2009/7/27

「ロボゲイシャ」 初号試写そして打ち上げ  映画
7/24、イマジカ第一試写室で「ロボゲイシャ」初号試写。
ここまで、あっと言う間だったような、やっとのような。

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前々から、初号はものすごく緊張する、と言っていた井口監督の挨拶。
言葉通り、緊張してましたw。

そして上映開始、実に「他人事ではない感じ」で鑑賞。
終了と同時に拍手喝采が巻き起こって、ほっとする。

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「ロボゲイシャ」参加ミュージシャンと監督で記念撮影。
もちろん、監督と会うのは初めて。で、SAXの武田氏と包国氏が会うのも
初めて。こういう風に交友関係というのは出来ていくw。
ストリングスチームも来ていたのだが終演後の混雑で見当たらず。
ギターの稲葉氏はじめ他のみなさんは、残念ながらスケジュールが合わず、でした。

試写終了後は当然打ち上げ。

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今回、強烈な悪役キャラ「影野拳山」を熱演した志垣太郎さんと。
「僕は、こういう分かりやすい悪党を演じるのは生まれてでねえ。
オファーがあっても断ってたんです」とニコニコ笑いながらおっしゃってました。
「っていうのは、実は悪役は自分に向いているだろうとずっと思ってたんで、
一度やっちゃうと次からは悪役ばっかり頼まれるような気がしてたんですよ。
でも今回のは、シナリオ読んで、あまりのバカバカしさに嬉しくなって
即決しました!」どんな悪役なのかは見てのお楽しみだが、本当に
物凄くハマってますw。

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手前から、監督、主演の木口亜矢さん、長谷部瞳さん(残念ながら顔出しNG)
、ヘン顔してるのが井口監督作品にはかかせない女優、亜紗美さん。
木口さんは今回が映画初主演で、今日の「試写」を、
「みんなでちょっと広めの部屋でポテチとか食べながらビデオで見るイベント」
と思っていたそうで(なんでそう思ってたのかはナゾ)、イマジカの試写室に
来て初めて、事の大きさに愕然としたらしいw。
長谷部さんは「ウルトラマンマックス」の隊員だったので、特撮周辺の
みなさんには御馴染みw。最近はCMやバラエティでもよくお見かけする美女。
亜紗美さんは、今回、実は一度も「生顔」が出ないハードな役で、
「片腕マシンガール」の時から鍛えに鍛えて身体能力が比較にならないほど
グレードアップ。ほんとに見事なアクションを披露してくれる。

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なんだか、どんどん撮影会みたいになる打ち上げw。
最後列左が、今回、松尾スズキさん演じる「代議士」の秘書役、石川ゆうやさん、
右が、詳しくは書かないがとてもシュールな殺され役を熱演した紅井ユキヒデさん(今年のゆうばりファンタレポに登場)。中列左から、「ミス・ロボゲイシャ」、亜紗美さん、中原翔子さん。中原さんは福田の一昨年のゆうばりファンタレポにも登場しているので、覚えている人も多いと思うが、素晴らしい女優さん。今回は芸者置屋の女将役でほんの少し出演。かなり贅沢な「使い方」。

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中原さんは、三池崇史監督作品のVシネマに、うじきつよしの恋人役で出演した
とのことで、KODOMO BAND話で盛り上がる。「うじきさんに、私、離婚しましたー!
って言っておいてください」と言われましたw。

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Miss ROBOGEISHA is Bootiful!!(トレイラーのマネ)

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という感じで、3次会明け。朝4時50分ごろ。全員始発で帰って
めでたしめでたし。


で、「ロボゲイシャ」サントラ盤ですが、結局、大頭視聴覚レーベルから発売することになりました。今、映画公開の初日の発売に間に合わせるべくもろもろ調整中(^-^)/
お楽しみに!

2009/7/24

必修映画に認定  映画
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「モンスター VS エイリアン」=「怪獣 対 宇宙人」だって!?
初めて劇場で予告を見たときから、なんてバカたれなタイトルだ!これはきっと、
神様が福田のためにつけてくれたタイトルに違いない!!という誇大妄想にとり憑かれていた。
そして実際に見て、やっぱりこの映画は神様が福田のために作ってくれた映画なんだと確信した。ああ神様(って、なんの神様だよ・・・)!感謝します!
とにかく、これはもう問答無用の「大怪獣映画」で、この映画で描かれた「巨大なものの巨大感と重量感」は、従来の全ての「怪獣映画」を凌駕している。
「クローバーフィールド」、「トランスフォーマー」、「T4」、すべて完敗。
こういう画が見たかったんだよ、俺は!!
さらに、Bムービーモンスター連合軍が宇宙人と対決する、という、単純極まりない萌え萌え設定の痛快さ。確かに素晴らしい出来だが、要するに「成長したオタクの壮大なセルフパロディ」に過ぎない「エヴァンゲリオン」、完敗。こういう「ファンタジー」が見たかったんだよ、俺は!というわけで、この映画、バカデミア学園必修映画に認定。
何が何でも、劇場へ行って、3Dメガネかけて見るべし!!

