遊びをせんとや生まれけり

オリジナルＳＦトイを得意とするタカラ（現・タカラトミー）の商品群の中でも
いまひとつ知名度･人気度的に奮わず、マイナー･ポジションの仇花的地位に
甘んじてしまっている感も強い、1984年ごろ展開の『合体戦士ブロックマン』。

で、こちらが『ブロックマン』アイテムの未開封品。
開封して実際に遊ぶことは叶いませんでしたが、せめてパッケージだけでもと
撮影させてもらい、日々の備忘録代わりとして記事掲載です。

組換えブロック遊びの主幹をなす基本パーツが、ＳＦロボットそのものであるという
所謂「遊びがワイドな有形ブロック思想」の極北とも言うべき『ブロックマン』。

基本コンセプトはじめ、様々な意味で「早すぎた」んでしょうかね〜（しみじみ）。

やけに厳しい夜中の冷えこみに、「もしや」と思いつつ床に入り……
で、翌朝に目を覚ましたら案の定、外は一面の銀世界でした。


てなわけで慌ててベッドから跳ね起き、玄関先の雪かき作業。
……と並行して、先日お迎えしたばかりの「キャラグミン」版ダー様をモデルに
こんな感じでの記念撮影をも敢行。
寒々とした景色ですんで、ダー様の首周りにはマフラーなども巻いてみました。


朝っぱらから除雪作業でひと汗かき、フィギュア撮影でテンション上昇。
喜んで庭を駆け回るわんこと、実は大して変わらぬ我が心性です（笑）。

我が国の特撮ヒーロー番組界の雄“スーパー戦隊シリーズ”の特撮シーンと
アクション･シーンを、アメリカ側で新撮影した人間ドラマパートとの再編集により
よりアメリカの視聴者に馴染みやすいかたちのオリジナル・ストーリーとして構成し
「児童が求めるエンターテインメントの本質」を見事に突いた設定と映像の魅力で
全米規模での大ヒットを記録してシリーズを重ね、20年もの歴史を連ねるに至った
アメリカ版の戦隊シリーズこと、一連の『パワーレンジャー』シリーズ。

その栄光の歴史における「全ての始まり」となった、初代シリーズの主題歌……
ロック･ビートが心地よく冴え渡り、劇中でもレンジャーの活躍を華麗に彩った本曲を
今夜はロング･バージョンのフルコーラス版にてご紹介です。
我が国でもオンエア＆ビデオレンタルがなされたアメリカでのTV放映バージョンでは
OPも含め、サビの部分のみの使用が大多数なだけに、改めて曲の全貌に触れると
また何ともいえない新鮮なヨロコビがあったりなんかも致します（笑）。

“こんな楽しい市場に来ると
　　　　　　　　気持ちが舞い上がっちまうよ！”
（『美味しんぼ』ビッグコミックス第22巻所収
　　　　　　　　　　　　　　　　　　「韓国食試合」より、山岡士郎の台詞）

我が北海道における寿司処として、全国的に有名な小樽市。
それはイコール、新鮮な魚介類が安く入手できるからということでもあるわけで
この小樽に足を踏み入れたからには、それら安値の魚類を手に入れないことには
わざわざ千歳から足を運んだ甲斐もない、というもの。

そんな小樽市民にとっての「台所」として古くから親しまれてきた市場のひとつ、
南樽市場から分離する形で、駐車スケース完備の上でよりアクセスしやすい場所に
新設されたのが、こちらの「新南樽市場」です。
新鮮そのものの魚介類や、それらを活かしたお惣菜類がとにかく安いもんですから
小樽へ足を運ぶ際には、ほぼ必ずと言ってよいほどこちらへ足を運んでしまいますし
またそれを見越した上で、事前のクーラーボックス用意も欠かしません（笑）。

で、新南樽市場の売り場を賑わす魚介類の中でも、今・この季節が旬となれば
何といってもコレですコレ、シャコですよシャコっ！
春先にも採れるのですが、秋に採れる小樽のシャコは特に身が締まって旨く
そのため毎年「小樽しゃこ祭り」なんてイベントも開催されちゃうくらいなのです。

ええ、もちろんしっかり買ってきちゃいましたとも、塩茹でのおシャコ様（笑）。

いろんな食べ方があるシャコですが、今回はごくシンプルに塩茹でそのまんまで。
殻にハサミを入れ、身を引っ張り出して食べる作業に若干のコツがいるのですが
そんな手間暇をかけるに余りあるだけの美味しさです――

