2008/12/31

「ONE*NESS」発売しました(^0^)/  DVD
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なんと、五十嵐公太氏直筆のサイン入りポートレート(B5サイズ)つき!
詳細はhttp://6809.teacup.com/daiz/shopで!!

2008/12/30

愛猫ジジ  ペット
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12/29 午後10時30分頃、静かに息をひきとりました。
18年と8ヶ月の間、ほんとうにありがとう。さよなら、ジジ。

2008/12/22

この気温で「クリスマスコンサート」とか言われてもなあ  ライブ
・・というくらい暖かく、不気味なほど温い強風が吹き荒れた12/21。
どっちかっていうと、「春一番ライブ」。

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今年の開場は「アプリコ」。去年は「パーシモンホール」。
果物つながりって企画?

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なんか、救いがないほどヘタ、っていう表現にしか思えん・・

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本番前のミーティング。いまや恒例になってしまった「曲途中のパフォーマンス」の
打ち合わせなので、全員異様に真剣。

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なんと、そのわずか「数分間のパフォーマンス」のために全員がライブあたまから
ずっとスーツ着用!なんでこんな事になったかと申しますと。

実は今年は、バンマスの加藤みちあき氏、早い時期から「これだ!」というアイディアを持っていて、リハ初日から絶好調だった。ところが、会場の規定によって、その「これだ!」のアイディアが完全に実行不可能である事が判明。加藤氏は一転、ドン底の精神状態に。そこから(例年のごとく)メンバー全員の苦闘が始まり、最終的に出たアイディアは「もうこれは、素直に謝罪するしかない!土下座だ!!」という、ほぼ禁じ手。「今年はアイディアが出ませんでした」とミュージシャン全員がステージ上で土下座するライブというのは、おそらく誰も見たことがあるまい(あたりまえ)。で、「謝罪するにはやっぱりスーツ姿!」。というワケで、全員スーツ。暑かった〜。
しかし、謝罪だけではなんだかモノ足りない、という意見が出て、なんと、身長176cm体重54Kgというスレンダーぶりを誇るバンマス加藤みちあき氏(52歳)が谷村姫に変装、謝罪後に暗転したステージの中、こっそりグランドピアノに座り、姫のふりをして演奏を再開、本物の谷村姫がステージ袖から現れピコピコハンマーで加藤氏を殴る、というベタな展開を実行。この部分も十分うまくいったと思う(実際、けっこう露出度の高いサンタ系衣装で現れた加藤氏を谷村姫だと思い込んでメッチャ盛り上がったお客さんもたくさんいたらしいw)のだが、例年このコーナーに賭けている加藤氏にとって満足のいく出来ではなかったらしく、コンサート後はひどく凹んでましたw。というワケで、加藤氏、再び謝罪↓

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         来年はもっとうまくやるわっ!ゆるしてね、みんなっ!!

2008/12/20

五十嵐公太 ロングインタビュー Introduction  インタビュー
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YF=福田裕彦 KI=五十嵐公太

都内某所。喫茶店。

YF:今日はお忙しいところありがとう。わざわざインタビューをお願いしたのは、
ほんと、「ONE*NESS」に感動しちゃったので・・・

KI:そう言っていただけるとほんと嬉しいですね。

YF:ほんとうに、面白かった。こういうスタイルの「ドラマーのDVD」って、世界でも他に例がないんじゃないかなあ・・・。いわゆる教則ビデオじゃ全然なくて、DVD用に撮り下ろした、いろんなミュージシャンとのセッションの記録と、「ドラマーのドラマーに対するインタビュー」をてんこ盛りに収録した2枚組、トータル尺が3時間以上!すごくユニークだよね。そもそも、ミュージシャンとしてのソロプロジェクトが、CDじゃなくて映像作品、っていう事の意図は?

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KI:ぼくはもともとドラムっていう楽器は基本的に、非常にパフォーマンス的でビジュアル面が重要な要素を占める楽器だと思っていて。日本太鼓とかでもそうですけど、録音された音だけではその演奏の全体像というか、本当のよさが全然伝わらないじゃないですか。「叩く姿」を見てはじめて感動する、というか。

YF:うんうん、確かに。打楽器は、まず目で見て同時に耳で聞いてなんぼ、ってところがある。だから本当は、ライブがベスト。

KI:そうですね。

YF:で、ライブの次には、映像作品であるほうがいい、と・・・実に理論的だね。
こういう「ソロの映像作品」は初めて作ったんですか?

