所用ありまして、某ホームセンターまで出かけました際……
その用事のついでに、趣味の模型&玩具塗装には欠かせないマテリアルである
ラッカーシンナーも、そのホームセンターで購入して帰宅。

一口に「ラッカー溶剤」と言っても色々ありまして、プラモ用のラッカー系塗料を
希釈する際には、必ずそれ専用のものを使わないと、シンナー成分が強すぎて
プラスチックを冒し、溶けたり破損したり……という悲劇が待っているという事は
様々な模型雑誌やサイトのハウツー記事にて繰り返されている通りなのですが。

ただし、それは「うすめ液」としての用途に関しての話で……
筆をはじめとした模型用具の「洗浄用」として割り切って使う分には、充分以上に
その役割を果たしてくれ、かつ塗料メーカーから正規のものとして発売されている
ツールウォッシュ系溶剤より「安い」ので、ワタクシめはもっぱらこの写真のような
“ホームセンター・日曜大工系ラッカーシンナー”のお世話になってます。
これに関しては上記のような価格設定の問題に加え、ワタクシの住む地域では
正規の模型用ツールが入手困難である、という地理的問題もあったりします(汗)。
いやーね田舎って。
で、このラッカーシンナーを別の容器へ小分けにして筆洗いに使用――
ご覧の通り、かなり凶悪にイロイロと溶かし出す威力です(笑)。

で、それとは別に本来の「模型用ラッカーうすめ液」に関しましてですが……
今年に入ってからはすっかり、このエアブラシ用うすめ液にハマってます。
このエアブラシ用うすめ液と言うのは、用途通りにエアブラシで使用する際に
希釈したラッカー塗料が噴出口で乾燥して固まり、塞がってしまうのを防ぐため
リターダー(遅乾剤)の成分が多く入っているのですが、このリターダー成分が
塗料の伸びをよくしてくれて、筆塗りにおきましても滑らかに、ひっかかりもなく
筆を運ぶことが出来て、すごくキモチイイのです――
「騙されたと思って一度使ってみてよ」と、某知人さんからのお勧めを頂きまして
試しに使ってみたら、想像以上の好感触でしたので、これからも塗装においては
大いにエアブラシ用うすめ液のお世話になっちゃおうと思います。
以上、とりとめもなくラッカー系溶剤に関しての与太話でした(笑)。

3