さらりと淡い舌触りと、噛み締めるごとにじんわりと溢れ出てくる豊かな滋味。
しっかり食べて精をつけ、万全の態勢で冬本番に臨みたいと思います（笑）。

広い面積を、バーッと一気に塗ってしまいたい時……
塗装時における時間短縮＆労力節約において、缶スプレーは頼れる味方ですが
如何せん、一本ごとの単価が決してお安いものではないのが厳しいトコロ。

で、何気なく足を運び、覗いてみた某量販店の模型用具売り場。
普段ならば一本当たり500円を超えるはずの缶スプレーが、売り場整理の都合で
一本200円という、半額以下のお値打ちプライスがついていた日には！

そりゃあ、買うよね(ﾟ_ﾟ)？

ええ、ええ、そりゃもう――
こんなチャンス、黙って素通りするわけがないですとも（笑）。

本編のメインヒロインたる石動美鈴がレッドキングへのウルトライブを遂げれば、
敵役として登場した変身怪獣ザラガスは、脅威の第三段階変身を本邦初披露。
そして主人公・礼堂ヒカルは、もちろん我らのウルトラマンギンガに大変身！

というわけで、敵も味方も大盤振る舞いの「へんしん大会」的様相を呈していた
今週放送分の『ウルトラマンギンガ』第８話。
それらの要素ひとつひとつの魅力が、本編のドラマやストーリー展開の流れへと
ごく自然なかたちで組み込まれることによって非常にすっきりと見やすく、楽しい
低予算ながらも実に正攻法で、好感の持てる娯楽編になっていました。

と言いますか、前回放映分の第７話が、シュールな画作りや演出上の「お遊び」が
突出しすぎて、トータルな視聴に際して非常に歪な印象を与えるものだっただけに
果たしてこれからどうなるものか、と正直不安だったのですが……
どうやらその不安は幸いにして杞憂に終わってくれたようで、まずは一安心。

「いきなりの変化球で、序盤から視聴者を置いてけぼりにしてはいけない」

……かの『シルバー仮面』１〜２話の轍を再び踏むようなことが起こったのならば
それは『ギンガ』のみならず、シリーズ全体にとっての悲劇ですものね〜（苦笑）。

何はともあれ、第２部のフライトもどうにか持ち直してきたかに見える『ギンガ』。
次回、ウルトラマンダークの暴れっぷりにも大いに期待です！

今月16日にリリースされた、ウルトラ怪獣ソフビのニューフェイス……
現在好評展開中の「ウルトラ怪獣シリーズ500」よりも大きなサイズとボリュームで
強豪怪獣たちをより迫力いっぱいに立体化していこうという「ウルトラ怪獣ＤＸ」の
栄えある第一弾アイテムとしてリリースされた、12月放映の『ウルトラマンギンガ』に
登場が予定されている“超怪獣・スーパーグランドキング”。

まだ映像作品には登場していないにも関わらず、発売されたソフビの売れ行きは
かなり好調な様子で、それは即ちソフビの出来が凄くいいんだろうな……と思って
是非ともコレは欲しい！　と思ったにも関わらず、ワタクシの普段の行動圏からは
アッという間に瞬殺されてしまったようで、これはこのまま手に入らないかも、などと
半ば諦めていたのですが、ちょっと遠出したついでに、いつもは素通りする某店舗を
ちょっと覗いてみたところ、あっさり購入することができたという次第。
まあ、人生ってこんなものですよね、往々にして（笑）。

1500円（税抜）の価格設定に相応しく、大きさはかの840円ソフビと同程度ながらも
尻尾の長さ･太さも含めたトータルなボリューム感が実に素晴らしく、メカニックな
全身のモールドやディティールを精緻に再現した造形の密度と、複雑なフォルムを
よりリアルに再現するための細かなパーツ分割の恩恵としての可動箇所の多さなど
見所･遊びどころの多い、まさしく「ＤＸ」な一品に仕上がっています。

そんな迫力ある造形のソフビだけに、いろいろ弄りがいもあろうというもの――
まあ、その辺に関しては偉大な先達がいて下さるだけに、カスタマイズの際にも
その方向性を思い悩まずに済むのは有難いトコロですかね〜（笑・しみじみ）。