KI:ちょうど10年前、1997年末に、エピックソニーから「ジュディマリのドラムの人」っていう、まあ当時ですからVHSの「ビデオ」を出してます。

YF:そのタイトルいいなー(笑)。

KI:僕の実家は川崎なんですが、JUDY AND MARYをやってた頃、実家の住所がいろんなところからバレてまして。で、ある時、家の前の道路が川崎の花火大会の会場に向かって歩いていく人でごったがえしてて、何気に歩いてる若い子たちが、実家の前を通り過ぎる時、「ほらほら、これがジュディマリのドラムの人の家!」みたいな事を言ってたのが聞こえたんです(笑)。なんか、頭来るじゃないですか、その言われかたって(笑)。

YF:(笑)「俺はジュディマリのドラムのひと」じゃねーよ!五十嵐公太だよ!って!(笑)

KI:そうそう!頭にきたからビデオのタイトルにしちゃった(笑)

YF:オモロい!売れたでしょー、これは。

KI:ジュディマリ全盛期でしたから、おかげさまで。でも、今は廃盤です。
なので、ちょうどそれから10年だったタイミングで新作を、という感じですね。

YF:なるほどー。いや、「ONE*NESS」はね、内容も素晴らしかったんだけど、個人的に一番感動したのは、とにかく、まず、これはいい意味で言うんだけど、五十嵐公太っていう人は、自分をちゃんと愛せてるなあっていうこと。そうでなければこういう作品は絶対に作れない。で、その自己への確信と愛情の上に立ってなお、自分って何なのか、ドラマーって何なのか、音楽って何なのかっていう事を、物凄く真面目に、誠実に考えてるのがひしひしと伝わってくる。凄いですよ。これ、俺みたいにブレまくってる人間には絶対マネ出来ない。

KI:そうですか?(笑)

YF:うん。それだけは自信持って言える。そんな事自信持って言うなって感じだけど(笑)。このDVD作るの、時間かかったでしょ。

KI:そうですねー、1年半かかりました。2006年の10月に最初の、当時僕がサポートしてたバンド「Edo—REPORT」とのセッションを撮影して・・・・最後がラッパーの仁井山(仁井山☆征弘)くんとやったストリートセッション。2007年の6月。そのあと延々編集やらなんやらで・・・発売は今年の5月です。

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YF:とにかく、どの部分も物凄く丁寧に作られてるよね。セッションパートのドラムの音がすごくいいのはまあ当然としても、カメラの台数だってこれ何カメあるの?っていう感じだし、編集も緻密。26人のドラマーに対するインタビューパートも、ひとりひとり、全部違うシチエーションで撮ってるでしょ。ある人はスタジオで、ある人は野外で・・みたいに。下世話な言い方だけど、すごくお金かかってるよね。

KI:製作体制としてはあくまでインディーズなので、スタッフのみなさんにはけっこうボランティア的な事を強いてしまった部分があるんですが・・・それでも途中で予算が尽きて、仁井山くんとのストリートセッションは撮影できないかも、っていう状態でしたね。
インタビューのパートでは、僕が子供の頃からずっと好きなドラマー、ジョニー吉長さんのインタビューが撮れないかも、みたいなことになりかけました(笑)。

YF:あぶなかったねー(笑)。しかし、インタビューの企画、なんで五十嵐公太がインタビュアーなんだ?っていうのがまた面白くて。普通だったら、インタビューされる立場っていうか「地位」なのに。

KI:実は、インタビューの企画は、今回のDVDの映像ディレクターの横井さんというかたのアイディアで。ぼくは最初はけっこう否定的だったんです。インタビュアーなんてもちろん経験もなかったし。興味もなかった。

YF:そうなんだ!その横井さんっていう方は・・

KI:もともとはプロドラマ−を目指していて、挫折。一転してTV業界、しかも「電波少年」などのバラエティー制作に関わってて、V-DRUMS購入を機にまたドラム魂が復活して・・・今は「ドラマージャパン」というWEBサイトを運営されてます。「ドラマー」という存在に関するメディアってリットーミュージックの「ドラムマガジン」しかないんですよ。もっと「ドラマー」という存在についての情報を世の中に発信したい、広げたいっていうのが、このDVDの目的のひとつなので、そのためにはインタビューもやろうということになりました。