2009/7/22

まとめ と おまけ  
以上(というか、以下の5つの記事)が1999年、福田がロード&スカイのHPに掲載した事件に関する記述。さらに、2005年の再録時に福田が「福弾頭M47_3」で加筆した記事も、結構重要なので再録しておく。


>>>>>ちなみに、今読み返してみると、「ハイジャックである」ことが告げられた時に安堵を感じた、というあたりに、まさにこの事件が「911」以前である、という事を強く感じざるを得ない。世界は1999年のこの時より、明らかに悪くなる方向に動いているのかもしれないなあ、などと、生き残った不思議をかみしめている福田であります。

さて、ANA61便ハイジャック事件に関しては、もう少し付け加える必要がある。
このままだと、「ちょっとした恐怖譚」または「ちょっと感動的な英雄譚」で終わってしまう惧れがあるからだ。

言うまでもなく、今回下された「判決」は、あくまでも犯人である西沢被告に対しての法の裁きであり、それは、1999年7月から6年近くの間「この事件のすべての責任は犯人一人が負う」という大前提に基づいて行われてきた裁判の帰結だ。
しかし福田は、事件直後からこの「大前提」に疑問を持ち続けてきた。
西沢被告は、1999年7月にこの事件の実行犯となる以前、再三にわたり、運輸省と全日空本社に対して、「現在の空港警備体制は不備で、簡単にハイジャックが可能だ」という内容の「警告文」を送りつけていた。しかし、運輸省と全日空本社はこの警告を一切無視、西沢被告が指摘した警備体制の不備を放置したままにした。こうして、西沢被告は「自説の証明」のために「航空史上最悪のハイジャック事件」を起こした。

一般にこの事件は「シミュレーションゲームの影響で精神に異常をきたした犯人が、レインボーブリッジをジャンボジェット機でくぐりぬける、という妄想にとりつかれて起こしたもの」とされる。
確かにそれはこの事件の本質の一側面であるだろうし、こうした妄想にとらわれていった「エリート」の個人的資質に大きな問題があることは確かだ。彼が惹き起こしたあまりにも恐るべき事態に関して、彼は絶対的に責任を負わなければならない。
しかし、事件から時間がたてばたつほど、彼の「ゲームおたく」的な部分のみが強調されていき、彼が送りつけていた「警告文」に関しては報道されなくなっていった。
信憑性のある内容を含む再三の「警告」(または脅迫)に対し、なんら安全策を講じようとしなかった運輸省と全日空に全く「責任」はないのか。事件直後、ちらほら見かけたこういう議論は、時がたつにつれ、すっかり消えてしまった。
明らかに情報操作がある、と福田は思う。
この事件は、あきらかに、運輸省と全日空の怠慢によって惹き起こされた部分を含んでいる。この事件後、西沢被告が指摘した警備体制の問題点をあわてて修正した結果、一度もハイジャック事件がおきていない事実を見ればそれは明らかだ。
自説を証明するために自ら事件を起こして見せた西沢被告は確かにに狂っている。
しかし、彼が指摘した「警備体制の欠陥」は確かに存在したのだ。
それを放置したことの「責任が問われない」とはどういうことだ。ふざけるな。

現場での全日空職員のみなさんの立ち働きはたしかにすばらしかった。
しかし、彼らですら、もしかしたら全員死亡していたかもしれない。
彼らの雇用主が「適切なハイジャック防止策を講じていなかったために」である。
長島機長の死の責任の一端は、あきらかに全日空と運輸省にある、と福田は確信している。

福田は事件後の全日空の乗客への対応に注目していた。
案の定、というべきか、全日空から乗客への「謝罪」は一切なかった。
謝罪してしまえば、会社としての非を認めることになるからだろう。
すべては「頭のおかしな航空マニアの惹き起こした事件」。約6年間にわたる裁判の後、無期懲役。これですべての幕が引かれようとしている。実はなにも終わってはいない。
いやそれどころか、ほんとうは始まってさえいないのだ。

<<<<

ここまでが2005年の記事。2009年の「10周年」を記念して、さらに「奇妙な話」と「イヤな話」を付け加えておこう。

■奇妙な話■
キロロでのライブが無事終了、北海道の親戚の家を回って函館から帰ることにした福田は、函館空港で「ジェット機就航10周年」のイベントに出くわし、誘われるままに福引をした。それまで、どんな福引を何度やってもティッシュペーパーしか当たったことのなかった福田が、福引の器械のハンドルを回すと、ぽろっと出てきたのは金色の玉。
「おめでとうございます!!」鳴り響くハンドベル。「特等です!!」
うえ〜っ、また「あたっちゃった」・・・なんだかすげえイヤな気分になり、
「いらないです!」と即答。「1等商品と取り替えてください」
「え?特等ですよ!?」
「いらないです。1等で十分です」
「あ、あのー、1等はもう全部出てしまいまして・・・」
「だったら2等でも3等でも!もうこれ以上当たりたくないんです!」
というわけで、2等のボールペンもらいました(2本)。
■イヤな話■
事件の直後、我々が「事情聴取」を受けた時に書かされた「アンケート」の最後の質問「ハイジャック犯になにか言いたいことはありますか」に対し、激しい怒りをあらわにして「全日空も運輸省も絶対許さない!!告訴だ!!」と書いた福田の某友人(もちろんバンドメンバーw)には、全日空からちゃんと謝罪文と金一封が届いた。ほんとう。


