2012/2/28

ゆうばりで見た映画:「ホームカミング」  映画
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「ホームカミング」 監督 飯島敏宏

「ウルトラQ」「ウルトラマン」の押しも押されぬメイン監督であり、その後、プロデューサーとして「金曜日の妻たち」を大ヒットさせた名匠 飯島敏宏監督がメガホンをとると同時に、ウルトラファンの間では知らない者のない別名「千束北男」として脚本も手がけた作品。
正直、殆ど前知識はなく、いわゆる「小さい作品」なんだろうなあと勝手に思い込んで見始めたら、冒頭の音楽でビックリ。だって、当たり前のようにオケ「全生」!ええっ、これってもしかしたら結構な「大作」!?実はそうだったんです。お話は、東京郊外の「ニュータウン」に住む主人公(高田純次)が無事定年退職を迎え、あとは息子が嫁を貰って2世帯住宅に住んでくれれば人生万事めでたしめでたしと思っていたら、「こんな街に思い出なんかない。俺は都心に住む!」と宣言されて大ショック。一念発起して、地域再生をかけたお祭りの実行委員を引き受けて頑張る、と言う、いわゆる「ハートウォーミングコメディ」なんですが、クライマックス近く、苦労して作り上げたお祭り広場のステージが台風で崩落してしまうあたりのスケール感といい、完全に制作費数億円規模の映画。まあ、普通の感覚ではこれを「大作」とは呼ばないんでしょうがw、ここ数年、映画作りの現場に関わるようになった福田の感覚から言うと、充分にすげえ大作で驚きましたです。

かつて「ニュータウン」と呼ばれた街は数十年で老人ばかりのすむ地域になり、しかも地域としての連携が弱く「ふるさと」としては機能していないという、本当は日本の抱えるかなり深刻な問題をテーマに、ベテランならではのムダのないシナリオ、安定感と自信に満ち溢れた演出、関根恵子、秋野太作、森次晃嗣 、堀内正美、竜雷太、林隆三などなど「アラカン」キャストの味のある演技が気持ちのいい、ステキな作品に仕上がってます。ムリに泣かそうとかのイヤラしさは皆無だし、いやー、いい映画ですぜー、これ。あ、あと、「駐在さん」を演る麗奈ちゃん(だけ「ちゃん」付けだよ俺・・w)がすごくかわいい。錚々たる顔ぶれのジジババキャスト(失礼)の中でめっちゃ輝いてます。「麗奈」で検索すると、田中麗奈ちゃんばっかり出てきちゃいますがw全く違う人です。
公開日が、不運にも「去年の3月12日」だった事が、この映画の存在が周知のものにならなかった最大の要因でしょう・・・勿体ないわー。今月、WOWOWで何度か放映されるみたいなので、見られる人は是非。あ、もちろん、DVDも出てますよ(^-^)/

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