2010/3/24

back to 2/28 vol.2  ゆうばりファンタ
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二作品上映を無事に終えた奥田、中平組はこの日の午後、晴れ晴れと帰郷。
顔の筋肉よく動きすぎの亜紗美の右横にいるのは、中平監督の奥様で「総括殴り込み作戦」のプロデューサー、中平ミキさん。みなさん、お疲れさま!!

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奥田、中平組を見送ったあとは、クロージング作品「シャーロックホームズ」を見る予定だったのだが、イザとなるといまいち気分が盛り上がらず(ガイ・リッチーの映画だしw)で、急遽予定を変更。フランスのインディーズ映画「AMER」を見る。基本的にはトラウマもののホラーサスペンス、なのだが、とにかく徹底的なクローズアップと細かいモンタージュ、強烈な音響で、体をつたう汗、絡みつく髪、皮膚をすべるナイフなどなど、徹底的に「身体感覚そのもの」を見せようとする、猛烈にアーティスティックな意欲作。ずーっと昔、故・田中登監督がどこかで「僕は、例えばリンゴを噛む女の口の中にカメラを入れて、そのリンゴを噛み潰す歯と歯茎をクローズアップで撮りたい。僕には、そういうフェティシズムがあります」みたいなことを言っていたのを思い出した。まさに、そういう作品。正直、90分の上映時間はちょっと長かったが、ユニークさにおいては今回ゆうばりで見た作品中のナンバー1。多分、カット数もナンバー1w。それにしても、ヨーロッパ勢の作品は音も音楽もいい。要するに、音と音楽に対する意識が高いのだと思う。

☆☆☆★★★

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あと一本見れるので、大急ぎで会場を移り、韓国産ホラー「ノルウェイノモリ」へ。
原題も「ノルウェイの森」。なんでこんなタイトルなのか分からんw。
死体を山の中に埋めに来たマヌケなヤクザ2人、デートに来たエロいカップル、男二人女一人の高校生グループが、死にそうな母親のために「生きた肝臓」を集めて歩く親孝行なキチガイ男に次々と襲われるブラックコメディ。確信犯なのかどうかわからないが、あまりもなんの工夫もなく撮影された明るいそのへんの山(高尾山とかそんな感じの山)を舞台に、カマがグサッ、血がブシュー、肝臓がデロー、みたいな展開が逆に結構シュールにグロくて笑えた。シナリオ自体は悪くないので、もうちょっと編集をシャープにしてあと10分程度削れば、もっとずっと面白かっただろうなー。惜しい。

☆☆☆

というわけで、初日からフルでいたワリに、あまりにも映画を見ていない事実に我ながら呆れつつも、今年のゆうばりファンタはこれにて終了。でもまあ、すごくお祭りっぽかったので、OK。

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雪をフラッシュ炊いてとるとキレい、ということに初めて気づいた最後の夜でした。

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ではまた来年!!

2010/3/24

back to 2/28  ゆうばりファンタ
というわけで、2010年のゆうばりファンタもあっという間に最終日。

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なんか、いつもの事ながら、旨いけどエグい味付けの料理ばっかり食ってる感じだったので、ちょっと趣向を変えてディズニーのアニメ「プリンセスと魔法のキス」を見てみたりする。CGアニメ全盛のこのご時勢に、「ジョン・ラセタープロデュースの2Dアニメ」というのは、やっぱり見ておくべきかなというのもあり。全くなんの情報もなしに見たので、舞台がニューオリンズ、ヒロインが黒人の女の子、という設定にまずビックリ。これもオバマ大統領の「威力」なんだろうなー。いつか自分のレストランを持つことを夢見る働き者のヒロインが、ひょんなことからブードゥー教の魔術師の陰謀に巻き込まれ、道楽モノすぎて親に勘当されて一文無し、金持ちの逆玉に乗ろうとニューオリンズにやってきたどっかの国のC調王子ともどもカエルにされてしまう、という設定がかなり面白い。
かくして二匹のカエル、ジャズプレイヤーになりたいワニ、全然イケてないホタルというワケのわからん取り合わせのキャラクターがチームとなり魔術師の陰謀に立ち向かうワケだが、ミュージカルとしての楽曲はさすがの出来、あくまで「伝統的」な2Dアニメではあるが各所に3DCGIをちりばめた演出も楽しく、全体的にスピード感も迫力もたっぷりの優秀なアニメに仕上がっている。大いに見る価値あり。ちなみに、「ディズニー初の黒人のヒロイン」というのは、一応、この映画のかなりの「売り」らしいが、実際には映画上映時間の8割は彼女はただのカエル。何人なのかなんて、サパーリ分からんw。まあこのへんが「保守」ディズニーの限界なんだろう。
☆☆☆★★

ところで、今年でゆうばりファンタは20周年。それを記念して、山田洋次監督の代表作のひとつである「幸福の黄色いハンカチ」のデジタルリマスター版が上映されたりもしたのだが、とてもじゃないが朝10時の上映には起きられず。その代わり、と言ってはなんだが、「幸福の黄色いハンカチ」のハリウッドリメイク版「イエローハンカチーフ」を見てみることに。

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上映前には、いまや最強のゆうばりボランティアwの一人であるフジテレビの笠井アナの司会で山田洋次監督の舞台挨拶。リメイクに至った経緯などを解説。なかなか興味深し。