まあ、なんにせよ。
あれから10年経って思うことは、極めて単純。
「あー、死なないでよかった!!」それだけである。

2009/7/22

全日空61便ハイジャック事件 再録5  
下の記事からの続きです。

>>「ただいまハイジャック犯をとりおさえました!」客席から拍手が巻き起こった。まるでライブの終わりのように。それはやはり、どこか間抜けな光景だった。しばらくして、男声のアナウンスが流れた。「当機の機長です。いろいろとご心配をおかけしましたが、着陸は安全に出来ますので、どうぞご安心ください」声に動揺はなかった。やがて、スクリーンは、ゆっくりと近づいてくる滑走路の、見なれた光景を映しはじめた。
滑走路は画面中央よりずいぶん左よりに見えていて、進入角度が普通ではないのがよくわかった。しかも機体は少し右に傾いている。あれ、だいじょうぶなのかな。いまさら着陸失敗、なんてことにならないよな。一抹の不安がよぎる。

飛行機はそのまま滑走路に進入した。機体が完全な水平になったのは着陸のほんの数秒前だ。車輪が着地する、ドン、という聞きなれた衝撃音。そしてエンジンの逆噴射。
飛行機はゆっくりと停止した。その時、スクリーンが、NHKのニュースを映し出した。
はるか上空からのカメラが、滑走路に停止した一機のジャンボジェット機をとらえている。
それが自分たちの乗っているANA61便だというのが分かるまで、数秒かかった。
「なんだか大げさだなあ」と思った時、画面にニュース速報のテロップが現れた。
「ANA61便の機長が死亡と運輸省が発表」
乗客がどよめいた。
死亡?どういうこと?じゃあさっきの放送はなに?そして、スクリーンはブラックアウトした。

>>>これが、ANA61便でぼくの体験した、ほとんどすべての出来事だ。このあと僕たちは、バスで羽田東急ホテルに運ばれ、全日空から事情の説明を受け、警察の事情聴取を受けた。事情聴取時には、警察がちゃんと印刷されたハイジャック事件用のフォーマットを持っているのに驚いた。質問事項はすべて決まっているのだ。最後の項目はこうだった。

「ハイジャック犯に何か言いたいことはありますか」

なぜこんな事をしたのか知りたい、と僕は一応答えたが、その時点では、いったいどんなハイジャック犯だったのか、犯人は何人だったのかさえ、僕たちは知らなかった。もちろん、なぜ、どんな風に機長が死んだのかも。
事件の全容を僕たちが知ったのは、キロロリゾートに着いてからだった。
そこではじめて、恐怖が襲ってきた。自分が実際にいた現場で感じたより、はるかに濃密な恐怖だ。それは、日を追うにつれて明らかになる事件の詳細に接するたびに、ますます大きくなった。いわく「航空史上最悪のハイジャック」「あと数10秒で墜落」「まさに九死に一生を得た乗客たち」「500人の乗客を救った機長の英雄的な死」…・事件は記述されるたびにどんどん明確な構造を獲得して、僕たちを「死と紙一重の恐怖物語」「奇跡の生還物語」の中にとりこみ始めた。その物語の強烈さは、僕が体験したあの「リアル」すら、恣意的なリアリティを構成するための要素にしてしまいそうな程だ。だから、僕は、この文章を書くことにした。少なくとも、僕があの時、どんな物語の中にもおらず、ただ平凡な日常の中で普通に生きていた事を確認するために。
シミュレーションの中のキャラクターでは絶対ありえない事を確認するために。
そしてそれは、自分だけの「物語」を完結させるためにこの事件を巻き起こした、「あの男」の醜悪さと悲しさに対して僕がぶつけることのできる、多分唯一のものだろう。

ここでお断りしておくが、いくつかの記憶は書きかえられているかもしれない。
実際、事件直後ですら、「当機はハイジャックされています」という放送があったのが、あのとんでもない急降下の前だったのか後だったのか、正確には分からなくなっていた。
メンバー間でも意見が真っ二つにわれ、結局、さまざまな報道を見聞きすることで、僕がここに記した順序で事態が進展したことが明らかになった。全く、人間の記憶はあてにならない。だから、客席から客席乗務員が立って行った順番なども、いまとなっては実はよくわからない。とりあえず僕が「覚えていると感じる」順番で書いてある、と思って欲しい。

しかし、記述した事のすべてに、一切の装飾がない事は誓う。
一読して、案外、のどかな感じだったんだあ、と思う人も多いかもしれない。もっと緊迫してたのかと思った、という人も。しかし少なくとも、「僕が体験したこの事件」はこうだったのだ。
何度も言うが、僕は、あの時、「物語」の中になどいなかった。
ただ、間の抜けた、平穏な日常の中にいた。
そして、その続きとして、はっきりと死を意識した。
それは、惜しくも亡くなられた長嶋機長ですらそうだったのだと思う。
「死」はいつでもすぐそこにある。「いま」「ここ」からなめらかにつながって「死」は口をあけている。「終わりなき日常」と誰かが言った。間違いだ。日常はいつでも終わる準備をしている。
だから僕たちは、必死で生きなければならない。僕は今、そう痛感している。

