遊びをせんとや生まれけり

先だって知人と一緒にお邪魔して、美味しいヤマメ料理を堪能して参りました
沙流群平取町の名店「仁世宇園」さん。

北海道の雄大な自然を、そのまま「借景」として取り入れた見事な眺めの庭園と
店の直ぐそばを流れていく、店名の由来ともなった沙流川の支流・仁世宇川の
美しく、清冽な渓流……

こんな見事なロケーションを、写真にとって帰らないテはない！
……というわけで、先のヤマメ料理フルコースを注文した待ち時間を利用して
実はワタクシ、屋外に出て撮影などしていたんですね〜。

で、拙ブログにおける「撮影」と言えば、玩具との絡みは欠かせない！
というわけで、今回もまた同道してくれたメリエンダにモデルを務めてもらうことに。

せっかくの素晴らしい景色、あとはもうちょっと空が晴れててくれれば……
まぁ、そこまでの贅沢は言いっこなしですね、ヤマメも食べたことですし（笑）。

だんだん暖かくなってはきたものの、まだまだ気温的には不安定で……
パーッと開放的に海水浴としゃれ込むには、かなり厳しいものがある我が北海道。

そんな寒々とした気候の日々だからこそ、パーッと夏らしい開放的なアイテムにて
気持ちだけでも高揚させ、かつ華麗なる現実からの逃避を（笑）！
……という口実のもと（笑）、たまたま足を運んだ店舗でたまたま安かったもんで
今回また新たに、こちらのフィギュアを我が家にお迎えすることとなりました。

コトブキヤ製の完成品フィギュア、“風見みずほ スイムスーツVer”。
2001年放映の人気テレビアニメ『おねがい☆ティーチャー』登場のヒロインを
1/7スケールのフィギュアとして商品化したもので、原型は古めであるにも関わらず
ユーザー層からの根強い好評を博して、2005年における完成品フィギュアとしての
初リリース以来、何度か再販がかかっている人気アイテムなのだそうです。

その好評の理由は……って、そりゃもう改めて言うまでもないでしょう。
「肉感的」などという、四角四面の角ばった漢字フレーズなどたちどころに
柔らかく包みこんでしまうかのような、生身の柔肌ならではの柔軟性を実感させ
かつ身体各部のメリハリも効いた、この全身造形の際立ったアピールっぷり（笑）！

これを定価よりも遙かに安く購入できてしまったのは、嬉しいことであるのと同時に
本邦キャラクタービジネスにおける「王座」の推移するスピードの激しさと無常さをも
実感させられて、ちょっと複雑な思いもあったり致しますが……まぁ、そこはそれ。

とりあえず今はゆっくり眼福しつつ、来るべき夏の日差しに思いを馳せようかと（笑）。

淡水魚ならではの、サラリとしてもたれない味わいが魅力の川魚料理……
中でもヤマメは、その際立った味わいの上品さから、「渓流の女王」とも呼ばれて
珍重されている高級魚の一種です。

そのヤマメを使った料理の数々を、当地・北海道ならではの美しい景観とともに
堪能できる店は？　と問われれば、恐らくは誰もが真っ先にその名を挙げるのが
ここ、沙流郡平取町の山中に建つ「仁世宇園（にせうえん）」さんでしょう。

食いしん坊のはしくれとしましては、一度は行ってみたい店ではあったものの……
先にもお話しました通りヤマメといえば高級魚ゆえ、料理の値段も結構張るだけに
二の足どころか三、四の足まで踏んでいる状態だったのですが、このたび思いがけず
知人の方から「一緒に行こうよ、ひー坊。俺、奢るから！」とのお言葉を賜りまして
ワタクシはもう、一も二もなくそれに食いついてしまったという次第です（笑）。

1936（昭和11）年公開、日活の喜劇映画『うちの女房にゃ髭がある』……
杉狂児・美ち奴の両氏によって歌われた、同映画の主題歌です。

ひたすら呑気で牧歌的、そしてナンセンスな歌詞とメロディの他愛ない歌なんですが
気がついたら口ずさんでいたりと、なんだか時々ムショーにこれが聞きたくなったり
「忘れたころにフッと思い出す｣、自分にとってはそんな感じの本ナンバー。

