『ウルトラマン80』以来、15年ぶりに放映された国産テレビシリーズとして
1996年の男児キャラクター戦線に颯爽と登場し、数々の新機軸や意欲的要素、
スタッフ・キャスト陣の並々ならぬ意気ごみ、気鋭の若手・実力派ライターによる
バラエティ豊かな脚本が生むストーリー面の充実……などによって大好評を博し、
今日まで至る“ウルトラマンのキャラクタービジネス”の在り方を決定付けた
シリーズにおける「中興の祖」とも言うべき名作『
ウルトラマンティガ』。

そんな『ティガ』の本編中においては、たった1話分の僅かな出番でありながらも
続く『ウルトラマンダイナ』においても再登場を果たし、その頼もしい活躍によって
ウルトラファンに忘れ難い印象を残してくれたガッツウィング1号のバリエーション、
TPCヨーロッパ支部の開発による“
ガッツウィング・クリムゾンドラゴン”。

『ティガ』本放送から20年目の今年、中古品ではありますものの、ようやっと
この名機を我が家にもお迎えすることが出来ました――
機体前部にビームガンを標準装備し、より戦闘的な「キャラ立ち」を成し遂げた
本機のスタイリングだけに、スタンバイ・フライト・ハイパー各モードへの変形も
より野性的に、アクティブな精悍さを伴って決まるような気が致します。

出番は少ないながらも、真紅のカラーリングと相まって印象は鮮烈そのもの。
個人的に大好きな機体ながら、中古市場ではプレミア値がついてお高いことも
決して珍しくなかったりしますので、このたび比較的安価でコレを我が家へと
「お迎え」出来たことは僥倖そのものでした。
いやぁ、これもひとえに日頃の行いが(以下略・笑)。

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