2007/2/28
2/23 ビデオフォーラム ゆうばりファンタ

一本目。25分の短編「4日間」。不条理劇風。長回しなのに役者の演技がしんどく、ビンボーゆすりとまらず。めずらしく「同名」の監督が撮ってるんで、意味もなくちょっと期待したんだが。何がやりたくて撮ったんだろう、これ。

二本目。43分の中編「トレポネマ」。監督の松梨さんが挨拶で確信犯的自画自賛をしていたので、これまたちょっと期待したが、残念な出来。
「小劇場」の若い役者達のドタバタ群像劇で、ちょっとミステリーあり、最後はあらら・・・な作品なのだが、シナリオも演出も空回り。最も辛かったのは女優陣が可愛くないこと。それだけで「映画」って十分シンドい、ということを図らずしも証明してしまった作品。

三本目。88分の長編「ヒミコさん」。2004年に「ラッパー慕情」という世にも気の狂った映画を撮って、ごく一部の映画マニアおよび映画関係者から絶大な支持(なんせ、かの町山智浩氏は「映画秘宝」2004年ベスト10選出で「ラッパー慕情」をその年のBEST1に選出している!)を受けている藤原章監督の最新作。
「ラッパー慕情」以上に気の狂ったやりたい放題の作品に仕上がっており、今回の「ビデオフォーラム」で、上映が終わった時点で拍手が全くおこらなかった唯一の作品w。
とにかくこのキチガイな世界を88分間も続けるパワーは圧巻で、特別出演の井口昇監督や園子温監督の名演(ほんとに名演!)も素晴らしい。でも多分、見終わった時点でほぼ誰もが、あーやっと終わった!!、とほっと胸をなでおろす作品であることは保障する。

四本目。10分の短編「好夏 zero」。基本的に、主演している百瀬絵理奈のPV。
映像はとてもきれいで、百瀬絵理奈もとても可愛らしい。それで全部。

五本目。46分の中編「夜へ・・・」。30代の孤独なOLが、終電に乗り遅れた駅で偶然出会ったヤクザ男に恋をするという、ありそうで絶対なさそうな出会い系ムービー。女性の行動に関するリアリティには決定的に欠けるが、映像がとても美しく、切ないフィルムノワール的な雰囲気がうまく表現できてはいる。中田圭監督は今後、どんどんメジャーに出てくる可能性あり。

六本目。99分の長編「ウール100%」。びっくりした。他の作品には悪いが、なぜこんな素晴らしい作品がここでこんな形で上映されるんだ?という程の傑作(今回の上映に至る経緯は最終日に監督に直接聞いたので、また後日)。

町外れに住む、なんでも拾ってきて大事にしてしまうおばあさん姉妹「梅さん」「亀さん」をめぐるファンタジーで、福田のツボを完全に直撃。ここ数年内で見た全ての邦画の中でもBEST5に入る。去年、ユーロスペースのレイトショーでひそかに公開されたそうだが、お恥ずかしい話、福田は全く知らなかった。ここでまたもや福田、同じような事を書かねばならない。
こんな素晴らしい映画が殆ど誰にも知られずに公開されてしまっているにも関わらず、「日本映画は活況」とか言っている業界はほんとうにクソだ。
5月下旬にDVDが発売されるそうなので、みなさん、これは是非「買って」観てください。
それが、日本映画の未来のため、です。福田は、富永舞監督を応援します。
2007/2/28
ゆうばり応援映画祭 2/23 ゆうばりファンタ
今日(2/28)は風邪で一日寝ていた。仕事が出来る状態ではないので、
ゆるゆるとアップ作業でもしてみる。

2/23は朝からなんと雨。2月の夕張で「雨」!ここまできたか地球温暖化・・・

こうやって見れば、じつに雪国っぽい景色なんだがなあ。

こういう旗が町のそこここに。逆に切ねーんだ、これが。

去年、時間が合わずに入り損ねたラーメン屋へ。

写真撮る前に、うっかり一口食ってしまった。
それだけで妙にマヌケに写ってしまうラーメン。映像ってコワいね。
味はよし!

