2011/6/1
早くも6月。今月が終わればもう今年も半分終ったことになる。
今年は震災で落ち着かないままここまで来たような気がする。
先日、夫婦で被災地に2週間ボランティアに行ってきた友人と話した。
現場に行けば、本当にその悲惨さが身にしみるという。最初の1週間は半壊した家の片づけ、2週間目は炊き出しをしたらしい。炊き出しのときに小学校2年生の子供が「こうしていると、嫌なことを忘れるね」と言った言葉が印象に残っているという。一瞬にして親を失った小さな子供のトラウマはどれほど深いものだろう。
札幌では何事もなかったかのように美しい季節がめぐってきた。

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