ええ、そうです、まさに今がその時だったり致します（笑）。

サッと一瞬だけ見事に咲き誇って、潔く散っていく桜の花もよいのですが……
道端のちょっとした広場やアスファルトの隙間など、あちらこちらに顔を出して
ささやかに自己主張する、タンポポの可憐さというのもまた出色です。

さて、先日のちょっとした遠出の折に、けっこうイイ感じでそこかしこに群生する
タンポポたちの様子を見かけることができましたので、しばしその場で小休止。



で、せっかくの良い機会ですんで……
同道していたウチの愛娘にも、この様子を見せてやることに致しましたよっと。

大いなるマンネリこそがその本質であり、魅力でもある「スーパー戦隊シリーズ」に
若きスタッフ・キャスト陣の情熱とセンスが数々の魅力的な新風を吹き込むことで
シリーズを活性化させ、現在まで続く「スーパー戦隊シリーズ」の命脈を繋ぎとめて
路線全体を新たなステップへと押し上げることに成功した異色作（にして意欲作）、
1991年放映の『鳥人戦隊ジェットマン』。

ここ数年の“スーパーヒーロー集合”を全面に押し出したカタログ商法の恩恵で
現役のヒーローたちばかりではなく、既に放映終了して久しい過去の英雄にも
優秀な開発技術と造形ノウハウが生かされたシニア向け可動フィギュアとしての
スポットが当てられるようになってきたのは、実に喜ばしいことです――

そして、それに伴い……
我らがジェットマンもまた、伝説の彼方からの帰還を果たすこととなりました！

長い冬を乗り越えて「待ちかねたぞ！」とばかりに、山の木々や草花が一斉に
美しく、そして力強い緑色の装いを見せはじめる今の時期の北海道。

アズキナ、アイヌネギ（行者ニンニク）といった、春の恵みの第一陣を経て……
今、この時期の狙い目はと言えば、何と言っても野生のフキに尽きるでしょう。

毎度おなじみ従兄弟のトモちゃん（仮名）と連れ立ってドライブに出かけた先々の
山の中においても、茂みの中に自生しているフキたちの、それはもう見事な姿を
あっちゃこっちゃで見かけることが出来るようになりまして、となればこちらも
みすみす素通りしたり、手ぶらで帰ることなど出来ようはずがなく（笑）。

てなわけで、ひとまずこれが今回分の収穫。
かなり突発的で、時間的にもタイトだっただけにかなり控えめではありますけれど
次回以降はしっかり準備を整えて、気合を入れて臨みたいものです。

で、こんな感じで、ワタクシ的にはフキと言えば「山に入って自分で採ってくるもの」
あるいは「タダで手に入る、この時期にはありふれたもの」という認識だっただけに
後に本州暮らしをするようになってから、このフキが結構な高価で取引されているのを
あっちこっちで見聞きして、ずいぶん驚かされたものです（笑）。

残念ながら今年の場合は、未だその寒さを引きずっていたりもするものの……
とにもかくにも長い冬が去り、北海道にも待望の春がやって参りました。

今・この時期の山菜がまた、春ならではの爽やかさでいろいろと旨いもんですから
食費を浮かせる意味と単純な趣味のふたつを兼ねて、今年もまた休日ともなれば
山菜を求めて原生林の中へ分け入っていく日々が続いています。





で、そんな山歩きのついでに、持参したフィギュアであれこれ撮影するというのも
今やすっかり、ワタクシめの恒例行事となって久しい感があります――

昨年の秋に撮影したスナップとは、また一味違う独特の清冽な美しさというのは
やはり雪が溶け、急速に草木が芽吹きはじめるこの時期ならではのものですので
山菜と同様、この趣もしっかり逃さないようにしたいものです（笑）。