最後に、あのような緊急事態にあくまで冷静に対応したANA職員の皆さん、最期まで職務を遂行した長嶋機長、そして失速しかけた機体を見事に旋回上昇させた山内機長に、心から感謝したい。                                            了

<<<<<

2009/7/22

全日空61便ハイジャック事件 再録4  
下の記事からの続きです。

>>ぼくはあらためて機内を見まわした。落ち着いている。子供たちはポケモンを見ている。
大人達はおとなしく座席に座っている。なんだか間が抜けている。抜けすぎだ。
だってこれは日常そのものじゃないか。いつもの、ありきたりな機内の光景じゃないか。
墜落なんてもっともっと劇的な、なにかこう、もっと全然違うものなのじゃないのか?
死ぬって事はこんなにも「いつもの世界」と地続きなのか?
機体は揺れつづける。吐き気がしてきた。僕は左の窓から外を見た。
翼の先端から真っ白な水蒸気の帯が出ているのが見え、次の瞬間、飛行機が急激な右旋回をはじめた。機体がぐーっと右に傾いた。
「なんだありゃあ!!!」僕は叫んだ。
右の窓から翼が見え、その先にくっきりと、とんでもない大きさの家の屋根とビルの屋上が見えた。悲鳴が上がった。しかし、一番右座席の窓際にすわった子供たちは笑いながら歓声をあげている。ああ、間抜けだ!
そのとたん、猛烈なGが襲ってきた。家ごと巨大な遠心分離機に放り込まれたような、すさまじい衝撃。エンジンの爆音とともに巨大な機体がギシッときしんだ。あ、死ぬかも、と思った。
僕は手を握り締めた。もういちどこのクラスの衝撃が来て、酸素マスクが落ちてきたらもうだめだ。落ちる時は痛いんだろうか。途中で気絶するんだろうか。コンマ数秒でそう思った。
しかし、衝撃は来ず、酸素マスクも降りてこなかった。
機体は数秒後、水平状態をとりもどした。
僕は大きく息を吐き出した。とりあえず、落ちなかった。機内は静かだった。
さっきの高度が異常であることに、今やほとんどの乗客が気づいていた。なにか起きている。
しかも、抗えないなにか。機体が水平をとりもどした事への安堵と、次に何が起こっても自分たちには全くなす術がない、という無力感に満ちた客室に、エンジン音だけが轟々と響いた。
その時、機内放送のスイッチが入る、短いノイズがした。
「乗客のみなさま、当機はハイジャックされています」
緊張を職業的訓練で押さえつけた女性の声がそう告げた。
ハイジャック?
放送は短い沈黙の後、さらに続いた。
「ただいま職員が対応にあたっておりますので、そのまま席でお待ちください」
ハイジャック?いま時、ハイジャックだって?
頭の中で、その妙に聞きなれた言葉がぐるぐるまわった。
そうか、ハイジャックだったのか。よかった。
僕は確かにそう思った。ハイジャックって言ったって、映画に出てくるような大規模なハイジャックなら今ごろ客室は武器持ったやつらに制圧されてるはずだ。その気配が全然ないってことは、多分単独犯だよな。だとしたら、せいぜい、暑さにやられたサイコ野郎が、アイスピックかなんかで操縦席に入ったくらいなんだろう。多少時間はかかるかも知れないが、エンジントラブルで不時着よりずっとマシだ。助かった。脈拍が正常にもどっていくのを感じた。
「ただいま職員が対応にあたっておりますので、そのまま席でお待ちください」
再び放送が入った。対応。どういう対応なんだろう。説得してるんだろうか。
僕は、ハイジャック犯を取り囲んで必死で投降を呼びかける職員の姿を想像した。
それにしてもいったい、どんなヤツだ?いまどき、ハイジャックなんて、なんかズレてるぞ。
とりあえず、マトモな政治犯とかじゃないよな。いっちゃってるヤツだよ、うん。
犯人の姿を想像しようとしたが、どうにもまとまらない。とりあえず、状況が進展するのを待つしかなかった。
「お客さまの中にお医者さまはいらっしゃいますでしょうか!?」唐突に、興奮をあらわにした声のアナウンスが響いた。「お医者さま、あるいは看護婦の方でも結構です!」
客席がざわめいた。医者?ドラマじゃあるまいし、そう都合よく医者なんて乗ってるのか?
「お医者さまはいらっしゃいますか?」数人のスチュワーデスが前方から叫びながら走って来た。僕が自分が梁邦彦でない事を悔やんだ時、機体右側の座席から、一人の男性が立ち上がった。うわ、乗ってるんだ、ほんとに乗ってる!何が起きたのかを考えるより先に、こんな現場にほんとうに医者が乗っているものなんだ、という事実に、まず僕は感動した。男性はスチュワーデスに誘導されて小走りに前方に消えていった。客室はざわめいている。
待てよ。僕は思った。医者が必要ってことは…そうか、犯人が殴られたかなんかで怪我した…?って事は犯人つかまった?そうだよ、でなきゃいくら医者だからって、乗客を連れて行くわけない。やった解決だ!解決したんじゃないか!?ぼくの勝手な予想を証明するかのようなアナウンスが流れたのは、その数10秒後だった。<<