“（前略）食物に例えて言うと、
　伊福部昭や富田勲を豪華フルコースとするなら
　渡辺宙明は街角で食べるコーラやハンバーガーといった所か。
　TVということもあろうが、この軽さ――
　例えばオールナイト東宝大会の後なんか頭蓋の中に重厚伊福部節の余韻が鳴り渡り
　心身充実感溢れる疲労の中、という感じなのだが、
　宙明BGMというのはいくらでも聞いていたい軽快さがサイコーなのである”
（「宇宙船」Vol.６所収
　　　　　　　「初期東映怪人番組論　―二つの支流を中心に―」より抜粋）

上記の文章を「宇宙船」上に寄稿した特撮・アニメ系ライターのパイオニア的存在、
故・富沢雅彦氏をして“エンドレスにして果てしなく聴いていたいね”と言わしめた
1979年リリース、『組曲・バトルフィーバーＪ』収録の本トラック……
来るべき80年代を目前に控えた、79年当時の現代青年たるバトルフィーバー隊と
番組から醸し出される「ナウなフィーリング」の創出に、一役も二役も買ってくれた
アダルトかつ洒脱、そしてひたすらグルーヴィーで心地よいナンバーです。

『ウィザード』も既に放送終了し、今や『鎧武』が大活躍……
そんな2013年下半期の「仮面ライダー」事情ではありますが、ワタクシめは
まだまだ現在進行形で大好きです、『仮面ライダーフォーゼ』。

そんな『フォーゼ』に限らず、昨今の男児向けキャラクター関連商品はと言えば
とにかく放送期間中の１年ないしは半年間に、怒涛のようにアイテムを繰り出し
あれもこれも売りつけてやろうという商魂が凄まじい限りで、それらの全てを
フォローしようと思うと、財布がエンドレスで悲鳴をあげ続けてしまいます――

てなわけで今更になって中古市場の安値で、当時のアイテムを集めている次第。
いやぁ、いつもながら長い前振りでしたねぇ（笑）。

で、今回入手したのがこちら――
『フォーゼ』本放映当時の主力商品だった、関節可動式のアクションフィギュア
「フォーゼ・モジュールチェンジ・シリーズ」より、我らがヒーローの最強形態である
“仮面ライダーフォーゼ・コズミックステイツ”です。


高校生を主人公とした若さ全開のヒーローに相応しく、「青春」そのものの色である
澄んだブルーのカラーリングが爽やかに目を惹くコズミックステイツ。
あくまで児童向けアイテムとしてのタフな耐久性を備えつつ、その枠内において
可能な限り、本編に忠実なリアルタイプ造形のエッセンスをも同居させている
「モジュールチェンジ・シリーズ」のコンセプトは、個人的にはシニア向けである
「Ｓ．Ｈ．フィギュアーツ」以上に好みで、今回のコズミックステイツにおきましても
そんなタフさと遊びやすさという、玩具の醍醐味をうんと満喫させてもらいました。



そして付属のモジュールパーツを、既入手のフォーゼ各ステイツに流用することで
更に遊びの幅を広げられるのも、本シリーズならではの嬉しいポイントです。

以上、遅ればせながら「ＦＭＣＳ」版コズミックステイツ入手のご報告でした〜。

去る2013年11月24日、拙ブログ設置のアクセスカウンターより――
日々の備忘録代わりとして抜粋。



と、まぁ、要はこれだけなんですけどね。
滅多にない綺麗な数字の並びなもんで、なんか意味もなく嬉しくって（笑）。

買い求めやすい価格設定と集めやすいサイズ、そしてラインナップに加えられた
怪獣たちのメジャー・マイナー取り揃えた絶妙にバラエティ豊かな顔ぶれによって
多くのファンから好評とともに迎えられている「ウルトラ怪獣500シリーズ」。

今月２日にリリースされた第５弾アイテムから、本日の哀れな生贄（笑）として
チョイスされたのはこちら、誰も予想だにしていなかったまさか！　のチョイスで
多くのウルトラ＆ソフビファンを驚かさせた『ウルトラマンタロウ』第38話にて登場の
心優しき来訪者、“エフェクト宇宙人・ミラクル星人”です。