2006年にバンプレストからリリースされていたトレーディング・フィギュア、
コスチューム・パーティこと「メイドカフェコレクション」シリーズ。
かつて第一弾がリリースと同時に市場から瞬殺され、しばし品薄になるほどの
売れ行きにおける瞬間風速を記録したことも、既に忘れ去られつつありますが
少なくともワタクシの、本作に対する「好き」は今なお現在進行形です。

そんな「メイドカフェコレクション」シリーズの商品が、道内某所の某店にて
捨て値に近い価格で並び、更にその表示価格から50％引きまでしてしまうという
凄まじい暴挙（涙）を目にしてしまい、不意にまた熱いモノがこみあげてしまって
即座に店頭在庫分をあるだけ確保してしまいました。

表示価格105円（税込み）が更に半額となるわけですから……
これだけ買っても210円、その安さがまた却って悲しかったり致します（ほろり）。

でもって今回、引き当てたのは上の四体。
大門さんが二体ダブってしまいましたが、まァ何かの折のカスタム素体として
ストックしておけばいいや、ということで。

……以上、財布に優しく、それ故に悲しいお買い得の巻でした（涙）。

本来のターゲットである児童層のみならず、シニア層ファンのシビアな視線をも
少なからず意識しているが故でしょうか、ここ数年の怪獣ソフビの塗装というのは
かつてのように「テレビのそれとは似ても似つかぬサイケな色彩」ということもなく
基本的には映像作品に登場した縫いぐるみのイメージをきちんと踏襲した上での
リアル寄りな塗装が施されています――

それだけに、リペイントの際にもわざわざ全面再塗装を施さずとも、商品における
塗装工程の手間と価格帯設定・人件費などの兼ね合いでオミットせざるを得なかった
「塗装の省略箇所」をちまちまと塗り足してやるだけで、より映像作品に近い怪獣を
比較的お手軽な感じで再現できる、というのが有難いトコロ。

てなわけで、そんな「お手軽チョイ塗り」の遡上に上げましたのはこちら……
去る2011年６月第二週に、“ウルトラ怪獣シリーズＥＸ”レーベルの怪獣ソフビとして
塗装をリニューアルした上での再販がなされた“破滅魔虫・カイザードビシ”です。

基本的にはソフビの成型色と塗装をそのまんま活かしつつ、塗装の省略された箇所を
ちまちまと筆で塗り足してやったり、ソフビ全体に油絵の具でウォッシングを施したり
グレー系塗料による軽めのドライブラシとパステルによって、このソフビ全体の色調を
より複雑で奥行きのある感じにしてみたり……と、まァこんな感じです。

以上、簡単ながらカイザードビシのプチ・リペイントの巻でした〜。

千歳市郊外の農村地帯……
一面に広がる農地と山々に囲まれてぽつりと立つ、遠距離ドライバーにとっての
貴重な憩いの場ともいうべき癒しのスポットがここにあります。

それが、こちらの「花茶（かちゃ）」さん。
四季おりおりの彩り、という絶好のロケーションの中で、これまた本道ならではの
新鮮な牛乳や野菜などの素材をふんだんに活用した、美味しい軽食とデザートを
の〜んびり堪能できる、というお店です。

で、この日はたまたま肌寒かったもんですから、ここのお店の大きな売り物である
アイスクリームの注文は泣く泣く見合わせまして（笑）、もう一つの目玉商品たる
ナポリピッツァをば注文しての昼食タイム。

そりゃもう、各種素材の新鮮さと調理の際の吟味っぷりがよいのも勿論なんですけど
やはり香ばしく、瑞々しい味わいの決め手となるのは、何と言っても厨房に設置された
この石窯による、高熱の中での一気呵成な焼き上げがあらばこそ。

加えてこのお店の場合は、この窓外の眺めが絶妙すぎるスパイスでしてね〜。

なんせ北海道の山暮らしですと、あれこれ必要なものが揃わず苦労しがちなんですが
その分、これくらいのプチ役得は暖かいお気持ちで許して頂ければ、と（笑）。

記録的な今年の寒さの煽りを受け、例年よりも大幅に遅れはしたものの……
ようやくワタクシの住まい近くにおいても、待ちに待った桜の花のピンク色が
視界の中に心地よく飛びこんでくるようになりました。

