2005/12/16

文京区  
このネタでもうちょっとひっぱるw。

その昔、東京都立の高校には「学区」というものがあった。
城北地域の板橋区は、北区、豊島区、文京区とともに「第四学区」に含まれ、
進学する高校は「その学区内のどこかの「群」に属する高校」と規定されていた。
福田が選んだのは、「第四学区 一群」(通称 41群)の小石川高校、竹早高校。
どちらに割り振られるかは抽選で決まる。今考えると、妙ちくりんなシステムだw。
最終的に、福田は、竹早高校に進学することになった。
福田の住んでいた板橋区坂下の「蓮根駅」(れんこん、ではなく、はすね、と読む)から、都営地下鉄三田線に乗り、「春日駅」で下車。
そこからバスで停留所3つで竹早高校だったが、福田は徒歩で約20分の道のりを毎日歩いた。
通学路には、小石川後楽園、蒟蒻閻魔(こんにゃくえんま)、家康の実母の墓がある伝通院、小石川植物園などが点在し、文学少年気取りの福田には、最高のシチエーションだったのだ。
夏目漱石の「こころ」に登場する蒟蒻閻魔や伝通院のあたりは、特に。

>>>私は外套を濡らして例の通り蒟蒻閻魔を抜けて
細い坂道を上がって宅へ帰りました<<<

>>>二人は伝通院の裏手から植物園の通りを
ぐるりと廻って又富坂の下へ出ました<<<

漱石が書いているとおりの道を通って学校に向かう、というのはなんとも気持ちよかった。そのうちガールフレンドが出来て、毎日同じ道を歩いた。でもなんせ、一切が安定しないその頃であるからしてw、一人で歩いている時より楽しかったか、というと、まるでそうでもなく。全く、もう二度と経験したくない「時期」ではある。

まあそれはさておき。
文京区の散策、というのはなかなかステキなので、もし機会があったら是非どうぞ。
福田もそのうち、もう一回通学路をたどるイベントとか個人的にしてみたいと思う。
実に年よりっぺー企画だがw。


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