一年のうちに何度か、不意にガンプラを組みたくなる熱が再燃するのですが……
ちょうど今がそんな時期なもんで、思わず二個ほど衝動買い。

先日のグシオンリベイクに続き、このたび組んだのは当然こちら。
今はなき「電撃ホビーマガジン」誌において、2002年から2007年前の長きに渡り
連載されてきた小説「
ADVANCE OF Ζ ティターンズの旗のもとに」に登場する
ティターンズ・テスト部隊のMSであり、連載の象徴的な存在として人気も高かった
最新技術評価用の実験機“
ガンダムTR-1 ヘイズル改”です。

最新の兵器を試験的に戦場において運用し、評価する実験機と言う設定ゆえに
見るからに後付けの様々なパーツがごってりと盛り付けられた重装備っぷりと
そのシルエットの歪さが魅力であるこのヘイズル改。

そして、そんな武蔵坊弁慶みたいに着ぶくれ、背負いまくったスタイルにも関わらず
洗練された設計によって、完成後は見た目の印象以上にさまざまなポーズが決まり
豊富な付属品や、他キットとの連動を当初より考慮に入れたコンセプトの優秀さから
価格が抑え目であるにも関わらず、かなりプレイバリューの高い名作ガンプラとして
発売から10年を経た今もなお高い評価を得ているのが本品です。

とりわけ肘の二重関節構造採用で、背中に装備されたビームサーベルの柄に
すんなりと手が届く可動範囲の広さには素直に唸らされますね。

こんな感じで、まずはパチパチっと素組みで仕上げてみたヘイズル改。
更にここから、塗装などのひと手間加えて仕上げていく予定なわけですが……
まぁ、出来はともかく楽しんで取り組んでいきたいと思います(苦笑)。

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