これまでに三商品がリリースされている、ウルトラ怪獣ソフビのニューフェイス……
現在好評展開中の「ウルトラ怪獣シリーズ500」よりも大きなサイズとボリュームで
強豪怪獣たちをより迫力いっぱいに立体化していこうという「ウルトラ怪獣DX」。

その最新アイテムとして、今月12日にリリースされたばかりなのがこちら。
『ウルトラマンガイア』最終エピソードにおける、所謂“ラスボス”的大怪獣として
少ない出番ながらも存在感を見せ付けた“
根源破滅天使・ゾグ(第2形態)”です。

これまでの既発三商品と異なり、このゾグは完全なる新造形というわけではなくて
旧「840円シリーズ」時代の過去商品が、一部パーツを新規のものに変更した上で
リニューアル販売されたもの。
塗装工程が旧「840シリーズ」時代に比べ明らかに減らされ、簡略化されている中
全身にハケ塗りされたメタリック塗装の荒削りさを、劇中におけるゾグの獰猛さを
再現する上での「手段」に転じて効果的に活かそうという姿勢など、生産費用面で
いろいろ苦しい中での、開発陣の工夫のあとが随所に伺え、目を惹きます。

何より本商品の場合、新規リニューアル造形された羽のインパクトやるや絶大で
旧ソフビと並び立たせてみれば、効果のほどは一目瞭然!
あまりに大きな羽ゆえに、屋内の撮影スペースではアングル決めに困ってしまい
今回はこうしてオープンでの撮影、ということになりました。
いや〜、今が暖かい春先でホントによかったです(笑・でも切実)。

以上、今回は「ウルトラ怪獣DX」版ゾグのご紹介の巻でした。
一部パーツ変更により、旧商品のアップデートを図るという方向性は意義深いので
本商品だけに限らず、これからも精力的に試みていってもらいたいところですね〜。

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