つづく

2009/7/22

全日空61便ハイジャック事件 再録3  
下の記事からの続きです。

>>>しかし、まだ何の情報もない。やっぱり不時着か?
やばいな、安全施設の説明、もっとちゃんと見ときゃよかった。
不時着の時って、全部捨てて降りなきゃいけないんだよな、財布とかはまだいいとして、デジカメとか、もったいないよな。
緊張しているわりに、間の抜けた考えばかりが頭に浮かぶ。
まさか、海の上に降りるのかな、でもジャンボで海上に不時着なんてできるのか?
やっぱり機体、折れちゃうのかな。あ、でもここはわりと後ろのほうだから安全か?
そういえば不時着のときの姿勢ってどうだっけ?
一向に整理されない不安が少しずつ、しかし着実に思考のエリアを埋めて行く。それでも、機内の雰囲気にはほとんど変化はない。あいかわらずのどかな夏休みの延長だ。
突然、子供たちが拍手をした。スクリーンを見ると、ポケモンの放映が始まっている。機内の雰囲気はさらに弛緩した。機内放送はまだない。

窓の外にはいつのまにか、丘や森が見えていた。
低い。
もうすぐ着陸するかのような高度だ。
いよいよ不時着か?どこかの空港におりるのか?だいたい、ここ、どこなんだ?
さすがに何人かの乗客が、スチュワーデスに事態の説明を要求しているのが目に入る。
しだいに機体が揺れ始めた。低空の乱気流。
普通だったら着陸の何分か前に感じる揺れだ。
「大丈夫。」僕は言った。よくある揺れだ、よくある。こんなのはよくある揺れだ。
僕は自分を落ち着かせるために頭の中で繰り返した。機体は更にガタガタと小刻みに揺れる。しだいに揺れは激しくなる。さすがにちょっと気分が悪くなってきた。
まさか。
とうとう、押さえ込んでいた考えが頭をもたげた。
墜落するのか?<<<<

つづく

2009/7/22

全日空61便ハイジャック事件 再録2  
下の記事からの続きです

>>相変わらず消えないベルト着用のランプを見て、ぼくはほんの少し不安になった。
そのうち、島が見えてきた。緑に覆われた入り江がすぐそこに見える。
なんだろ、あの島。きれいな島だな。ひょっとして、松島、とか?ってことはこの高度のまんま北に飛んでるってことか?あ、でも違うよな、松島だったら、すぐ近くにでっかい発電所が見えるはずだもの。そんな事をぼおっと考えていると、飛行機はゆっくりと旋回をはじめた。
なんだろう。まさか、着陸できる場所を探してる、とか?
僕はのびあがってあたりの様子を伺ったが、機内はあいかわらずのんびりしていて、不安な表情をしているのがバカバカしく思えた。まあ、いいか、だいじょうぶだろう。だってこの飛行機には、見るからに悪運の強そうな小島や茂さんや、殺しても死ななそうなJストリングス全員、生き馬の目を抜く業界での成功者、ロースカの鈴木社長や高橋社長に加えて、水谷公生さんまで乗ってるんだ。こんなクセモノぞろいのメンツが一度に死ぬなんてこと、ありっこない。
なんの根拠もないが、僕には妙な確信があった。少なくとも、確信がある、と思いこもうとした。しかし、機内のスクリーンに映写される海面に、くっきりと映る飛行機の影は少し不気味だ。
あんなにはっきり影が映るってことは、とにかく相当低いよな。さっきより低いかも。
不安が簡単に消せなくなってきた時、通路を隔ててぼくのすぐ右横に座っていた中年の男性に、後方から来た男性がなにやら耳打ちした。男性は、うん、と短くうなずいて立ち上がり、早足で機内前方に歩き始めた。そしてそのあと、さらに4人の男性が、落ち着きを誇示するような足取りで通路を歩き、前方に消えて行った。その様子を見て、ぼくの前列の中央座席一番右に座っていた小島が伸び上がって振り返った。彼も起きていたらしい。

「へ・ん」小島が声を出さずに言った。
「え?」僕は聞き返した。
「変」もう一度小島が、今度ははっきりした声で言った。
「変だよね」ぼくはうなずいた。
「うん、これ、絶対、変でしょ」小島は何度もうなずいた。
「へん」

その時、最初に立ち上がって行った男性の右隣にすわっていた女性がすっと席を立ち、ぼくに話しかけた。
「いま、何が起きているかよくわからないのですが、状況が分かり次第、お知らせしますので」
微笑をうかべながらの、あくまで冷静な口調。緊張は隠しきれていないが、明らかにしっかりと訓練をうけた人間だというのが一目でわかった。千歳に向かう非番の客室乗務員らしい。
「わかりました」ぼくはうなずいた。その女性が前方に歩き出すと、付き従うように、その後方の座席からさらに4人の女性が立ち上がった。彼女たちも客室乗務員のようだ。年齢的には先ほどの女性より若く、その分、表情がこわばっているのが容易に見てとれる。彼女達が足早に前方に歩み去って行くのを見て、ぼくは最も不本意な確信をせざるをえなくなった。
あきらかに何か起きている。もう疑いようはなかった。