YF:なるほど。納得した。

KI:ドラマーって、存在が地味・・・・というか、世の中の普通の人たちには、
「具体的にどんな風に演奏しているか」があんまり理解されていないですよね。

YF:そうだね。どれがスネアでどれがハイハット、とかいう事すらも、実は結構知られてない。なんか、座っていろんなもの叩いてるぞ、っていうは誰が見ても分かるんだけど(笑)。

KI:だからこのDVDは、もちろんドラムを勉強してる人たちにも向けて作ってはいるけれど、最大の目標は、ドラムの演奏、というのがどういうものなのか、ドラマーという存在がどんな存在なのかを殆ど知らない人たちに見てもらって、ドラマーという存在自体を「底上げ」したい、というか。

YF:それはめちゃくちゃ成功してると思う。だって、このDVD見たら「ドラマー」がなんなのか、なにをしてるのか、が分かるだけじゃなくて、間違いなくみんな「ドラマー」っていう人種を見直すっていうか・・それどころか「ミュージシャン」っていう人種そのものを見直すんじゃないかな(笑)。なんかチャラチャラしたヤツらだと思ってたら、すげー真面目じゃん!って。

KI:チャラチャラした、っていうのは、確かによく言われますよね(笑)。

YF:でしょ(笑)。だいたいにおいて、我々はチャラチャラしてる、って思われてて、まあ、ある側面では事実チャラいんだけど(笑)、最近は、例のTKくんが追い討ちをかけてくれちゃったから、ミュージシャン、改めて相当イメージダウンしたと思うんだよ。TKくらい有名になっても、なんだ、根本的にはやっぱりすげえテキトーなんじゃないの、みたいな。でもこのDVDを見れば、とりあえず、ミュージシャンって基本は全然TKくんみたいな人種じゃないんだ、っていう事がめちゃくちゃよく分かってもらえるハズ。プロのドラマー26人が26人、みんな「自分がドラマーである事」に対してとにかく物凄く真面目で、でも、それぞれ全然違うこというのがまたメチャクチャ面白い(笑)。個人的には末吉(ファンキー末吉)と、トシオ:註1:(Soul toul)のインタビューが、知り合いだって事もあってすごく楽しめた。あと、つのださん(つのだ☆ひろ)ね。つのださんには、昔、よくオカルト話聞かされた:註2:んだけど、このDVDではすげえいいこと言ってるよね。思わず感動してしまった。

KI:実際にはひとり1時間半くらい撮影してるんですよ。そのうちのほんの数分、ここがいちばんその人らしい、というところを使ってます。

YF:なるほど、贅沢、というか、大変な労作だねえ・・・それにしてもどのインタビューも和気藹々としてる。公太くん、友達多いよね(笑)

KI:(笑)それは確かにそうなんですが・・かねがね思ってることなんですけど、ドラマー同士って基本、仲がいいんですよ。で、集まるのが好き。

YF:へえ、そうなんだ!

KI:そうなんですよ。つい先日も、元ミッシェルガン・エレファントのクハラカズユキくんが主催した「ドラマー飲み会」があって。誘われて行ってみたら、下高井戸の普通の居酒屋さんに、ドラマーが50人も集まってた。

YF:ごじゅうにん!?(笑)

KI:(笑)そう、50人。全部ドラマー。僕もビックリしました。なんかみんな、楽しそうに普通に酒飲んでるだけなんだけど。僕も実は明日、そういう飲み会の主催者をやります(笑)。<<<<

つづく!!

註1:Soul toul氏の本名。
註2:つのだ☆ひろ氏は、漫画家つのだじろう氏の兄弟で、霊感が強い(ほんとう)

2008/12/19

忘年会というワケではないが  映画
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やかんくんがMIXIや自分のHPやブログで呼びかけた「猫ラーメン大将」のレイトショーをみんなで見ましょう会。思いっきり案の定、集まったのは、河崎監督をはじめ、やかんくん、海老原さん、中沢健くん・・といつもフェスにいる濃〜い人々だけで、女子率完膚なきまでに「0」。
まあ、当たり前といえば当たり前なんだけど、ちょっと悔しくね?
映画後の飲み会には、「電送人間」公開の1960年生まれである事を悔やみ続ける男・原口智生氏が合流、カスピ海ヨーグルト(って一時ブームだったけど、どうなったんだ?)のタネより濃いオタ話で夜中まで盛り上がる。

2008/12/18

二つの 乞うご期待   音楽
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五十嵐公太氏のインタビュー、無事終了しました〜。
面白いぞー!記事のアップをお楽しみに・・・って、年内にアップできるのか!?
・・・・がんばります(- -; 乞うご期待!

