2006/11/29

そして甲府、松本  ライブ
というわけで、オールナイトが終わり朝6時に帰宅、7時就寝、11時起床、
12時に家を出て、13時の「あずさ」に乗り、甲府へ。

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会館前では、見事に並んだ「入り待ち」のみなさんが!
あんまり物凄いながめだったので、写真撮らせていただきましたw。

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ライブ後はバスで松本へ移動。すぐに始まる酒盛り。

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花火の詰め合わせみたいなツマミ詰め合わせw。

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「みどり湖パーキングエリア」で休憩。

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おれはこれ、食いたくない。

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餃子丸ごと入ってるだけなんですね・・ああ・・・

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これはもっとやだ。ちなみに、この写真の色、ほぼ原盤どおり・
いったい「なにソバ」・・・???

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雨でしたなー。

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翌日、お馴染み、ツメ崩壊。

2006/11/29

映画における表現の自由を考える夕べ(これも長い!)  映画
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その後、夜11時から、オールナイト企画「映画における表現の自由を考える夕べ」。
なんだかものすごいタイトルw。
東京ファンタでプログラミングディレクターをやっていた大場しょう太氏の企画で、
さすが、実に「ファンタ的」なオールナイト。

まずは「映画美学校」がプロデュース、当校の講師でもある篠崎誠監督が学生スタッフを総動員して撮った『殺しのはらわた』。30分の短編だが、30分内に20人以上がばったばた死ぬ大流血アクション。総予算が180万円しかなかったそうなので、部分的にはものすごーく「学生映画」っぽいのだが、嶋田久作扮する冷酷非情な殺し屋が、自分の妻と幼い息子の額を平然と銃で打ち抜くシーンなど、まさに脳内鉄拳制裁みたいな描写もあり、映画の暴力描写、に対して実に真摯に(でも楽しんで)向き合った作品。

この映画の上映の後、篠崎誠監督、清水崇監督、山口雄大監督、佐藤佐吉監督、そして映画秘宝の高橋ヨシキ氏が壇上にあがって「表現規制」に関するトークショウ。
内容的には、残念ながら大場氏のシキリがいまいちで、各人が映倫の審査に関して個人的な体験をしゃべる、というだけのものになってしまった感は否めず、「表現の規制」そのものが根源的に内包している問題点に切り込む、みたいな局面はゼロ。
「コメディ映画に対しては笑わせすぎだ、という批判がないのに、ホラー映画に関してだけ怖がらせすぎだ、とう批判はおかしい」という物言いは確かにギャグとしては面白いのだが、面白いだけで全然「本質的」じゃない。
ホラーは「普通は絶対に忌み嫌われる表現」をあえて採用する、という点で、やはり「普通ではない」ワケで、少なくとも、その「普通ではない」ものを何故我々は心から愛するのか、という立脚点から,「愛を阻害する要素」としての規制、を語り起こすべきだったんじゃなかろうか。というような事を考えながら話を聞いていたら、福田はちょっと眠くなった。
でも、ほぼ日本公開が出来ないだろう、とされているホラーアクション「The Hills Have Eyes」の予告編上映は盛り上がった。
この映画、アメリカがかつて核実験を繰り返した砂漠に住んでいた住人がミュータント化して旅行者を襲う、という設定だけで、実は日本ではほぼ絶対に公開できない。
要するに、「被曝者を怪物として描いている」から。なんだ、その考え方。誰も、ヒロシマ、ナガサキの被曝者の事なんて言ってない。
なのに、「被曝者」を題材にしている、というだけで、規制がかかる。どう考えてもおかしい。絶対に間違っている、と俺は思う。しかし、この「タブー」によって、日本国内では絶対に見ることの出来ないSF作品が、実はいくつも存在しているのです。

トークショーの後は、「スクール・オブ・ロック」でメジャーになったリチャード・リンクレイター監督の『スキャナー・ダークリー』。全編、実写をトレースしたアニメ風画面で、キアヌ・リーブス扮するドラッグ捜査官のアイデンティティ崩壊を描く近未来SF。相当の意欲作だが、画面作りの方法論からしてちょっと独りよがりかなあ・・・何より、オールナイトで疲れ気味の目には相当シンドい作品だった。もう一度、昼間に見てみるかなw。

最後は、「メリーに首ったけ」や「いとしのローズマリー」などのコメディを撮ったヒットメーカー ボビー&ピーター・ファレリー兄弟がプロデュースしたコメディ『The Ringer』 (原題)。
なぜこの映画が「表現の自由を考える夕べ」で上映されるかというと、これが「スペシャル(知能障害者)・オリンピック」を題材にしたコメディで、本国アメリカではクリスマスシーズンのメジャー映画、としてロードショウされた作品であるにもかかわらず、
日本では、「知能障害者を笑いのネタにしている」という「だけ」でオクラ入りになりかけた、という経緯があるからだ。
とにかくめちゃくちゃな善人であるがゆえに借金地獄に陥ってしまった主人公スティービーが、ろでなしの叔父に相談を持ちかけた結果、「スペシャル(知能障害者)・オリンピック」に出場して勝利しろ、というとんでもない話に。ステービーは良心の呵責にさいなまれつつも「スペシャル」を装って、オリンピックの合宿地にもぐりこむのだが・・・という話で、展開がスピーディで実に楽しく、「スペシャル」の仲間たちが本当にユーモラスにあたたかく描かれている。これを見て、普段日常的に接する機会の少ない「スペシャル」のみなさんに親近感が増すことはあっても、嫌悪感が増長されるなんてことは絶対にありえない、と福田は断言する。ちなみに、この日、この作品の上映が終わると、物凄く口うるさい映画オタクしか残っていない客席から、大きな拍手が沸きあがった(しかも2度も!)。ほんとうに楽しく、素直に心温まる映画、だったのだ。にも関わらず、「題材的にどうもねえ」という程度の判断だけで「買い手がつかない」「公開が決まらない」という現実。なさけないが、これが今の日本の映画界、もっと広く言えば、「これが日本と言う国」なのだ。
この映画、配給元の20世紀FOXの「本当は配給担当ではない社員」の努力によって、漸く来年、渋谷のシアターNという小さな映画館でロードショウされることになったそうだ。みなさん、是非、こぞって見にいってくださいまし。



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