2016/7/1
咲耶です、拭いても拭いても汗が出る一日でした。手元にある句集を見ていたら、この汗の句が目に止まりました。なんとも庶民的な神父様なのでしょう。親しみやすいですね。

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2016/7/1
麻衣です。今回は歌人高野公彦さんと正木さんの対談「31文字の扉ー詩歌句の未来を語る」(角川短歌7月号)から引きました。普段短歌雑誌は手に取らないのですが、正木さんの名前があるのを見て、読んでみました。短歌と俳句の違いや震災以降の作品についての考察など多岐にわたる、ざっくばらんなお話が掲載されています。
個人的には、正木さんの「俳句はピンポンダッシュのようなもの」という趣旨の発言に深く納得しました。作品をぽーんと投げてみて、あとは自分のものではないと知らん顔するような感覚。一方の高野さんは短歌について「七七があるから、まとめる責任が発生するんですかね」と受けていて、面白かったです。
津田清子さんの名言「俳句は口から出まかせ」も登場します。といっても、この場合の「出まかせ」は感情や知識の深い蓄積の中から、作為を超えて出てくる言葉を差すのだと思いましたが。
ちなみに、掲句は震災以降の備えとしてのヘルメットを詠んだもののようですが、わたしは亡くなった方のものが置いたままなのかなと感じました。

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