文化スポーツセンターに着き、まずは休憩所でコーヒー。


いろんな展示あり。去年のファンタの写真が懐かしい。

地元のボランティアのみなさんが色々用意してくれてます。

素敵、とは言わないけど、イイ感じ。

もっと値段高く設定すればいいのに。

おいしゅうございました。

まずは「研修室」で行われるビデオフォーラム上映開始待ちの列に並ぶ。

階段からロビー見下ろしの図。ここにもいろんな売店あり。

学校の教室くらいの広さの「研修室」には、主催者側の予想以上に
お客さんがぎっしり。あわてて追加のパイプ椅子を用意してました。
この日ここでは、短編から長編まで、合計6本を上映。
全作品の上映前に、監督やスタッフの舞台挨拶(ただし「舞台」はない)あり。
ほぼ一本の上映ごとに観客を入れ替えるので、全部見ようとすると
会場を出てすぐに並び直さなければならず、トイレにもなかなかいけない、という
案外サバイバルな状況でしたw。
ゆるゆるとアップ作業でもしてみる。

2/23は朝からなんと雨。2月の夕張で「雨」!ここまできたか地球温暖化・・・

こうやって見れば、じつに雪国っぽい景色なんだがなあ。

こういう旗が町のそこここに。逆に切ねーんだ、これが。

去年、時間が合わずに入り損ねたラーメン屋へ。

写真撮る前に、うっかり一口食ってしまった。
それだけで妙にマヌケに写ってしまうラーメン。映像ってコワいね。
味はよし!

文化スポーツセンターに着き、まずは休憩所でコーヒー。


いろんな展示あり。去年のファンタの写真が懐かしい。

地元のボランティアのみなさんが色々用意してくれてます。

素敵、とは言わないけど、イイ感じ。

もっと値段高く設定すればいいのに。

おいしゅうございました。

まずは「研修室」で行われるビデオフォーラム上映開始待ちの列に並ぶ。

階段からロビー見下ろしの図。ここにもいろんな売店あり。

学校の教室くらいの広さの「研修室」には、主催者側の予想以上に
お客さんがぎっしり。あわてて追加のパイプ椅子を用意してました。
この日ここでは、短編から長編まで、合計6本を上映。
全作品の上映前に、監督やスタッフの舞台挨拶(ただし「舞台」はない)あり。
ほぼ一本の上映ごとに観客を入れ替えるので、全部見ようとすると
会場を出てすぐに並び直さなければならず、トイレにもなかなかいけない、という
案外サバイバルな状況でしたw。
2007/2/27
ロッキー ザ・ファイナル ゆうばりファンタ


