2010/7/28
この前の土曜日、月がとてもきれいだった。
その後毎日夜空を見ているが、天気が悪くて見ることのできない日が続いている。満月も見ることができなかった。
まるで土曜日の月が奇跡のようだ。
ちょうど11時頃、寝ようとしたらベッドの全長を月の光が照らしていた。
カーテンを閉めるのがもったいなく、窓も開けて月の光を入れた。
私はヨガのシャバアサナの体位になって(って、ただ大の字に寝るだけ)、月の光を存分に浴びた。
月読という言葉が頭の中を去来する。ちょうど今、前登志夫の最後のエッセイ集『羽化堂から』を読んでいる。こんな歌がある。
七越の峯より出づる月なくばかの石立ちてさびしからまし

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