さらに つづく

2009/7/22

明日 7/23は  
福田が居合わせた、あの「全日空61便ハイジャック事件」からちょうど10年。
この、航空機史上最悪の大惨事を招いたかも知れない事件の犯人、西沢裕司(当時28歳)には2005年3月23日に無期懲役の判決が下り、彼は現在も服役中である。事件は法律的には完全に決着がついたワケだが、福田の中では、この事件は多分死ぬまで永久に反芻せざるを得ない体験で、決して完全に終わることはない。
1999年当時、福田はロード&スカイのホームページ「2001日記」にこの事件の詳細を書き、その後、2005年、西沢被告に判決が下った事を機に、自分のブログ「福弾頭M47_3」において、その文章を全文再掲載した。
その時点で福田の文章を読まれた方も多いとは思うが、この「10周年」を機に、しつこいようだがこの文章を(場合によっては加筆修正しつつ)全文を再掲載する。
もう何度も読んだ、というかたも、初めて読む、というかたも、是非、全文に目を通していただき、あの時、500人以上を載せていたジャンボジェット機に何が起きていたのか、ある緊急事態に直面した時、その現場において「被害者たる人間」が正確に入手できる情報がいかに少ないか、そしてなによりも、いかに日常は「死」と地続きであるのか、という事を改めて感じていただければと思う。
以下、再録文(「註」を加筆)です。

>>>>
テレビをつけっぱなしにしておくだけで、ぼくたちは毎日、いくつもの「死」や「恐怖」を目撃する。それはドラマや映画の中だったり、ニュースの中だったりするが、いずれにせよ、そこで語られるのはモニターの向こう側の出来事で、「ここ」にたち現れることはない、とぼくたちは信じている。
そしてその前提の上で、ぼくたちはいくつもの「死」や「恐怖」を、平穏で退屈な日常を癒す物語として消費する。だが、こうした「あちらがわ」に属するはずの出来事が、なんの前触れもなく「こちらがわ」に現れる事がある。しかも、物語としての体裁も構造も一切持たず、あくまで平穏で退屈な日常の連続として。ぼくはそんなことを考えた事は一度もなかった。
7月23日、10時55分発のANA61便に乗るまでは。

僕たちの乗ったANA61便が混みあった羽田空港の滑走路を離陸したのは、定刻を30分ほど過ぎた頃だった。あまりにも長い待機時間にうんざりしていた僕は、溜息をついて飛行機の後方56Cの座席から伸び上がった。前列に座っているJストリングスの岩戸やベースの岡沢茂(2009年註:当日、福田は、浜田省吾バンドメンバーのベーシスト岡沢茂、ピアニスト小島良喜、ストリングスチーム4名、そして多くのコンサートスタッフたちと、北海道キロロリゾートで開催される浜田省吾の野外コンサートへ向かう途中だった。)は、すでに寝息を立てはじめているようだ。飛行機は水平飛行にむけて順調に上昇していく。耳が少しツンとして、最近愛用している飛行機用の耳栓を忘れたのに気づいた。僕は飛行機の気圧変化が大の苦手で、大抵の場合、耳が痛くてどうしようもなくなるのだ。ちょっと憂鬱になった。
「ま、がまんするっきゃないか」僕の耳の都合などとは関係なく上昇していく機体を少しうらめしく思ったその時だった。
エンジン音に変化が起きた。
聞きなれた轟然とした力強い噴射音が突然やみ、ひゅーん、という、たまった空気を吐き出すような音が聞こえた。僕は56A、56Bの二つの座席越しに、左側の窓から外をのぞいた。
普通なら、もっと傾いて見えるはずの景色が、水平に見えている。丸い形状の低い雲の層が近い。
「どうしたんだろ」ぼくは口に出して言ってみた。「上がるのやめたぞ、この飛行機」
声がくぐもっていない。耳がなんともないのだ。なにか変だ。

シートベルト着用サインに目をやる。いつもならもう消える頃だ。しかし、シートベルト着用のランプは点いたままだ。なにかあったのかな。でも、揺れてるわけじゃないし、なんにしてもそう大事じゃないだろう。飛行機は静かなエンジン音をたてて、低い雲と同じくらいの高度をゆっくりと進んでいる。ジャンボジェットは、エンジンが1つだけになっても飛ぶって聞いた事あるし、最悪羽田に引き返す程度だろう。それならもうすぐ機内アナウンスがあるはずだ。
まあ、リハの始まりは遅れるかもしれないな。僕は椅子によりかかってあくびをした。
団体客ののどかな笑い声や、夏休みの子供たちのはしゃぐ声が眠気を誘う。
バンドのメンバーは、ほとんどが寝入ってしまったようだ。僕は、どんなに眠くても乗り物の中では眠れない自分の妙に神経質なタチをいまいましく思った。酒でも飲めば別なのだが、あいにく国内線のエコノミーに酒のサービスはない。僕は頭の中をからっぽにしようと、10分程度の努力を続けた後、再び窓の外の風景に目をやった。
海が見える。相変わらず、高度は低い。何度かYS11に乗ったが、それより低い感じだ。
遊覧飛行のセスナにでも乗っている気分。海面の波頭がはっきり見える。
ああ、あれ、ウサギが走るっていうんだっけ。案外風が強いんだな。それにしちゃ揺れてないから、飛行機の羽になにかあったとか、そういうんじゃあないよな。やっぱりエンジンになにか…・・?そういえばそろそろなんらかのアナウンスがあってもいいんじゃないか。