そうこうするうち、実行委員長の映画評論家、品田雄吉さんの簡単な挨拶があり、
その後、全身に金粉を塗りたくったシルベスター・スタローンが登場。
会場を縦横無尽に走りまくり、そのうち筋肉増強剤の効き目が切れてさわやかに退場。
なワケないか。「ロッキー3」の時に宣伝用に作った等身大のフィギアだそうで、
なかなか笑えた。
で、映画「ロッキー ザ・ファイナル」(原題は「ロッキー・バルモア」)。
無名の映画青年だったシルベスター・スタローンが脚本を書き自ら主演して誰も予想しなかったメガヒットを達成、なんとアカデミー作品賞までかっさらってしまった「ロッキー」。スポ根映画の体裁をとりながら、実はセンチメンタルな「純情系青春恋愛映画」として、あそこまで見事にラストで観客を泣かせた映画は稀有で、有名すぎるほど有名なあの「ロッキーのテーマ」とともに、映画史上、記憶されるべき作品と言っていい。しかし、2作目以降、1作目に横溢していたリアリズムを失い、どんどんアメリカのマッチョ主義の代名詞的作品になっていき、「ソビエト」の選手とリングの上で代理戦争する映画になり、その結果、実は「ロッキー」は「5」まで作られていた事を知っている人間は相当少ない、という程度の作品に「成り下がっていた」。そんなシリーズがとうとう「ザ・ファイナル」を迎える、とか言われてもねえ。正直そう思うでしょ。
だいたい、50歳すぎてボクシング出来るわけねーじゃん?スタローンってほんと、しょうもねえなあ。でもまあ、タダだし。東京じゃ絶対見ないし。そんな、殆ど斜め後ろ向きな気持ちwで見始めたのだが、これが、今回の「ゆうばりマジック」なのかどうか分からないが、思いのほかよかった。
まず、作品全体のテイストが明らかに1作目に近い。いい意味で、地味。かつ、老いた元チャンピオン、ロッキーの存在感がちゃんと切ない。「ガンで亡くなった」(らしい)愛妻エイドリアンの命日、墓のそばにぽつんと座っている姿は、それだけで哀しい。お見事。ロッキーのセリフは確かに説教臭かったりもするのだが、明らかに「加齢」のもたらすいい効果、で、口うるさいマッチョオヤジ、ではなく、「無骨で善良なボクシングバカ」というイメージがちゃんと出た。トレーナーに「お前にはもうスピードはない!骨はガタガタ、関節もサビついていてスパーリングも出来ない!残っているのはパワーだけだ。墓の中の先祖まで吹き飛ばすようなパワーをつけろ!」と叱咤激励されて始まる凄まじいトレーニングシーンにも、「無骨者」の哀愁がある。年をとる、っていうのは大事な事なんだねえ、とか思いつつw、スタローンって実は相当いい役者なんだ、という事がわかる、拾いものの作品。「ロッキー」の1作目が好きな人間には十分楽しめ、かつ、感動も出来る佳作。ちなみに上映後、夕張のお客さんたちがとても熱心に拍手を送っていたのが印象的。
2007/2/27
ゆうばり応援映画祭 2/22 ゆうばりファンタ
忙しい忙しいと言いつつ、今年も夕張へ行くヤツ・・・
「ゆうばりファンタ」が中止になった今年だからこそ、
「映画キチガイ」としては、どんなに忙しくても行かねばなるまい!
なんて覚悟で行ったワケじゃもちろんなく。単に、またあの、
「他にすることなんにもないから朝から晩まで映画漬け」の快感に浸りに参りました。

いい天気。

今回の「応援映画祭」では映画チケットの「販売」がない分、ゲットする手続きがめんどくさかったので、いわゆる「ツアー」(上映される全映画の整理券が自動的についてくる)に参加。なので、札幌から夕張までは「団体専用列車」に乗車。団体移動はタルいが、電車移動そのものはなかなかよし。

丘を越え♪

川を渡り♪

夕張近くの各駅では、ホームでの歓迎あり。
寒いのに、ありがとうございます。

着いたら驚いた(丹波風)。ものすごい数の取材陣!
福田はいち早く、到着したツアー客の列から脱出、取材陣を背後から取材w。

財政破綻して「ゆうばりファンタ」を開催できなくなった夕張市を少しでも盛り上げようと、東京の映画関係者(個人、法人を問わず)が完全に手弁当で企画し実現にこぎつけた今回の「応援映画祭」は、やっぱりそれなりのニュースソースとして注目されているらしい。確かに、夕張市側の予算は完全に「ゼロ」という状態で、このイベントが開催されている事は、ほぼ奇跡に近い。「ゆうばりファンタ」が17年間かけて培ってきたものの価値を改めて感じる。

それにしても気温高し。地面、びしょびしょ。

夕張市民手作りのドラえもん(だろ、これ・・)、溶けそう。

でもまあ、やっぱり寒そうなアラン・ドロン。

十分寒そうな町並み。

「幸福の黄色いハンカチ」イメージの、ハンドメイド歓迎旗。

さて映画。去年までメイン会場だった「市民文化会館」は
完全閉鎖になってしまったそうで、今回は「文化スポーツセンター」で
全ての映画が上映される。ホテルからはちょっと歩ける距離ではないので
シャトルバスで移動。

今日は「ロッキー ザ・ファイナル」がオープニング作品として上映。
こういう機会ででもなければ、絶対劇場では見ない映画なので、実は案外楽しみw。
これは今回の「応援映画祭」用に用意されたスペシャルバージョンポスター。
案外泣ける。