何度叩きのめされても懲りることなく、地球を狙い続ける怪獣軍団。
だが安心してほしい、地球には……
この千歳には、正義の人・宙マンがいるのだ！

現役時代から鍛え抜かれた力と技で、怪獣どもの猛攻もなんのその。
華麗なる必殺技の数々が、今日もまた炸裂するぞ。

やったぞ宙マン、絶好調！
かくて怪獣軍団の野望は、またまた正義の前に潰え去ったのであった。

いやぁ、今更ながら……
思い切って買ってよかった、オーブン機能つきのスチームホームレンジ！
コレのおかげで、それまで出来なかった料理がいろいろ出来るようになって
食卓の「可能性」が一気に広がりましたよ、グシシシ（笑）。

で、それらの中でも特に夢中になっている自家製のパン焼き。
今回はいつもとちょっと趣向を変えまして、中東・地中海などでよく食されており
一部ファーストフード店のメニューとしても供されている丸く平べったいあのパン、
“ピタ”というのを焼いてみました。

焼きあがったピタは、断面に野菜やハムを入れてのサンドイッチ仕立てに。
いつものパンとは毛色の違った趣向と味わいで楽しく、美味しかったです。
全て自己責任の範疇ですから、その分好き勝手できるのもいいですよね〜（笑）。

“いつの世にも理不尽なくびきが人を苛む。
　楢井俊平は親しい友を斬った。藩主・松平正高の命であった。
　斬ってのち、俊平は知った。
　主君正高に、家臣の妻を我が物にせんとの下心が動いていた。
　
　主命は主命、人の道は人の道。
　正高の元に連れ去られる、すんでの女を俊平は救った。
　母と子と、そして一人の男の旅が始まる”

“驕れる者の怒りは、彼らにいわれなき烙印を押した。
　楢井俊平並びに森菊、右の両名相謀りて森千之助殺害、
　不義の段、重々もって不届き至極。
　不義者を討ち、子供を奪い、ひいては家を再興すべく菊の舅と義弟が走った。

　俊平の行く手は通称“松平はずし”の網が張られた。
　背後に追っ手、行く手に諸国の松平。
　至る所全て、血に飢えた刃が待ち受ける旅であった”
（『斬り抜ける』初期オープニング・ナレーション）

「武家社会のしがらみと面子、掟」に翻弄され、縛られて苦悩する人々の姿を
基調において展開される、重くやるせない作風が全編に貫かれているがゆえに
視聴率的には苦戦を強いられたものの、そのドラマ性と演技陣の熱演・好演で
今なお根強いファンを有し、カルト時代劇ドラマの傑作として語り継がれている
1974年放映の『斬り抜ける』（第15話より『斬り抜ける・俊平ひとり旅』に改題）。
その毎回のエンディングに流れる、番組主題歌が本曲です。

ザ･ブレッスンフォーの切々たるハーモニーが、重く悲壮な時代設定の本編と
これ以上ないほどのマッチングを見せ、ドラマ終了後のやるせない視聴の余韻を
独特の荒涼たる叙情へと昇華してくれていた、まさに「永遠の名曲」です。

欲しけりゃ買うし、それに安値がつけられていたなら尚のこと……
オタ買い物・永遠普遍の鉄則です（笑）。

そんなわけで、今回もまた中古市場で買って参りましたよ「装着変身」。
先日のロッドフォームで軽く自分の中の『電王』熱が再燃してしまいましたので
今回はこちら、力自慢の“仮面ライダー電王・アックスフォーム”をお迎えです。

基本的に『電王』装着変身シリーズ商品は、同一の可動素体を共用していますので
このアックスフォームも他の各フォーム同様、その素晴らしい可動性能の恩恵を受け
様々なポージングを滑らか、かつ自然に決めて楽しむことが出来ます。



主人公・野上良太郎の体に、未来の時間からやってきた怪人・イマジンたちが
“憑依”することによって異なる能力と個性を同時に獲得して活躍すると言う
『電王』ならではの基本設定は、従来のそれを遥かに上回る関節可動による
ポージングの自由度を大きなウリとして謳った新「装着変身」との相性も抜群で
良太郎を演じた佐藤健氏と、電王各フォームのスーツアクター・高岩成二氏にも
負けず劣らずの「演技力」を、存分に堪能できる逸品です。

以上、簡単ながら「装着変身」電王アックスフォームの開封報告でした。
はてさて、装着変身による電王４フォームの集結はいつの日か――
この調子ですと、案外その日はそう遠くないかもしれません（笑）。