“我々は――
いかなる戦いにも負けたことがない
無敵のガッツ星人だ!”

千年虫さんからの今年のお中元、本日の開封はこちら……
完成品フィギュア・ブーム華やかりし1990年代後半に、マーミットから発売された
『ウルトラセブン』コレクションフィギュア・シリーズの“
ガッツ星人”。

そのシャープな描線により創出された硬質のSFワールドの魅力で、あまたある
『ウルトラセブン』のコミカライズ作品群の中でも、際立って高い人気を有する
桑田次郎氏の筆による「週刊少年マガジン」連載漫画において続々と登場した
独特のアレンジが光る宇宙人・怪獣たち……
それらの魅力を忠実に再現してフィギュア化しよう、という当初のコンセプトが
まだ真面目に遵守されていた時期の製品だけに、TVのガッツ星人とは大きく異なる
独特のデフォルメーションが目を引くアイテムです。
この後マーミットの「桑田セブン・フィギュア路線」がいかなる変質を遂げたか……
まぁ、その辺はその、言わぬが花ってことで……ゴニョゴニョ(苦笑)。

様々なガッツ・バリエーションの中でも、漫画媒体でのデビューと言うことで
他のガッツと並び立たせた際の存在感は、まさに孤高のオンリー・ワン。
コレが商品化され、全国の店頭に並んだフィギュア・ブームの勢いと言うのは
今考えても実に、並々ならぬものがありましたよねぇ(しみじみ)。

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