2009/2/20

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「ウール100%」の富永まい監督が演出する舞台「グランド・フィナーレ」を見に行く。
会場は、埼玉県・富士見市民文化会館。大学時代毎日乗っていた東武東上線だが、実家のある坂戸駅より随分池袋寄りの「鶴瀬駅」で初めて下車。

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ホームのベンチに座布団。心なごむ。

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市内循環バス。心なごみすぎ。

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キラリ☆ふじみ。ちょっとコメントしづらい系w。

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今回の公演は、「キラリ☆ふじみ芸術祭」が主催、演劇のワークショップも兼ねて行われる。原作は阿部和重の芥川賞受賞作。読んだかたも多いと思うが、正直、けっこう「イヤな話」で、しかも一人称小説のこの作品をどんな風に舞台化するのか、興味深々。

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それにしてもすげーキレイな会館。

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「ハコモノ行政」と言ってしまえばそれまでだが

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こりゃーレベルの高い箱物。

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この環境でいちにち本読んで過ごせたら、結構シアワセかも。

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主演は、子役時代から様々な映画や舞台で活躍し、「風の谷のナウシカ」のアスペル役や「もののけ姫」のアシタカ役など声優としても有名な松田洋治。「自分の娘の全裸写真をコンピュータのHDに溜め込んでいるロリコン男」という、相当「イメージの悪い役」を真摯に演じている。他の出演者達は、地元でオーディションで集めたそうだが、小学生を含め、みんな実に見事。岩井秀人の脚本は、沈鬱なトーンの阿部原作を巧妙に換骨奪胎、時には陽性の高揚感すら漂うミュージカルに仕立て、富永演出はシナリオのセリフのリアリティ(かなり厳密に計算された)を損なわない慎重さを巧みに保ちつつ、大胆にファンタジックな要素を取り入れた。でも、あくまで「イヤな話」は「イヤな話」でw、クライマックスに降りてくる血のように真っ赤なカーテンの、いっそグランギニョール的なイメージが福田にはツボ。「ウール100%」でも音楽を担当していた福原まりの仕事も相変わらず的確で素晴らしかった。

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公演後、富永監督、キャストのかたのツーショット。
富永監督は、5月から新作映画の撮影に入るそう。
「今回の作品では、シナリオは書かず、監督業にだけ専念します」とのこと。期待したい。


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