会場を入ると、ここでも歓迎。演奏するわけでもないのに、
ここまであちこちで歓迎されると、なんか本当に申し訳ない気がしてくるw。

300人以上の市民ボランティアの方々が設営に参加したという、1000人近く
が楽々収容できる大会場。去年も書いたが、ここのスクリーンは本当に巨大(写真だと
いまいち分からないんだけど)。かつ音響もよく、映画を見る環境としては
本当に素晴らしい。

ここにも物凄い数の報道陣。お疲れさま・・・なんだけど、
こんなにカメラがあると、やっぱりちょっと落ち着かない。
正直言って勘弁して欲しいんだが、この映画祭が話題になることは
いいことだし、複雑な心境。
「ゆうばりファンタ」が中止になった今年だからこそ、
「映画キチガイ」としては、どんなに忙しくても行かねばなるまい!
なんて覚悟で行ったワケじゃもちろんなく。単に、またあの、
「他にすることなんにもないから朝から晩まで映画漬け」の快感に浸りに参りました。

いい天気。

今回の「応援映画祭」では映画チケットの「販売」がない分、ゲットする手続きがめんどくさかったので、いわゆる「ツアー」(上映される全映画の整理券が自動的についてくる)に参加。なので、札幌から夕張までは「団体専用列車」に乗車。団体移動はタルいが、電車移動そのものはなかなかよし。

丘を越え♪

川を渡り♪

夕張近くの各駅では、ホームでの歓迎あり。
寒いのに、ありがとうございます。

着いたら驚いた(丹波風)。ものすごい数の取材陣!
福田はいち早く、到着したツアー客の列から脱出、取材陣を背後から取材w。

財政破綻して「ゆうばりファンタ」を開催できなくなった夕張市を少しでも盛り上げようと、東京の映画関係者(個人、法人を問わず)が完全に手弁当で企画し実現にこぎつけた今回の「応援映画祭」は、やっぱりそれなりのニュースソースとして注目されているらしい。確かに、夕張市側の予算は完全に「ゼロ」という状態で、このイベントが開催されている事は、ほぼ奇跡に近い。「ゆうばりファンタ」が17年間かけて培ってきたものの価値を改めて感じる。

それにしても気温高し。地面、びしょびしょ。

夕張市民手作りのドラえもん(だろ、これ・・)、溶けそう。

でもまあ、やっぱり寒そうなアラン・ドロン。

十分寒そうな町並み。

「幸福の黄色いハンカチ」イメージの、ハンドメイド歓迎旗。

さて映画。去年までメイン会場だった「市民文化会館」は
完全閉鎖になってしまったそうで、今回は「文化スポーツセンター」で
全ての映画が上映される。ホテルからはちょっと歩ける距離ではないので
シャトルバスで移動。

今日は「ロッキー ザ・ファイナル」がオープニング作品として上映。
こういう機会ででもなければ、絶対劇場では見ない映画なので、実は案外楽しみw。
これは今回の「応援映画祭」用に用意されたスペシャルバージョンポスター。
案外泣ける。

会場を入ると、ここでも歓迎。演奏するわけでもないのに、
ここまであちこちで歓迎されると、なんか本当に申し訳ない気がしてくるw。

300人以上の市民ボランティアの方々が設営に参加したという、1000人近く
が楽々収容できる大会場。去年も書いたが、ここのスクリーンは本当に巨大(写真だと
いまいち分からないんだけど)。かつ音響もよく、映画を見る環境としては
本当に素晴らしい。

