2009/11/6

「ウルトラ銀河伝説」の   映画
完成披露試写会に行ってきた。

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りんかい線・品川シーサイド駅(ずっと思ってるけど、誰だ、この駅名決めたヤツ・・w)から歩いて5分ほどのバンダイ・ナムコホールディングス。とにかくすげえ巨大なビルで、その一回に上映施設が。

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全部で300席くらい。はっきりいってそのへんのシネコンよりはるかに立派。

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今回の映画「ウルトラ銀河伝説」のP、岡部淳也氏の挨拶。彼はもともとBuild UpというCG制作会社の社長で、10年ほど前、当時としてはまだ珍しいフルCG怪獣がバトルスーツを着た主人公と戦う実写特撮映画「D」を監督した才能あふれる人物。一昨年前、円谷プロダクションを買収したTYOグループを背負うかたちで現在円谷プロの副社長として辣腕を振るっている。この日の挨拶も、クリエーター系の人間らしいきわめてざっくばらんな雰囲気だったが、全く飾り気のないトークで彼のこの作品にかける意気込みが逆にストレートに伝わり、非常によかった。

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そして、メインキャストの挨拶。イケメン主人公レイを演じる南翔太くん、我々世代には「コニタン」として有名なw、隊長役の小西博之さんに続き、やっぱりこの人、黒部進さん。

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そして森次晃嗣さん。

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アーンド、今回の新キャラ「ウルトラマンゼロ」。彼はなんと「ウルトラセブンの息子」!頭にはアイスラッガーが二個ついている!この設定をめぐっては、相手は誰なんだ!?、いつ子作りしたんだ!?息子だからアイスラッガーが二個って事は、孫には三個つくのか!?などなどと、ヲタたちが騒然となった。実にまったくもってどうでもいい人たちだね、俺らって・・・

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さらに、「怪獣使い」のレイが操る大怪獣ゴモラも登場。

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このゴモラくん、シャーッとか光線も吐けるんですが、

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最大の特徴は、とにかくすげえデカいこと。
なんと身長3m、体長は多分5mくらい?
つい最近、岡部氏の指揮下で誕生した「で怪獣」(・・・)なのだ!ウワサには聞いていたが、まさか今日見られるとは思わなかったので、かなりテンションあがった(^-^)/
そしていよいよ、「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説」の上映開始。

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はっきり言って、福田の期待値はそう高くなかった。
試写会にお招きいただいても、正直、えー、どうしようかなー、品川シーサイド、遠くね?とか思ったくらいだから。でも、この日はいい意味で、メチャクチャ裏切られた。
要するに、すげえ面白かったのだ!
去年の悪夢のような「ウルトラ8兄弟」の酷さは、微塵もない・・・というか、もう完璧に、全くもって別物。日本の実写VFXファンタジー映画として、初めて世界標準の作品が誕生したと思う。

お話は単純明快。
ウルトラの星の秩序を保つパワーストーンが極悪ウルトラマン(!)ベリアルの手に落ち、なんと「光の国」は滅亡寸前に。かろうじて生き残ったウルトラマンメビウス、ウルトラマン、そしてウルトラセブンたちは、宇宙船ペンドラゴンに乗る「怪獣使い」のレイたちと共闘、最後は、ウルトラセブンの息子ウルトラマンゼロの協力を得てベリアルを倒す。「地球人」がほとんど出てこず、「地球」なんかワンカットも出てこない世界観の思い切りのよさが個人的には痛快で、テンポがよくムダのないシナリオ、カンフー映画そのもののアクション演出、ヒーローたちの活躍ぶりのカッコよさ、全てが新鮮で気持ちいい。
とくに新キャラ「ゼロ」の強さには、なんかオジさん、久々に燃えたよ
もちろん、あくまでもウルトラシリーズのコンテクスト内の作品だから、そのコンテクストを知らない人がこの映画を見てどの程度「面白い」と思うのかはかなりナゾなのだが、普通に考えて少なくとも「GOEMON」なんかよりは遥かに面白いし、特撮モノとしても「ゴジラファイナルウォーズ」は完全に消し飛ぶ出来なので、初めて「ウルトラもの」を見る人、「ウルトラ」の世界観はワカラン、という人でも、ファンタジー映画として十分楽しめるのではないだろうか。とりあえず、「ウルトラ第一世代」の福田は大満足。ど頭からの全力投球ぶり、テンションの持続ぶりに疲れる、という評価が出る可能性はかなりあるが、まあそういう「年寄りな評価」はとりあえずほおっておけばいい。だってやっぱりこういう映画はやっぱり「ガキの見る映画」なんだからw。
さらに付け加えると、岡部氏の10年前の作品「D」でも音楽を担当していて、その時点で既に福田が驚嘆する完成度のサウンドトラックを作っていたアメリカのマイケル・バータ氏のサウンドトラックが、今回も実に素晴らしい。この完成度と物量感は本当に圧倒的で、多分、現在の日本のどの映画音楽作家よりもパワーと実力があるのは間違いない。肉食ってるな〜、この人(ベジタリアンだったらかなりショックw)。

この作品の唯一の弱点は、逆説的な物言いになるが、どうあがいてもこれがやっぱり「ウルトラ映画」だ、という事。「ウルトラシリーズ」のコンテクストが全く存在しない海外に売るのは、多分結構苦労するだろう。でも、とにかく、この映画は、現在の円谷プロは去年までの円谷プロとは全く違い、世界標準のVFXファンタジーを作りだせる優秀なプロダクションになった、という事を見事に証明していると思う。なんか、めでたいぞ!
こうなったら一刻も早く、円谷プロに絡みついている「ウルトラの呪縛」から解き放たれて、新たなオリジナルコンテンツをばんばん作り出していって欲しい。
円谷プロダクションの今後に期待!!

☆☆☆★★★


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