2010/11/24
昨日たまたま雪吊を作っているところに遭遇した。
中心となる棒を立てるところなど、見たことがないので、ちょっと寒かったが立ち止まって見ていた。男の人三人がかり。一人が松に登って幹に張り付き、二人が外から眺めながら、涸れた池に入ったり、石の上に登ったりして中心を決め、棒を入れる場所を決める。それから棒を括る位置を決め、すべて段取りを決めたあと、一旦棒を外し、その棒に切り揃えた縄をてっぺんに束ねて括りつける。そして、それを保護するため、藁ぼっちを付ける。一冬頼みますよという感じで藁ぼっちをなでて付けている。
雪吊というのは機能を追求してできた美しさがある。
それを作る職人の男たちもまたかっこいい。

2
1 2 3 4 5 | 《前のページ |
次のページ》