ここにも物凄い数の報道陣。お疲れさま・・・なんだけど、
こんなにカメラがあると、やっぱりちょっと落ち着かない。
正直言って勘弁して欲しいんだが、この映画祭が話題になることは
いいことだし、複雑な心境。
2007/2/18
俺、すっかりじじい化してるなあと思うのは fukuGの独り言(コメント可)
なんか最近、電車の車内吊り広告とかTV見てて、
ぶつぶつ文句言ってることが多いんだよなあ。
すっげええ、じじいだよなあ・・・
例えば、ここんとこの「大相撲の八百長」騒ぎ。
週刊現代が騒ぎ出して、一時はやたらとTVでも騒いでたんだけど、
そもそも、「相撲」って、そんなに「真剣勝負」じゃなきゃいけないのか?
これが、競馬みたいにみんなが「金賭けてる」んだったら分かるんだよ。
そこで八百長があったら、もろ、犯罪だし。
でも、相撲って、普通に、エンタテインメントとしてのプロ格闘技なんじゃないの?
面白くてかっこよくて、痛快ならいいんじゃないのか?
で、ちょっと「アヤしいな」と思う一番があったら、
「ありゃあ、いくらなんでも変だねえ」
「そうそう、ありゃ、アヤしいなぁ」
「まあ、負け越しかかってたからねえ」
なんて言いながら、それを肴に酒を飲む、っていうのが「正しい見方」・・・っていうか粋な見方、なんではないかと。
違う?俺、「体育会系」じゃなさすぎ?
でも、ほんとにワカランのですよ、大相撲の八百長はいかん、って言う側の「正義」の根っこがどこにあるのか。俺はむしろ、外国人力士叩きの策略性すら感じるんだが。
なんにせよ、こんな事をわざわざ法廷で争うことに何の意味があるのか、さぱーーーり分からない。時間とエネルギーのムダ。ジャーナリズムには、もっと突っ込んでもらわなきゃならない問題がたくさんあると思うんだが。
同じ事を感じるのが、「江原くん叩き」。先々週くらいの週刊文春だっけな。
そもそも、普通に考えれば、江原くんが言ってることは徹底的に「普通じゃない」し、例えば、「あなたの守護霊には、宇宙人もいますねえ」ってニコニコ笑いながら言う人が「正しい」、とは、俺には到底思えない。悪いけどギャグにしか思えない。第一、そこまで霊視できるんだったら、もっと警察に協力したら、とかも思う。世田谷一家四人殺しなんて、あっという間に解決だろう。
要するに、(あくまでも)俺にとってはですが、あの人前提として「存在がムチャ」。でも、それでも。彼を必要としてて、彼によって「救われる」人がいるんだから仕方ない(丹波さん風)。もちろん、彼がものすごーく間違った事を言ってるんだったら別だけど、基本、いい事言ってるし。だったら、それでいくら彼が金儲けたって、それは彼の「仕事の才能」であって、それが「悪」だとは全然思わんなあ。人間なんて、所詮個人個人の脳の認識範囲を出られないわけで、そうすると、多分(というか間違いなく)彼の脳が見ている「世界」には、霊魂やら宇宙人やらが存在しまくっているんだろう。彼はそれに基づいて、彼の中の整合性で物を言ってるだけ。
俺にはまるっきり、びた一文理解できない整合性ですがw。それだけでしょう。
では、彼を「悪」と定義する側の正義の根っこは、どこに。あ、やっぱり、単に「サギ師」だって思うのかな??俺は、「誰一人救えない正義の味方の正しい言説」、より、「テキトーなウソをついて誰一人傷つけない」(from HighLows)方がはるかに「いい」と思うんで。
あ、でも、文春の今週号が、グラビアの「U15市場」を叩いてたのには賛成。
Tバック小学生って・・・俺にはやっぱり、ギャグにしか思えん。そこに群がって金落としてるヤツは、いったん全員国外退去。で、「Tバック小学生」で金稼いでる親ども。無粋な恥知らず。はっきり言うが、お前ら全員、「この世ならざる地」へ退去するべし。
あとは、そうそう、先日、東上線の踏み切りで自殺志願者の女の人を助けようとして
亡くなってしまった警察官の葬儀の「報道」。葬儀で使われていた「崇高な使命感」とか言う表現をやたらと強調してたけど。現場でがんばった53歳のおじさんは、ただただまっとうに愚直に自分の職務を遂行しようとしただけで、「崇高」なんていう言葉はちらとも頭になかったはず。なによりも「それが」素晴らしいのであって、むしろ、崇高な、なんて言われたら、こっぱずかしいだけだろう。世の中、ほんとに無粋になっていくなあ・・