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谷村姫 恒例のクリスマスコンサート、リハ進行中。
今回は、クリコンとしては初めてドラマー(名手・渡嘉敷祐一氏)入り!
当たり前ですが、いやー、ドラマーがいるのってホント楽・・・しかもそれが渡嘉敷さんなんだから、もう言う事なし。今やレギュラーと化しつつある朝川朋之さんはもちろん、ブラスセクションも参加、人気曲をこれでもかと演奏する、けっこうスペシャルなライブ・・って言うか、クリコン初の普通の編成のライブ、になる予定。まあ、心配なのはライブの長さ、だな(^ ^;はてさて、無事に予定時間の会館撤収なるか?乞うご期待(って、そこかい!)

2008/12/17

お知らせ  
情報をお見逃しなくー(^0^)/
元ジュディマリの名ドラマー五十嵐公太氏のソロDVD「ONE*NESS」の発売情報、OMR発売5周年記念の最終企画「OMRビジュアル設定ポストカード」の発売情報です。まだご覧になっていない方は、是非!

http://black.ap.teacup.com/daiz/

2008/12/14

映画飲み  映画
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「ギララ逆襲」の撮影監督の、須賀隆さんのご自宅で、持ち寄り映画上映会&忘年会。須賀さんの家の90インチのプロジェクター(すげえ)で見てみたい映画、人に見せたい映画などを参加者が各自持ち寄ってだらだら飲みながら観る、というユルいイベントw。とりあえず始める前に記念撮影してみた。左から映像ディレクターの金沢さん、役者の山本氏、須賀氏、「ギララの逆襲」のポスターやCDのデザインを担当してくれた中平氏。このあと、「ギララの逆襲」や「猫ラーメン大将」の制作プロデューサー塩田氏や、映像作家の佐々木誠氏なども参加、非常にニギヤかな飲み会になった。みんな話好きなので、映画を集中して観るというよりは飲みながら喋っている時間のほうが圧倒的に長く、中平氏や佐々木氏の撮った短編と「屋敷女」「チョコレート」(須賀さんがロンドンから取り寄せたブルーレイ版がこの日届いた)、「徳川女刑罰絵巻 牛裂きの刑」を観たらすでに時間は真夜中。その後もダラダラ飲み、ダラダラ喋りで、結局福田がお暇したのは朝の7時半過ぎでした。みなさん、お疲れさま!

