遊びをせんとや生まれけり

何体あっても困りませんし、あればあるほど嬉しくなるのが怪獣ソフビ……
今回もまた御縁あって、新たな怪獣を我が家に「お迎え」できましたので
また、リペイント遊びが捗って嬉しい限りです（笑）。

それが、こちら。
雑誌「クァント」の誌上＆ネット限定販売と言う形でリリースされた
ブルマァク復刻版の“毒ガス怪獣・モグネズン”君です。

当時の商品金型が発見できず、苦肉の策として当時品をベースに
新規に型をとる、と言う手段での製品化ゆえ、オリジナルに比して
全体のモールドやエッジが甘めになってしまった部分もあれども
細部がゴテゴテしていない、シンプルなデザインの怪獣ゆえに
それが商品としての致命傷にならずに済んだのは幸いかと。

そして、その上で……
実際のスーツに比べてややずんぐり気味のデフォルメながらも
一個の怪獣人形としてはバランスよくまとまったプロポーションを
しみじみ堪能するのもまた一興かと。

以上、簡単ながらモグネズンお迎えのご報告の巻でした。
前から欲しかったソフビだけに、念願かなって嬉しい限りです！

北海道において、札幌に次ぐ人口を有する第二の大都市……
……といえばココ、上川総合振興局の所在地でもある旭川市。

彫刻のまち、骨董のまち、文芸のまち、旭川ラーメンの本場。
かくも様々な顔を有する、道内でも古くから栄えてきた旭川市は
また同時に、街を石狩川が横切るがゆえの「橋のまち」でもある。

そんなわけで、幕を開ける『宙マン』の物語。
今回は、そんな旭川市の数多い橋の中でも特にその名を知られた
旭川の象徴、旭橋（あさひばし）の付近よりお送りしよう。

旅行二日目の昼食は、「あさひかわラーメン村」さんにて――

北海道四大ラーメンの一角を成す激戦区・旭川の中でも
人気・実力とも申し分ない８店舗が軒を連ねる楽しいテーマパーク。

行きずりの観光客的には、こういった分かりやすい賑やかさもまた
「ご馳走」だったりするんですよね（笑）。

今回頂いてきたのは、老舗「らーめん加藤」さんの
“こくうま塩ラーメン”。

背脂でコクを出しつつ、塩ラーメンの本分をも見失わないことで
母性的な包容力のある、すっきりながらも深いまろやかさを醸し出す
スープと麺との絶妙な調和。

ほんのり汗をかきつつも、終始心地よく完食。
いやぁ、しみじみ美味でした。

もはや説明不要と言ってよい、一大スタンダード・ナンバー……
今日まで続く『仮面ライダー』栄光の歴史は、ここから始まりました。

そんな永遠の名曲、数多いカヴァーやバージョン違いの中にあっても
恐らく「極め付け」と言ってよい珍バージョンがこちら。
1972年放映のタツノコプロ製メルヘン路線アニメ『樫の木モック』の
モック（を演じる、声優の丸山裕子氏）に、当時の人気ＴＶまんがの
主題歌を歌わせてしまったと言うトンデモ八分、歩いて十六分の
コンパクト版「樫の木モックとうたおう！」に収録されていた本曲。

う〜む……
神をも恐れぬこの所業、サン企画すげぇ（色んな意味で）！！

お待たせしました！

９月６日未明の北海道・胆振東部地震。
北海道における観測史上最大の、震度７を記録した地震の影響で
崖崩れや液状化現象などの被害のみならず、道内全戸停電と言う
未曾有の事態に至ったのは、未だ記憶にも生々しいところです。

そんなわけで、震源たる苫小牧沖にほど近い千歳市在住の私も
全くの「無傷」というわけにはいかず、『宙マン』記事更新ペースが
大きく乱れ、しばしの休載を余儀なくされてしまいましたが……

このたび、どうにか連載再開のめどがたちましたので、その旨を
改めましてここで、皆様にご報告させて頂く次第です。

次回エピソード・第１０３３話は、明日さっそくＵＰの予定。
皆様、どうぞまたお付き合いの程、よろしくお願い致します！

市内「天ぷら倶楽部」さんにて夕食。







スルメイカの不漁や消費税UPなどの厳しい状況下、安くて美味しい天ぷらを
可能な限りの努力とともに供して下さるこちらのお店には
毎度のことながら本当に頭の下がる思いです。

そして、お代わり自由の大根おろしと天つゆを
こんな風に直接ご飯にかけて食べちゃうのが、僕ぁ滅法好きでして。

日本醤油工業株式会社（キッコーニホン）さんの本社にて。











1944年創業、古い歴史の薫りを今に色濃く残してくれている
旭川市でも最古の醤油メーカーです。

町を挙げて、チョウザメの養殖に力を入れている美深町……

そんなチョウザメ料理をフルコースで味わえる宿泊コースがあると聞き
このたびの宿泊先には迷わず美深町の「びふか温泉」を選択。





そう、今回の旅の大きな目的のひとつがそれだったのですよ。

旅は道連れ、世は情け。



一人旅でなく、パートナーを伴っての旅行の何がいいかって……
お互いに違う料理を注文し、それをお互いにつっつきあったり
シェアしあえば、楽しさも美味しさも倍になるんですよね（笑）。

