。

そしてこの顔面は、やはり2005年当時、絶賛投げ売られモードだった(泣)
“ウルトラヒーローシリーズ”版のダークメフィストのもの。
そこへ更に1/144ザクの動力パイプを触角風に接着し、こういう風に再塗装することで
「流星人間ゾーン」のガロガバラン星人っぽい雰囲気を狙ってみました。
かくして全身塗装を施し、完成を見た、まさしく「怪」ロボット――
名作『マジンガーZ』に登場する、幾多の個性的な機械獣たちのような感じの
“ややフリーキーなプロポーションのバランス”の魅力を念頭に置きながら
最終的にこんな感じでまとまったわけですが……いかがでしょうか?

さて、これだけ見るも無残な(笑)改造を加えてしまったわけですが、
ポピニカ版・チェスターβのウリである「キャノン砲の伸縮ギミック」の方は
しっかり健在ですので、左右のそのパーツをニョキニョキ伸ばすことによって
この通り、かなり劇的にシルエットを変化させることも可能です。
ワタクシ的には、ロボットその他の危機を狂わせるジャミング装置として
密かに脳内設定していたりするワケなのですが(笑)。

以上、今回は「謎の怪ロボット」の巻でした。
「ビクトリッガー」用に作成したオリジナルの怪ロボットは、他にもまだまだ
沢山控えていて、モデルもどうにか現存しておりますので、折を見てそれらも
改めてご紹介させて頂きたいな、と思っております――
……もっとも、皆様からのご要望があれば、の話ですが(苦笑)。

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