ちなみに。
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「徳川女刑罰絵巻 牛裂きの刑」は1976年、「沖縄やくざ戦争」併映とされた牧口雄二監督の傑作。日本では現在DVD化されていないので、数年前にフランス版を購入した。40分のエピソード2本で構成されていて、1本目は隠れキリシタンを弾圧するサディスト長崎奉行・高坂主膳の話。強烈な拷問シーンがウリの映画で、クライマックスでは、奉行の部下と恋に落ちた隠れキリシタンの女性がタイトルどおり「牛裂きの刑」でバラバラにされる(今見ても十分強烈な描写!)。このサディスト奉行演じる潮路章は、50年代から70年代にかけ東映映画での大活躍したいわゆる「悪役俳優」だが、この映画でのサディストぶりはホントにヤバく、特に、最後の処刑シーンでヒロインがバラバラに裂けた瞬間の「裂けたあああ!!」という歓喜の絶叫はホントにただのキチガイに見え、見事なまでに観客の憎悪を掻き立てる。今、こういう役者さんって、いないなあ・・・。この潮路章の「名(怪)演」のおかげで、観客はこのエピソード最後のナレーションを聞いて素直に愕然とする。「この後、長崎奉行高坂主膳は、邪宗徒取り締まりの功績により大名に立てられた」。メチャクチャに腹の立つ結末。で、腹がたったまま映画は終わってしまう。こういう辛い、というかキツいシナリオも、最近の映画からすっかり消え失せてしまったもののひとつだ。70年代プログラムピクシャー、やっぱりすげえ。
さて次のエピソードは、一転してコメディタッチの「青春モノ」。威勢だけはいいが腕も立たず知恵も回らない主人公と、同じく頭も悪く物事を深く考えない(よく言えば陽気さだけがとりえ)のヒロインとの、どたばた逃避行を描く。憎めない主人公「捨吉」を演じるのはを今は亡き名優・川谷拓三。懐カシス!!川谷氏が売れ始めたころ、池袋文芸地下で彼のシングルレコード発売記念のイベントに出かけ、故・深作欣二監督が嬉しそうにトークしまくっていたのを見たのが昨日の事のようだ(ああ、年寄り・・)。そういえばこの時司会をしていた室田日出男氏もすでに今は亡い。時間は流れまくったねえ・・・。さて、映画の話に戻って。女郎屋相手にサギをしかけたり美人局をやったり、と無計画に悪事を繰り返して捕らえられ拷問された主人公、ついには市中で「鋸引きの刑」に処される。鋸引きの刑とは「さらし者になっている受刑者の首を通行人が鋸で好きなだけ引いてよい」という刑罰で、実在したらしい。受刑者は、両手両足を縛られて箱に入れられ頭だけが外に出ている状態。そのクビの傍らには、それはそれは切れ味の悪そうな「竹で作った鋸」が置いてある。ひー!でもまあ「好きなだけひいてよい」と言われたって、実際には、生きている人間の首を鋸で引きたがる人間なんかそうはおらず、3日後に磔されるのが普通だった、と言う内容のナレーションが入る。ふーん、そうなんだ、じゃあ、ひょっとしたらこのまま主人公は生き延びられる?と甘い期待(まあ、ありえない期待w)が一瞬浮かんだ矢先、酔っ払いがやってきて捨吉のクビをゴリゴリボリボリと、ほんとうに楽しそうに切り落としてしまうのでありました。いやー、ほんとに「オトナ」な映画である。
☆☆☆☆

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福田の知り合いとしては、圧倒的にオトナな須賀さんの本棚w。

2008/12/12

OPRTセミナー  イベント
「漁港」がイメージキャラクターをつとめているOPRT(責任あるまぐろ漁業推進機構)
主催のセミナー、今回のテーマはこれ↓

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当たり前だけど、すっげえ専門的!ちなみに、IUU漁業、というのは、
「Illegal Unregulated, and Unreported」、つまり「違法、無規制、無報告」な漁業。
早い話が「乱獲」というか、「密漁」に近い漁業で、IUU漁業による国際的な「損失額」はなんと80億ドルに達するそうなんだが、国をあげてIUU漁業をやっちゃうケースもあるらしく。で、IUU漁業を取り締まる為のアメリカの法律が「マグナソン・スティーブンス漁業保全管理再授権法」。その内容が最近いろいろ改正され、それによって、国際的なIUU漁業への取り組みが具体的にどう変っていくか、という内容。AC/DCじゃないけどまさに「HARD AS A ROCK」、超硬派な内容で、出席者には外務省、水産庁などの「お役人」も多数。そんな中になんで俺が紛れ込んでいるのか。全く人生は不可解である。門外漢としては、ふーん、と聞いているしかなかったのだがw、感じたのは、どんな分野においてもアメリカが国際社会において占める責任範囲や権限というのは強烈にデカいんだねえ、という事。そして、そういう既存の世界構造の「内側」に入り込んでしまったら、逆にそうおいそれとは物事が動かせなくなるんだろうなあというイヤな感触みたいなものをちょっとだけ感じられただけでも、出席した価値はあったかも。あと、いわゆる「グリーンピース」や「シーシェパード」のような先鋭的環境保護団体の「煙たがられ方」が、当事者でない立場から見ているとけっこう面白かった。

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さあ、後半のこの文章、一度読んだだけで意味が分かる人!!

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セミナーのあとは、森田船長の乾杯の音頭でOPRT会員の懇親会。
一気に和やかなムード。しかも!お寿司屋さんが来て、マグロのおすしを
握ってくれます。

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ミナミマグロの握り、激ウマス!!福田、おかわりしました!!