そんなわけで、このたびお邪魔した鷹栖町の「山恵」さんにおいて
毎度おなじみ・従兄弟のトモちゃん（仮名）が注文したのがこちら。
チーズの量に驚かされる“鹿肉のチーズハンバーグ”です。

鉄板の上で熱くとろけるチーズと、デミグラスソースの濃密さ……
なまじの肉ならその濃さに塗りつぶされてしまうところ、しっかりと
自己主張しつつ、手に手を取って旨味をアピールするハンバーグ。
なるほど、これが鹿肉の個性か！！

そして、つけあわせのスープはレモングラス風味の冷製。
濃密な味付けの主菜だけに、ひときわ爽やかさも際立ちます。

……って、それは『ライジン』違い（笑）。


さて、過日の旅行時に思いがけず入手できた逸品……
バンダイ「ソフビ魂」レーベルにてリリースされた、話題のＳＦ映画
『パシフィック・リム／アップライジング』に登場した新たなる怪獣、
その名も恐るべき“ライジン”君。

荷物の片付けや、旅先で撮った写真その他の整理作業と並行して
手元に置き、弄んではニヤニヤしています（笑）。

劇中の異形性を、確かな造形力と塗装でしっかり再現している……
……と言うのは、もはやバンダイ製商品ですから何の危なげもなく
圧倒的な「信頼」の二文字しかないわけなんですが。

それ以上に本品に関しましては、海外製モンスタートイのような
ＰＶＣ製のムクではなく、適度に軽く、適度に柔らかいソフビと言う
慣れ親しんだ材質ならではの良さが手に心地よくって。

あー、もう、かわいいかわいい！
ソフビだから、一緒にお風呂にだって入れるぞーい（笑）！！

北海道の厳しい寒さと風雪に挑み、鉄路を維持し続けた車両……

旧・国鉄のＳＬ全盛時代における排雪列車の虎の子的存在は、
機関車、マックレー、ロータリー、機関車の頭文字四つをとって
「キマロキ」編成の通称で呼ばれていました。





















そんな「キマロキ」編成の列車が、当時のまま展示保存されている
ここ・名寄市、北国博物館前の旧・名寄本線路上。

名寄のシンボルとして、末永く有り続けて欲しいものですねぇ。

何体あっても困りませんし、あればあるほど嬉しくなるのが怪獣ソフビ……
今回もまた御縁あって、新たな怪獣を我が家に「お迎え」できました。


それが、この子！
「ウルトラ怪獣シリーズ」新製品、現時点での最新ウルトラ怪獣たる
豪烈暴獣・ホロボロスのソフビです。

放映中の『ウルトラマンルーブ』においても、今まさに現在進行形で
獰猛そのものの暴れっぷりを見せてくれているホロボロス君。



そのパワフルなイメージを良く捉え、造形も精緻な本アイテムは
実にこれ、「塗りがい」のあるソフビで堪らないですねぇ〜。

この日はお好み焼き――
ソースの老舗である「オタフク」ブランドが、持ち前の奥行きある深い旨味を
最大限に発揮できる一番の晴れ舞台。





それにしてもこの深く複雑な味わいは、他のメーカーのお好み焼きソースでは
ちょっと代替の効かない旨さと輝き。
お好み焼き以外にも様々な応用が効いて、食卓が自然と華やいできますね〜。

日本の近代彫刻史において、大きな足跡と影響とを残した
大正期日本を代表する彫刻家、中原悌二郎氏。



旭川にもゆかりの深い中原氏を記念し、旧陸軍第七師団の迎賓館たる
旧「旭川偕行社」の建物を利用して設けられた彫刻専門の美術館が
現在の「旭川市彫刻美術館」です。



この建物は木造二階建の壮麗な作りで、北海道における洋風の
本格的な倶楽部建築として特徴をもち、優れた意匠も相まって
1989年には国・重要文化財の指定をも受けるに至っています。

中原氏が遺した１２点の彫刻を中心に、数多くの彫刻展示によって
日本の近現代彫刻史を俯瞰できるこの美術館。

館内の撮影自体は許可されているものの、残念ながらその内容を
インターネットやＳＮＳにＵＰするのは不許可、とのことでしたので
その埋め合わせとして、外観をたっぷり撮影してきました――

でもって、その際にモデルとしての初仕事を務めてもらったのが
この日、当地で購入したばかりのfigma版ゆかりん。

う〜む、こういうのも「現地徴用」って言うんでしょうかね（笑）。