2007/1/31

合掌  
30日、31日、と、告別式が続いた。

昨日30日は、福田の幼馴染の友人の父上の告別式。77才だったという。
俺の父親よりは2年長生き。まあ、75才をすぎれば、ある程度の「あきらめ」もつく。
変な表現だが、穏やかな、いい告別式だった。

そして今日31日。福田のごく近しい音楽仲間の息子さんの告別式。
クモ膜下出血で急逝した彼は、まだ28才だった。酷い。
棺の中で眠っているようにしか見えない息子の額に自分の額をくっつけて、
友人は静かに「ありがとう」と言った。俺ははじめて「他人」の告別式で泣いた。
あんなにも悲しい告別式があるんだなあ。実は今も、涙が止まらない。

2007/1/31

ハマりました  DVD
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去年、劇場で公開されたのを見事に見過ごしていた「NEW HAL&BONS」のDVD。
ここのところ、寝る前に必ず一回観てます(ほんとう)。
とにかく、モチくん、面白すぎ。福田は、モチくんの歌やアクションをフルコピーするまで見続けるでしょう、多分。まあ、今までにもいろいろ、必見!、とか、
観ろ!、とか書いてきましたが、ここまで心から推薦する作品は殆どありません。
大袈裟でもなんでもなく、とにかく、これはヤバいです。
一刻も早く観ましょう

2007/1/31

27日初日  映画
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夏目漱石の短編連作「夢十夜」を原作として、実相寺監督が、おととし「ウルトラマンマックス」を撮るちょっと前に完成させていた短篇を含む、全10作の短編で構成されたオムニバス。これが予想をはるかに上回って面白かった。10本、ほとんどヘコんだ作品なし。非常にバランスの取れたオムニバスになっている。ユーモラスな作品も多いのだが、福田としては、「リアリズムの宿」や「リンダリンダリンダ」を撮ったすごくマトモな人間、と勝手に思い込んでいた山下敦弘監督のキチガイぶりに爆笑。やっぱり映像作家っていうのは基本、狂ってる。
それにしても、トップバッターを飾る実相寺監督作品の、なんという凄さ。
圧巻、というのはこういうのを言う。
これを見るだけでも1800円払う価値は十分。

2007/1/31

いまさら観た  映画
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ウワサというのもコワい。結局観ちまった。
いやなんせ、あまりにも評判よかったから。で、結果。よかった
少なくとも、ロジャー・ムーアのボンド就任以降、パッパラパーのお子ちゃまアクション映画化していた「007映画」(まあ、それはそれでいいんだが)とは完全に異質。公開前、どう見たってKGBの悪役スパイにしか見えない、と叩かれまくっていたダニエル・クレイグが、とにかくかっちぶーであります。走る姿はT2だし。
シナリオのご都合主義とハードボイルドさのブレンド具合がとてもよい。と思ったら、ここにもポール・ハギスの名が。すげえなあ、ハギス。絶好調ですな。
端的に言うと、昭和ガメラシリーズが平成ガメラシリーズに切り替わった時のような感覚を、007シリーズのファンは感じているんだろうと思う(あんまり「端的」じゃないか・・・)。次回作に期待。

2007/1/31

いまさら読んだ  
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「ベストセラー」というのはコワい。やっぱり買ってみちゃうもんなあw。
タイトルの物々しさと、実は物凄く平易にユーモアたっぷりに書かれた「軽い読み物」であるところがよく売れよく読まれた原因だろう。「結論」にはうなずける部分も多いが、その結論を導く手法はまさに我田引水。反証の可能性は確信犯的に無視。例えば、「俳句」という文学形式から日本人の情緒の素晴らしさを語るのはいいんですが、では英語に情緒はないのか、という検証は「この際無視」。英語にだって、英語表現でしか伝わらない情緒が確実にあるんですが(あたりまえ)。それから、「卑怯」を憎む武士道、は確かに素晴らしいが、西欧にだって「Not Fair」があり、騎士道がある。でもそういうことは「全部無視」。とにかくひたすら「日本人はすごくいい民族なんだからがんばろう」と繰り返すだけ。筆者も(いくばくかの自戒とユーモアを込めて)言っているが、「誇張と大風呂敷」だらけな内容で、要するに、「横丁の隠居オヤジの小言」みたいな本。反論しようと思えば幾らでも出来るが、案外いい事も言ってるので、まあ、いいか、みたいな。まあ、すごくヒマだったら読んでみてくださいw。
それにしても、新潮新書の「タイトルのつけ方」はうまい。
他にも「人は見た目が9割」とか「怪獣の名前はなぜガギグゲゴなのか」とか、タイトルに惹かれて思わず買っちまいました。でも、両方とも、はっきり言ってすごーーーくつまらなかったです。編集部の策略にヤラれましたw。みなさん、新潮新書のタイトル買いには要注意。

