2009/10/19

鈴木則文監督!!  映画
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シアターNでの一連の「ロボゲイシャ」のイベント中、福田が一番楽しみにしていたのがこれ。鈴木則文監督をゲストに迎えたトークショー。写真、左から映画評論家の柳下毅一郎氏、鈴木則文監督、井口監督。
鈴木則文監督がどんなに凄いか、については、調べてみても実はあんまり分からない。
ご大層な映画賞などとはとことん無縁の監督の撮られてきた映画は、「温泉みみず芸者」、「エロ将軍と二十一人の愛妾」から「猪鹿お蝶」「ドカベン」「トラック野郎」シリーズ、「聖獣学園」「伊賀のカバ丸」まで、とにかくジャンルはメチャクチャ、内容も、一言で言ってしまえば、節操がない。でも、断言するが、鈴木則文監督は70年代東映を代表する監督、というだけではなく、日本映画界の宝である。監督の映画は、とにかく明るく、メチャクチャに楽しく、バカバカしい。。こんな映画を撮り続けられた監督は、鈴木則文監督をおいて他に存在しない。
「映画は面白けりゃいいんだよ。なんでもありなんだ!」と言い放つ鈴木則文監督のシンプルな精神に、今の多くの映画クリエーター達(特にミニシアター系の「オフビート」と「テンポがない」の区別もついてない多くの映画監督たち!)は立ち返るべきだろう。「おくりびと」ですら「温泉みみず芸者」の足元にも及んでない、という映画の恐ろしさを、体感すべき。

この日のトークショーの白眉は、なんと言っても鈴木則文監督による「ロボゲイシャ」へのダメ出し!「ロボゲイシャは大変に面白い映画だし、あの手この手でアイディア満載で素晴らしいんだけど、井口君の映画はどこか民主主義的なんだよなあ・・・映画っていうのは、平等じゃなくていいんだよ、差別があっていいんだ。主演女優をもっともっと立てなきゃいけない。映画のタイトルが出るとき、なんで違う女優を出しちゃうのかなあ。あそこは、ストーリーは関係なく、こう桜がパーッと散って、主演の女優が物凄くキレイな姿で立ってて、ドーンとタイトル、そのあとタイトルバック、にしなくちゃ。終わりかたもそう。最後のシーンで、主人公がお姉ちゃんと一緒に踊ってるけど、あれは主演女優だけ踊っていればいい。お姉ちゃんはいらないんだ。ストーリーじゃないんだよ。映画はそうやって、主演女優を立てるものなんだよ」と、穏やかな口調で語られる鈴木則文監督の映画哲学に、まさにホレボレと聞き入る井口監督の姿が印象的。
「この映画を作るとき、ボクはもちろん芸者遊びとかした事がなかったんで、分からないことだらけで、いろいろ資料を見て勉強したんですけど、鈴木監督は、芸者映画を撮られた時はどんな感じだったんでしょうか」という井口監督の質問に、
「そりゃあ少しは遊んだけど(笑)、でも、映画っていうのはウソだから。リアリズムなんてどうでもいいんだ。こうあってほしい、というものを描くのが映画だから。だから、監督が、知らない事を知る必要なんてないんだよ」と淡々と応える鈴木則文監督、神。

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その謙虚さゆえに、あまりサインを書かれないという鈴木則文監督の貴重なサイン、
ゲト!!実は、他にも3本のDVDにサインしてもろたー(^0^)/♪

ちなみにこのサインを書いていただいた時の、福田と監督の会話。
「監督、お疲れのところすみませんが・・サインお願いします!」
「うわ、これか・・いいよ、恥ずかしいから」
「え、なっ何が恥ずかしいんですか・・?」
「いや、恥ずかしいよ、これは」
「そ、そんな事!自分はこの映画、大好きですよ!井口監督も大好きって言ってますし、他にもファンがたくさんいますよ!傑作ですよ!」
「そうかい?」
「(着ていった「猪鹿お蝶」のTシャツを引っ張りながら)ほら!こんなTシャツまで出てるんですよ!」
「ほう、そうか。うーん、そうか、それじゃ・・」(やっとペンを握る監督)「しかし、どこに書くかね、これは」
「クリスチーナちゃんの上にどーんと」
「かわいそうじゃないか、それは?」
「いや、どーんと!」
というわけで、どーんと書いていただきました。
でも、「かわいそうじゃないか?」という何気ない言葉に、監督のやさしさが滲み出てました。

2009/10/19

「ロボゲイシャ」観てから飲む会  映画
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10/17の16:00の回を観てくださったメンバー。見事に男子(オヤジ)率100%ですがw。
左端奥・関根氏、その手前・久保田氏、その右・koichi氏、その右・豊田氏、その手前・徳島氏、その右奥・井上誠氏、その右・林氏、そして井口監督のためにwお尻向けているのが浅利氏。伊福部先生のコミュ「バルウチャン・プロジェクト」のメンバーに、関根氏、久保田氏、koichi氏が加わった8名。基本的にたいへん濃いかたたちですのでw、「ロボゲイシャ」、大変にお楽しみいただけたようです。特に、特撮系ライターの豊田氏は、最初から最後まで直撃弾を食らい続け、笑い転げてました。みなさん、ありがとうございました!


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