つづく

2009/7/22

無事 いろいろ終了(^-^)/  
7/17、某レコーディングにて歌入れ。歌うのは新人の女の子4人。
最初はどうなることやらと思ったが、コピペとピッチ補正でなんとかなる。
今更ながら、デジタルってすごい。今や、「歌手」になれない人なんて、いない。

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7/18,7/19、「ロボゲイシャ」MA。無事に終わったのは本当によかったが、
終わってしまってちょっと寂しいw。この数ヶ月、久々に完全没頭しまくった
仕事だったからなー。MAの最後に完成版を通して見たが、すでにこの映画を
全く客観視できない自分に気がつき、正直困る。
でもとにかく、凄まじく奇妙でめちゃくちゃ可笑しく、予想以上に派手で刺激的、
そして、ついうっかりジーンとさせられてしまう「揺さぶられる映画」になっていると思う。
音楽に関して言えば、今回の制作規模、制作条件の中では、福田はとりあえず、
やるべきこと、やれることは本当に全てやった(って言うか、「制作条件」は途中からどうでもよくなったw)。その点で、一切の悔いなし。現在、サントラ盤が出せるよう画策中。多分、公開には間に合わないが、DVDと同時発売を目指すつもり。映画は、10/3から渋谷のシアターNでの公開が決定(東京以外の情報は未確認)。
絶対見てね!!

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MAの1日目の後、白龍館で「JURAN JURAN」の4回目のライブ。
「ウルトラマンエース」のヒロイン南夕子を演じた星光子さんが、
娘さんの紫子(しこ)さんとお二人で見に来てくださって、
メンバー全員大喜び&大緊張。「ウルトラマンエース」を歌った時、
緊張のあまり手が異常に冷たかった、と高野くんは打ち上げで告白。
「谷村新司さんの前で昴を歌ったときより遥かに緊張しました!」
とのこと。その比較ってどうなの、と思いつつも、ちょっと納得。

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「ウルトラエース」のフィギアを持って微笑む「ウルトラマンエース」
のヒロイン、という極レアな状況をを激写する加藤礼次朗氏。
「南夕子がウルトラエースのフィギアを持っている」というシチエーションが、なぜこれほどまでに礼次朗氏を興奮させているのか、は、オタならみんなすぐ分かるが、ここで説明するのはめんどくさいのでしない。

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ところで。(株)大頭は、今度の7/26のワンフェスに、この
メカゴジラヘッドを参考出品します。これ、実はペーパークラフトで、
かつ、糊を一切使っていません。作者は、メカゴジラの向こうに座っている
林さんというクリエーター。天才ですな。

7/21,7/17にレコーディングした曲のギター入れとTD。さくっと終了。
明日は、華子のリハ。

2009/7/16

今日は朝から  
■明日のレコーディングと、あさっての「ロボゲイシャ」MAとJuranJuranライブの準備を同時にやって、脳ミソねじれ状態。

とりあえず、録音作業中は微妙な間が空く。その間の、ムダ書き。↓

■車内吊りの雑誌広告で、自民党新総裁候補の名前を見てたらあまりにもひどい人材しかいなくて情けなくなってきた。自民党は一回完全に崩壊するべき・・ていうか、なくなれ。

■浦沢直樹の「プルートゥ」が完結した。完結まで長かったなー。足掛け4年?なんにせよ、ほんとうに素晴らしい幕引き。途中でグダグダになってしまった「20世紀少年」の比ではない。心から拍手!
でも、その直後、たまたま実家から持ってきてあった手塚治虫の「火の鳥 鳳凰篇」「乱世篇」を数十年ぶりに読み返した(寝る前に10分ずつ読んだw)ら、あまりの面白さに愕然。まあ、ストーリーは言うに及ばずなんだが、例えば、物語のすげえ重要なポイントで、天皇が普通に電話かけて密談しちゃう(舞台はあくまでも中世以前)とかいう表現。そういや、こういう表現って、昔はすごく普通に存在した。だって「マンガだから」。でも、語られてる物語の本質には、そういう「ありえないディティール」は一切影響を及ぼさないんだよね。かつての「マンガ」の、フィクションとしての構造の強靭さ!それに比べると、あまりにも繊細なディティールに満ちた「プルートゥ」は、マンガでありながらすでに全く「マンガ」ではないのだ、という事に今更のように気づいた。「オタク」という人種が登場してから、フィクションはどんどん窮屈になってきたが、もうそろそろ、そういうのはやめにしたい・・っていうか、俺は結構、もうやめちゃっていて、だから「ゴジラ対メガロ」を再評価したりしてるんだけどw。