やっぱ、いいもんですねぇ桜は、実になんとも。

硬質素材と軟質素材の、適材適所による巧みな使い分け……
大ヒットを記録した「MS IN ACTION」シリーズの基本コンセプトを受け継ぎつつ
よりシャープな造形とモールド、そしてかっちりとした遊び応えの魅力を加えて
好評を博しているバンダイの「ＲＯＢＯＴ魂」シリーズ。

以前にガフランをお試し購入してみて以来、この「ロボ魂」シリーズはいいモンだと
遅ればせながら気付かされ、次にお手頃価格で入手できるアイテムはないもんかと
あれこれ物色しておりましたところ、今回また有難いことに、こちらのアイテムをば
安値で入手することが叶いました。

それがこちら――
『機動戦士ガンダム００』第二シーズン登場・イノベイター用モビルスーツの一機
“ガラッゾ”の、ブリング・スタビティ搭乗機カラー版です。

作中におけるスーパーメカとして、従来の常識を遙かに超えた活躍を見せつける
“ガンダム”たちの超・高性能を最大限にアピールし、劇中にて引き立てるため、
敢えて現実世界に一歩踏みとどまった感じの堅実なデザイン・設定がなされていた
第一シーズンの（ガンダム以外の）モビルスーツたちに対して、第二シーズンにて
続々と登場してくるより高性能のＭＳ群、とりわけイノベイターたちが縦横に行使する
「ガ」シリーズのＭＳは、その独特のスタイリングと言い劇中での活躍ぶりといい、
ガンダムを向こうに回す敵役として相応しい、実にケレン味のあるスタイリングでもって
その魅力を高らかにアピールしていました。

そんなガラッゾの魅力を、掌の中で誰でも手軽に堪能できる「ROBOT魂」。
プラモデルのように組み立てる手間がいらず、しかも今回はプラモデルよりも安い
クリアランス価格での販売……とくれば、コレはもう買うしかないでしょう（笑）！

今や押しも押されぬスター女優として大成した感のある宮崎あおい氏が
ヒロイン・菊池ユメ役で声優業に初挑戦した作品……としても一部で有名な
2003年放映のテレビアニメ『魔法遣いに大切なこと』。

正直なところを申し上げてしまいますと、実際に放映されたアニメの方に関しては
さほど食指が動かず、私的評価も芳しくなかったりするのですが（汗）……
その全編を美しく、リリックに彩る、羽毛田丈史氏の作曲による劇中音楽の数々、
特に今夜ご紹介するこのナンバーの完成度は出色で、『魔法遣い〜』という作品とは
切り離した上で、一箇の楽曲として純粋にお気に入りだったりしています。

『魔法遣い』のサウンドトラック・アルバムでも、“一番最初の一曲め”として
収録された本ナンバーは、ある意味においては『魔法遣いに大切なこと』という作品の
音楽世界を代表する「顔」と言っても過言ではないでしょう――
そして同時に本ナンバーは、後にリリースされた羽毛田氏のオリジナル･アルバム
『PRESENTS』にも新録音バージョンによって収録されるという栄誉にも浴しており、
恐らくは羽毛田氏にとっても会心のスコアだったのではないでしょうか。

さて、皆様。
突然ではありますが、こちらの馬車のことを覚えておいででしょうか？

ええ、そうです。
昨年５月３日更新分の記事において一度ご紹介させて貰いました札幌名物、
大通りをのんびり、優雅にねり歩く札幌観光の幌馬車です。

二階建ての幌馬車を引くのは、もちろんこちらの白馬。
フランス原産ペルシュロン種の銀太くん、今年も元気そうでホントに何よりです。

で、せっかくですんでウチの愛娘もちょっと乗っけさせてもらったり（笑）。