2012/5/31
北斗市に住む息子の所へ留守役で行ってきました。
札幌を出た列車は、苫小牧から森(停車しない)まで海岸線を走ります。私はここが、特に長万部あたりから森へかけての風景が好きで、行も帰りも結局ただただ海を見つめるばかりでした。
水平線が空と溶け合っているかと思うと、いつの間にか鋼色の海が横一線に鋭く伸びる。続く砂浜に白波を見、次の瞬間列車はまるでその上を走っているかのように、ぎりぎりに敷かれた鉄路を行く所があり、山と山の架け橋のようにトンネルを出ると下は海、そしてまたトンネルへ、の所もあります。
凝らして疲れた眼に海を離れた時の緑は、優しく沁みこんできました。いい季節ですね。今日で5月も終り。
(遅くなってすみません)

2
2012/5/30
こんな白い茸(?)を見つけました。
名前が分かる方、教えてください!

4
2012/5/29
少しモダニズムの詩人たちを調べているが、短詩と俳句の境界があいまいで、それはそれでなかなか面白い。たとえば安西冬衛の「春」という詩は、「てふてふが一匹韃靼(だったん)海峡を渡つて行った。」、北川冬彦の「馬」という詩は、「軍港を内臓してゐる。」
こうしてリラ冷えの夜は更けていく。

2
1 2 3 4 5 | 《前のページ |
次のページ》