2007/1/27

2006年 映画BEST10  映画
忙しくてブログのアップが全然出来ん!
とりあえず、恒例の映画BEST10でお茶濁しーww。


1、鉄コン筋クリート

間違いなく、去年完成した全ての映像作品中のベスト、と確信。
スタッフの志の高さと、実際に出来上がった作品のレベルが見事に一致した
稀有な例としても、長く記憶されるべき傑作。

2、ホテル・ルワンダ

実話を題材にした骨太エンタテインメントとして最上級の作品。
今更のように書くが、この映画をオクラにしようとしていた映画関係者たちは
ほんとうにクソだ。

3、硫黄島からの手紙

C・イーストウッドって本当に凄い監督なんだ、と、心から思ったのは実はこの作品が初めて。すみません。「ちゃんとした映画」というのが一体なんなのか、を、今更のように平然と提示して見せていただきました。シナリオも含め、まさに「格の違う」映画。敬礼。

4、紀子の食卓

「自殺サークル」の正統的続編であり解決篇でもある、穏やかな絶望と再生への意思に
満ちた傑作。主演女優3人が全て素晴らしく、園子温もやっぱり素晴らしい。最近日本映画の興行成績がいい、と話題になっているが、こういう素晴らしい作品が単館上映でほとんど人知れずに上映されて消えていく、という状況を考えると、世の中やっぱり間違ってると思う(今更だけど)。「日本沈没」見て泣くようなおそるべき「映画白痴」どもに支えられた「映画業界の活況」・・・・FUCK。

5、カーズ

あんな、車に顔がついてるキャラしか出てこない話に入り込めるのかよ、とか思って、ちょっとナメて見はじめたのだが、とんでもごさいません。めっちゃくちゃ感動してしまいました。なんでこういう芸当ができるかなあ。ラセター監督、ほんとにすげえ。ピクサー、おそるべし。ただただ、尊敬。

6、ユナイテッド93

本当は米軍に撃墜されたらしい93便だが、まあ、その話は置いておいて。この映画は傑作。ひとつまちがえばただのキワモノになってしまう作品を、ここまできちんと撮りきった監督の力量はハンパじゃない。

7、ディセント

狭いよー、暗いよー、怖いよー、グロいよー、でも、実は、心理ドラマだったりもする。バカなふりをして(まあ事実バカなんだが)実は相当頭のいいホラー。世の中にはアホーもたくさんいるが、優秀な人々もたくさんいるんだねえ、と素直に思える作品。こういう映画が作りたいなあ。

8、パフューム

すんごく面白いのだが、敢てこのへんに置いておくw。

9、グエムル

なんたって怪獣だし。だから日本ではコケちゃったんだろうけど。こんな面白い映画をちゃんと評価できないから福田に「映画白痴」って言われちゃうんだよ、みんな(って誰に言ってんだ・・・・)

10、トンマッコルへようこそ

思い出してみると、これ、やっぱり面白いのであります。ただ、この映画を、「癒し系映画」として宣伝していた配給会社はダメ。おかげで、福田はこの映画、あやうく見落とすところだった。燃える「戦争アクション」ですよ。割り切ってどうぞ!