■村上春樹の新作がすげえ売れてるらしい。福田は「ねじまき鳥クロニクル」を読んだ時、登場人物の若い女の子が泣くシーンの涙の描写で、この人とは絶対ノリがあわねーと思ったので、多分読まない。でも、この間、イスラエル文学賞を受賞して、ちゃんともらいに行って、挨拶で堂々とイスラエルに説教垂れてたのはえらかったなー。

■町山智浩氏とオセロの松嶋がTOKYO MXTVでやってる「未公開映画を見るTV」、すげえ面白い。日本未公開のアメリカのドキュメンタリー映画ばかりを、前後編にわけてノーカットで放映する気合の入った番組で、アメリカ人のほぼ半数近くを占めるキリスト教福音派の「洗脳キャンプ」を記録した「ジーザスキャンプ」や、30日間マリファナを吸い続けたら人間はどうなってしまうのか?というシンプルな疑問にアメリカの「マリファナ芸人」が挑む「スーパー・ハイ・ミー」(ハンバーガーを30日間食い続けるドキュメンタリー「スーパーサイズ・ミー」のパロディw。でも内容はマジ。)などなど、とにかく面白いとしかいいようのないドキュメンタリー映画が続々と登場する。TOKYO MXTV、快挙。
え、で、30日間マリファナを吸い続けたら人間はどうなってしまうのか、って?どうにもならんよw!(あ、ひとつだけ明らかな変化があった。精子量が物凄く増えてたw。これは、30日間リラックス状態にあったことが原因と思われます、と、実験に立ち会った医者がコメントしてて、爆笑。)マリファナ吸引がなんら健康被害をひき起こさない、なんて事は、医学的には常識も常識。酒のほうがはるかに体にも脳にも悪いんだよ。TVやマスコミは絶対そんな事言わないけどね。じゃあなんで法律で禁止されてるかと言うと、これは番組中で町山氏も言ってたけど、「マリファナを吸引すると、α波が出まくって平和な気分になって、人間、全然働かなくなっちゃうから」w。国は国民が働かないのは困るから、国策として禁止するわけね。まあ一応、理にはかなってるかw。でもまあ、だったら、はっきりそう言うべきだよな。で、ここで誤解のないように書いておくけど、俺は別に、マリファナ吸引を奨励してるわけでもなんでもないよ。少なくとも日本国内ではマリファナ吸引は明らかに「法律違反」で、やったら例外なく逮捕されるわけだし。この程度の事で逮捕される程バカバカしいことはないので、絶対にやめとこうね。

■とか書いて、夕飯を食いながらNHKのニュースを見てたら、まあいいタイミングで、「カリフォルニア州議会にマリファナの積極的な合法販売で大幅な税収アップが可能というレポートが提出されて議論を呼んでる」というニュースをやってた。NHKのニュースキャスターの人は、あきれ果てた、みたいな口調で、「いくらカリフォルニア州の財政が苦しいといっても、これはありえないでしょう、だって、大麻(絶対マリファナ、って言わないんだよなーw)には健康被害があるんですから」と言ってました。だからあ、健康被害なんてないんだってばw。あるんだったら、いくらなんでもそんなレポート出てくるワケないよ。第一、カリフォルニアでは、マリファナは医療用として合法化されてるんじゃん。そういう事実を無視して、単純に「健康被害があるんですから」ってだけ断言するのは、完膚なきまでの「情報操作」だからね、みなさん。マスコミはこんな分かりやすいところで平然とウソつくんだよ。それだけはしっかり認識しましょう。

■おととい電車で遭遇したコワいオバさんの話。俺は、経堂から小田急の急行に乗って、ドアに向かって立って雑誌読んでた。すると、下北沢に着く、っていう30秒くらい前に、俺の右のほうで普通につり革につかまって友達と喋ってた女の子(よく見てないけど、多分高校生とか?)の腕を、傘でいきなりぽんぽん!!と叩く人がいる。
その人は、俺の左後に立ってたらしい人で(俺は背中を向けてるので姿は見えない)、俺の背中と水平に傘を伸ばして、随分離れたところにいる女の子の腕をワザワザ叩いたわけ。で、次の瞬間いきなりこう言った。「あんたたち、うるさい!」初老の女性の声。「そんなきたない話、聞きたくない!黙りなさい!」車内、一瞬凍りついたよ。だって、その子たちは極めて常識的な声量で普通に話をしてただけだったから。まあ、内容はわからんけどw、「そんな汚い話」って言われるような話をするような子達には全く見えなかったし。おばさんの怒鳴り声がやむと同時に電車は駅についてドアが開いたので、俺は降りちゃったけど、いったいなんなんだ、あのオバさん??百歩譲って、彼女達がすげえ声量で「汚い話」してたとしても、いきなり他人をカサで叩く(この場合、強さは関係ない)っていう行為は、絶対に許されないと思うんだが。福田としては、こういう人を真のキ○ガイって呼びたい。

■とか書いてたら、準備は全て終了。最初の一行を書き出してからほぼ12時間が経過。座り仕事が続きすぎて、腰が痛い。というわけで、明日から3日間、正念場。


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