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出席者の抽選会でもマグロのお刺身ゲト!
喜びのあまりOPRTの原田専務とツーショット!
この日は、「漁港」のメンバー全員(マネージャーの奥田さんも含め)に
なにがしかの商品が当たり、特に深海くんは「マグロ1kg」が当たって
大喜び。

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懇親会のあとは、飲み(って、懇親会も飲みだったんだけど)。
福田のとなりにいる、板屋監督を凶暴にしたような面構えの男は、
マグロを素手で獲るという原始的な漁をしながら地球の海のほぼ半分を
航海したという漁師・・・ウソ。「水産庁資源管理計画官」の上田勝彦氏。
要するに「上級国家公務員」=「官僚」なんだが、
「役人っていうのはね、おいそれとはクビにならんのです。だからワシは国のためにではなく、国民のために、思い立ったことはなんでもやってしまえ!と思ってます。」と言い切る。「でもそういう人間は煙たがられるもんで、中央にいたためしはなくて、南氷洋に3年、マグロ漁船に5年、ここ数年は鳥取の境港。ワシャ、ただの流れもんですわ」こういう人間が「役人」の中にいるというのはすげえ楽しい。

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楽しすぎて福田崩壊。
さあ、みなさんもOPRT http://www.oprt.or.jp/top.html の賛助会員になりませんか(^0^)/

2008/12/8

WALL・E  映画
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実は福田、この映画の予告編を最初に見た時、泣いた。人間のいない荒廃した都市の中、たった「ひとり」で働き続けるロボットが主人公!?まさにツボ。もうそれだけで涙だ。
珍しく前売り券をゲト。公開日を心待ちにしていたのがこの「WALL・E」だった。
で、結果。さらにハマった。ほんとうに久々に見た、SFらしいSF。この作品の潔い「SFっぷり」に比べると、例えば「スターウォーズ エピソードT〜V」などが、いかに「SFっぽいアクション映画」にすぎないか、ホントによく分かる。まあ、俺はもともと「スターウォーズ」シリーズって全然面白いと思わないんで、余計そう感じるんだろうけどw。
まあそれはさておき。まず、映画の前半部の荒廃した都市の映像が圧巻。「汚し」の見事さ、「ホコリっぽい空気感」の表現の素晴らしさ。多分、この作品は、CGで「空気の澱み」を表現しえた初めての映画になるだろう。そして、死に絶えた世界を土ぼこりをあげて生き生きと動き回る「WALL・E」の躍動感。SF、SF!こういうのをSFの画っていうんんだよなあ・・この「本家大元」感覚には、ちょっと恍惚とする。そして、突如着陸した巨大宇宙船から現れるナゾのロボット「EVE」の物理的造形の見事さ、アクション演出の面白さ、さらにキャラクター造形の巧さ。まさか、あんな形状のキャラにあそこまで完璧な「ツンデレ」が表現できるとは!アンドリュー・スタントン、とてつもないオタである。EVE、カワユス!!

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ほとんどが地上を舞台にした「サイレント映画」である前半から一転、物語は、汚れきった地球を捨てて別天地を目指した人類が「平和」に暮らす巨大宇宙船へと舞台を移す。なんでそんな展開になるのかは書かないでおくが、この宇宙船内での人類の「肉体的退化ぶり」はまさにアニメならではのうまい落しどころ。実写だったらかなりヤバいw。この「人類大規模移住」があくまで民間会社の事業だという設定を含め、以後の展開も実にSF。もちろん古典的ジュブナイルSFに過ぎる、と言えば確かにそうかもしれないが、こういう古典的テイストを真っ向から扱うアメリカ製SF映画は最近すっかりなくなっていた(これはあきらかに「マトリクス」の「悪」影響)ので、ガキの頃から普通にSFを読んできた福田(の世代)には、古典的ジュブナイルSFとしての品位と高度な展開を最後まで保ちつづけてくれたシナリオに拍手。ラストの、もうこれ以上はない、という大ハッピーエンドも素直に嬉しい。
ただ、「好きな女の子と手をつなぎたい」(WALL・E)とか「愛するものを助けたい」(EVE)という個人レベルの愛だけをモチベーションにして行動する主人公たちが結果的に「世界」を再生させる、というこの作品のオプティミズムは、最終的に「世界」の全てを破壊し尽くしていく愛を描く「屋敷女」のペシミズムとは一見対極だが、実は表裏一体だと福田は思う。要するに、ピクサー映画とフレンチホラー、どちらか一方だけ見るというのは、「片手落ち」。両方観てバランスを取るのが大事だろう。ちなみに、福田の今年のNO.1映画は、この「WALL・E」と「屋敷女」になりそうw。
☆☆☆☆


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