その他、「去年の映画」だったのに見落としてて今年DVDで見た中では「ハイテンション」とD・クローネンバーグの「ヒストリー・オブ・バイオレンス」が素晴らしかった。「ハイテンション」のアレクサンドル・アジャ監督は、この映画を撮った時25歳。凄い才能の持ち主なので、今後がほんとうに楽しみ。

ついでなんで、WORST5

1、陽気なギャングが世界をまわす

まわさない。

2、日本沈没

沈没しない(ネタバレ)。

3、神の左手 悪魔の右手

この映画はほんとにダメだ。ここまで予算がないんだったら、この原作、撮るなよ。頼む。

4、ガメラ 〜小さき勇者たち〜

ああ、ほんとーーーーに切ない。いろんな意味で、ほんとーーーーーに切ない。

5、オーメン

ダメアン・・・・

2007/1/15

バカ深度 6  フィギア
最近、あれこれこまごま忙しくて、フェスで買って来た子たちやモノの詳細がほとんどアップできない。しかしあらゆるものが着実に増加し続けている事実は変わらず。

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ついに、「廊下」消滅。

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シンセ一台消滅。

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巨大なG3首出現。

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ああ、とうとうジオラマ(21,000円)まで。

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ギララに交代。あお〜〜〜ん!!!!

2007/1/14

キューピーあげたら  フィギア
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ちょっと嬉しそう。

2007/1/10

泣ける年賀状  怪獣
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福田の大切な「ダメオトナ友達」の一人、海老原優さんにいただいた
年賀状のイラストであります。素晴らしい!
ここに描かれた怪獣たちは、何故天を仰いで泣いているのか。
そんなことはもちろん説明しません。
いまはただ、泣け!!

2007/1/10

パプリカ。鉄コン。  映画
両方とも、観たのは去年。

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プロダクションIGと並ぶ「ジャパニメーション」の旗手
マッドハウスが、文字通り総力を上げた圧倒的な力作で、
完成度もメチャクチャ高い。文句なしの傑作。
・・・なのだが、福田は個人的に、どうも入り込めず。
今敏監督作品独特のカッチリしたキャラデザインと、
林原めぐみ、古谷徹、といったベテラン声優陣の、良くも悪くも定型的な演技が、
作品の世界観全体に妙な「手堅さ」を横溢させていて、
それが、「夢」というテーマとなんとなく不整合なような気がするのだ。
一種の「クラシックアニメ」のような雰囲気で「SF」という古いジャンルwを
あえて正攻法で真っ向から描こうとしたのだ、という解釈も成り立つし、
それはそれで大いに評価できるのだが、福田は残念ながら、
前回の「東京ゴッドファーザーズ」のほうがはるかに好き。
でも、素晴らしい作品である事は間違いないので、観る価値は十分。

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評価は分かれるかも知れないが、福田はこっち派。
「鉄コン筋クリート」が発表された1993年の時点では、
この作品がここまでの完璧なビジュアルで映画化されうるとは、
福田は想像すら出来なかった。
だから、その当時からこの作品にほれ込んで、10年以上の歳月を経て
ついに映像化にこぎつけたマイケル・アリアスは、それだけでほんとうにほんとうにエラい。
しかも、ただ単に映像化しただけでなく、今現在アニメーションという分野が提示できる、
間違いなく最高峰の作品を作っちゃったんだからなおエラい。
福田としては、シロの声(蒼井優)にずっと付きまとった違和感(これには物凄い賛否両論があるらしいが、福田は、やっぱり「普通の男の子」にやってほしかった・・・)を除き、
100点満点で110点

あらゆる面でこの作品を凌駕する作品が出てくるには、少なくとも5年かかる、と思う。
「新世紀的テクノロジー」に満ちたビジュアルと、70年代的暗澹と都市論と少年論と暴力論、メタファーとリアリズム、そしてファンタジーがごちゃ混ぜになった傑作中の傑作
原作にあった静止画の混沌が、何の説明もなしに空を飛べる少年たちの「具体的な」描写へと昇華している点は、特に感動的。
これが、アニメーション、というものだ
これほど「映画館で観なければならない映画」は、殆ど存在しない。


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