まだまだあるけど、そろそろ仕事に戻りますw。
ああ、年取るって、イヤだね。
ぶつぶつ文句言ってることが多いんだよなあ。
すっげええ、じじいだよなあ・・・
例えば、ここんとこの「大相撲の八百長」騒ぎ。
週刊現代が騒ぎ出して、一時はやたらとTVでも騒いでたんだけど、
そもそも、「相撲」って、そんなに「真剣勝負」じゃなきゃいけないのか?
これが、競馬みたいにみんなが「金賭けてる」んだったら分かるんだよ。
そこで八百長があったら、もろ、犯罪だし。
でも、相撲って、普通に、エンタテインメントとしてのプロ格闘技なんじゃないの?
面白くてかっこよくて、痛快ならいいんじゃないのか?
で、ちょっと「アヤしいな」と思う一番があったら、
「ありゃあ、いくらなんでも変だねえ」
「そうそう、ありゃ、アヤしいなぁ」
「まあ、負け越しかかってたからねえ」
なんて言いながら、それを肴に酒を飲む、っていうのが「正しい見方」・・・っていうか粋な見方、なんではないかと。
違う?俺、「体育会系」じゃなさすぎ?
でも、ほんとにワカランのですよ、大相撲の八百長はいかん、って言う側の「正義」の根っこがどこにあるのか。俺はむしろ、外国人力士叩きの策略性すら感じるんだが。
なんにせよ、こんな事をわざわざ法廷で争うことに何の意味があるのか、さぱーーーり分からない。時間とエネルギーのムダ。ジャーナリズムには、もっと突っ込んでもらわなきゃならない問題がたくさんあると思うんだが。
同じ事を感じるのが、「江原くん叩き」。先々週くらいの週刊文春だっけな。
そもそも、普通に考えれば、江原くんが言ってることは徹底的に「普通じゃない」し、例えば、「あなたの守護霊には、宇宙人もいますねえ」ってニコニコ笑いながら言う人が「正しい」、とは、俺には到底思えない。悪いけどギャグにしか思えない。第一、そこまで霊視できるんだったら、もっと警察に協力したら、とかも思う。世田谷一家四人殺しなんて、あっという間に解決だろう。
要するに、(あくまでも)俺にとってはですが、あの人前提として「存在がムチャ」。でも、それでも。彼を必要としてて、彼によって「救われる」人がいるんだから仕方ない(丹波さん風)。もちろん、彼がものすごーく間違った事を言ってるんだったら別だけど、基本、いい事言ってるし。だったら、それでいくら彼が金儲けたって、それは彼の「仕事の才能」であって、それが「悪」だとは全然思わんなあ。人間なんて、所詮個人個人の脳の認識範囲を出られないわけで、そうすると、多分(というか間違いなく)彼の脳が見ている「世界」には、霊魂やら宇宙人やらが存在しまくっているんだろう。彼はそれに基づいて、彼の中の整合性で物を言ってるだけ。
俺にはまるっきり、びた一文理解できない整合性ですがw。それだけでしょう。
では、彼を「悪」と定義する側の正義の根っこは、どこに。あ、やっぱり、単に「サギ師」だって思うのかな??俺は、「誰一人救えない正義の味方の正しい言説」、より、「テキトーなウソをついて誰一人傷つけない」(from HighLows)方がはるかに「いい」と思うんで。
あ、でも、文春の今週号が、グラビアの「U15市場」を叩いてたのには賛成。
Tバック小学生って・・・俺にはやっぱり、ギャグにしか思えん。そこに群がって金落としてるヤツは、いったん全員国外退去。で、「Tバック小学生」で金稼いでる親ども。無粋な恥知らず。はっきり言うが、お前ら全員、「この世ならざる地」へ退去するべし。
あとは、そうそう、先日、東上線の踏み切りで自殺志願者の女の人を助けようとして
亡くなってしまった警察官の葬儀の「報道」。葬儀で使われていた「崇高な使命感」とか言う表現をやたらと強調してたけど。現場でがんばった53歳のおじさんは、ただただまっとうに愚直に自分の職務を遂行しようとしただけで、「崇高」なんていう言葉はちらとも頭になかったはず。なによりも「それが」素晴らしいのであって、むしろ、崇高な、なんて言われたら、こっぱずかしいだけだろう。世の中、ほんとに無粋になっていくなあ・・
まだまだあるけど、そろそろ仕事に戻りますw。
ああ、年取るって、イヤだね。
2007/2/17
こんなカターーい雑誌(毎日新聞社発行)に↓

