遊びをせんとや生まれけり

昨年・2014年に公開された、ギャレス・エドワーズ氏監督によるアメリカ映画版
『ゴジラ』の好評が追い風となって、去る２月１４日に全４種類がリリースされた
バンダイ“ムービーモンスターＥＸシリーズ”版のゴジラ怪獣ソフビたち。

元々はアメリカ向け商品としてリリースされていたものを我が国でも発売したという
全４種類の中から、今回はこちらの“キングギドラ”をチョイスしての購入です。

マッチョ・スタイルのアクションフィギュアが市場において大きな支持を得ている
アメリカの玩具事情にある程度迎合する形で、映画に登場した東宝特撮怪獣らの
ディティールやプロポーションを忠実に再現すると言うよりは、ソフビ玩具独自の
ややアメコミ的なプロポーション・アレンジが施されているのが本商品の特色。
……そしてそれ以上に、明らかに商品化のモデルになっているのが2001年公開の
『ゴジラ・モスラ・キングギドラ　大怪獣総攻撃』に登場した“千年竜王”としての
ギドラであるにも関わらず、タグには抜け抜けと“宇宙超怪獣”の名が記されていて
いろんな意味で物議を醸しそうな問題作になってしまいました（笑）。

さて、そんなキングギドラ・ソフビの最新作におきまして……
ワタクシが個人的にちょっと感心させられたのが、この尻尾パーツの嵌着。
通常のような水平分割ではなく、敢えて斜めにソフビパーツを分割することにより
ダイナミックな躍動感を「演出」出来る、単純ながら心憎い仕様です。

以上、簡単ながら……
“ムービーモンスターＥＸ”版・キングギドラお迎えのご報告の巻でした〜。