森田船長のインタビューが4Pも載ってます。ちょっとびっくり。

でも、めっちゃくちゃいい事言ってる。必読!!
2007/2/17
きのうは

埼玉県入間市にあるFM放送局「エフエム チャッピー」に行ってきた。

午後4時からのやかんくんのレギュラー番組内の、「人間秘宝館」
というコーナーに生ゲスト出演。手前はT1グランプリの司会者でもある
構成作家ベン村さ来さん。

珍しく音楽の話(音楽に必要なのは「絶対音感」なんかではなく
理数系のセンスだ、というマジメな話)をして収録は無事終了。
ディレクターが撮ってくれた記念写真には、何故かやかんくんの
お師匠さんの写真(カレンダー)がフレームインw。

プレゼント用?案外レアな組み合わせのサインかも。

アンテナ萌え。

終了後、入間市の駅前で打ち上げ。これ、食えませんでした。
2007/2/15
映画とかも 映画
「ナイロビの蜂」・・・DVDで鑑賞。
ウワサには聞いていたが、素晴らしかった。フェルナンド・メイレレス監督は、カメラワークとフレーミングで世界を語れる稀有な才能の持ち主だと思う。必見の傑作。
ただし、めっちゃくちゃ「重い」。ここまで「ハリウッド映画的カタルシス」のないエンターテインメントは少ない。
「フライトプラン」・・・WOWWOWで。
「犯人」の計画があまりにもデタラメ。
大爆笑映画。
「ドリームガールズ」・・・試写会で。
とにかく、出てくるヤツ出てくるヤツ、みんなハンパじゃなく歌がうまいんで
呆れ果てる。マジで凄すぎて話にならん。日本人は軽々しく「ソウル」とかやるな、という警告のようなw作品。映画を観た、というより、凄まじいライブを見せられたような気分になった。モータウン系大好きな福田にとっては、大大満足なミュージカル。
ウワサには聞いていたが、素晴らしかった。フェルナンド・メイレレス監督は、カメラワークとフレーミングで世界を語れる稀有な才能の持ち主だと思う。必見の傑作。
ただし、めっちゃくちゃ「重い」。ここまで「ハリウッド映画的カタルシス」のないエンターテインメントは少ない。
「フライトプラン」・・・WOWWOWで。
「犯人」の計画があまりにもデタラメ。
大爆笑映画。
「ドリームガールズ」・・・試写会で。
とにかく、出てくるヤツ出てくるヤツ、みんなハンパじゃなく歌がうまいんで
呆れ果てる。マジで凄すぎて話にならん。日本人は軽々しく「ソウル」とかやるな、という警告のようなw作品。映画を観た、というより、凄まじいライブを見せられたような気分になった。モータウン系大好きな福田にとっては、大大満足なミュージカル。
2007/2/14
本とかも 本

「となり町との見えない戦争」に巻き込まれる主人公、という
安部公房的不条理設定は◎。でも、いかにも村上春樹的に
淡々と物悲しげに展開するストーリーに関しては「??」。
確信犯、といわれればそれだけだが、ここまでもったいぶられると
茶々を入れたくなる。なんでこんなにマジメなの?
これはどう考えても「コメディ」にするべき話だろう。

「本当の天才の仕事」が見たければ、この本を買うべし。
ただただ圧倒される写真集。これで1500円は安すぎ。
「人はなぜ写真を撮るのか」という根源的な命題を軽々と解き、
さらにそれを超えて「写真の中にしかない真実」をさらけ出す
荒木氏の天才ぶりが全ページに横溢。凄い。

吾妻さん、好き。吾妻さんの描く女の子は、もっと好き。
以上!
2007/2/14
ロボ系もあり フィギア


原宿の「MIKE」でゲトしたロボ。ほぼ一目ぼれ。10000円くらい。

想像より激しく動くんだ、これが。
プロペラ回るし。飛ぶし(ウソ)。

箱絵、コワいっていうかすげえっていうかw。

で、これもほぼ人目惚れ買い。3990円。

目の光具合がいいの。

でまた箱絵がいいの。

「テキトー」を絵に描くとこんな。