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笠井アナの「ずっと昔から監督にお聞きしたかったんですが、幸福の黄色いハンカチのポスタービジュアルって、究極のネタバレですよね?」という質問は面白かった。「この映画のストーリーって、果たして主人公(高倉健)の奥さん(倍賞千恵子)は彼を待っていてくれるのだろうか?黄色いハンカチを飾っていてくれるだろうか?っていうのがキモですよね。でもこのポスターを見たら、もう物凄くはっきり、ハンカチが飾ってある(笑)。誰が見てもラストが分かっちゃいますよね。こういう宣伝ビジュアルを作ることに、例えば当時の松竹の宣伝部は反対しなかったんでしょうか?まあ、何故こんなことをお聞きするのかといいますと、某TV局の「2●●●●年」なんかは、マスコミ試写においてすら、ラスト10分を見せなかったりしているもので・・・」
「いやそれが、反対はされましたね(笑)。僕は反対されるなんて考えてもいなかったんで、ビックリしました」
「・・・はあ、反対されると思われなかった?」
「僕にとってこの映画は、なによりもまず、私はあなたをずっと待っていましたよ、という気持ちの象徴として、木にかけられた黄色いハンカチが風にたなびいている、そういう画を描きたかった映画なので、果たして最後にハンカチがあるのかないのか、なんていうことは、もうほんとうにどうでもよかったんです。最初から、黄色いハンカチはあるんです。ヒロインは主人公を待っていてくれる。これはそういう幸せな映画なんですよ、という事ををみんなに知ってもらいたくて、こういうポスターにしたんですよ」
うーん、なんか悔しいが、負けた。山田洋次監督、カッコよし。

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で、リメイク版「イエローハンカチーフ」。山田洋次監督の「とてもとても真面目に作られた作品。もっと自由にいじってもらってもよかったんですが・・・」というコトバがほぼすべて。見終わってまず、アメリカ人でもこういう地味で繊細な人情話に心底共鳴する人たちがいるんだねえ、という、はたしてそれが映画の本質と関係あるのかないのかよくわからない感想が浮かぶ。なんにせよ、オリジナルを知っていたら、どう見たってオリジナルのほうがいい。だとしたら、リメイクする意味ってなんだろう?「健さん役」(ってワケじゃないけど)のウィリアム・ハートは好演。

☆☆☆★★

つづく

2010/3/24

back to 2/27  ゆうばりファンタ
ぐずぐずしてたら、もうほぼ一ヶ月じゃん!

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2/27 夜10時過ぎ。いよいよ「スケ番ハンターズ 地獄の決闘」「スケ番ハンターズ
総括殴り込み作戦」の上映。「夜の10時からなんて、お客さん来ますかねえ・・」と心配そうだった中平監督だったが、いざフタをあけたら立ち見も出る大盛況。よかったねー(^-^)/奥田監督挨拶中。

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亜紗美、ゆうばりでは初の「主演女優」としての挨拶。当たり前だがとても嬉しそう。思えば、2007年の応援映画祭の時、まさにこの会場で西村組の「ミートボールマシン」スピンオフ上映があり、俺、ネクロボーグの特殊メークしたおっかねー亜紗美から「ミートボールマシン」DVD買ったんだよなあ・・・その時はもちろん、そのネクロボーグねーちゃんが亜紗美だっていう認識すらなかった。その数年後に亜紗美の主演映画の音楽作る事になるとは・・・要するに亜紗美とは縁があった、ってことだなw。

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・・みたいなことを含めてなんだかんだと喋りまくり、次第に司会化する福田。
だれか止めろw

いい加減しゃべり尽くしたあと上映開始。ストレートな痛快ヒーローアクション「スケ番ハンターズ 地獄の決闘」、マニアックな復讐劇「スケ番ハンターズ総括殴り込み作戦」、ともにお客さんの反応は上々。いかにもファンタらしく、爆笑と拍手喝采のうちに「二本立て興行」は無事終了しました。まずはめでたしめでたし。

2010/3/3

ゆうばりファンタ2010_2/27 vol.1  ゆうばりファンタ
明けて27日午前11:00。

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今日の夜の「ドグちゃん」舞台挨拶のために東京へ帰る井口西村組。
お疲れさまでした・・っていうか、お疲れさま!

さあ、今日から真面目に映画見るぞー!!
・・・って叫んでるワケじゃないですが↓

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まずは、「制作費7,000円」というフレコミで話題になっていたイギリス製インデペンデント・ゾンビ映画「コリン」。「制作費7,000円」っていうのは、要するに、監督のマーク・プライスにみんなが完全にタダで協力してくれたっていう事で、実際に見てみると、どう考えても500万円以上はかかって見えるんだけどねw。

ゾンビ映画は数あれど、ゾンビに噛まれてどんどん人間の感情を失っていき、最後は完全なゾンビになってしまう主人公を淡々と追い続ける、いわば「ゾンビ主観映画」とでもいうべき作品は他になく、そのユニークさにおいてまず圧倒的に面白い。主人公のコリンを演じる役者も素晴らしく、「ゾンビになる」という「緩慢な死」の恐怖と切なさを本当に見事に演じていて、実はこれ、アカデミー賞モノの演技なんではないかとすら思う。完全に手弁当の特殊メイクもいい雰囲気だし、編集も見事。音の演出の見事さにも感動させられた。残念ながら、このレベルの「音の使い方」(音楽も含め)が出来る日本の監督は若手、ベテラン含め殆どいないと思う。本当に巧い。大いに学ぶべき。トータル的に、決して大袈裟な言い方ではなく、福田が今まで見てきたあらゆる「ゾンビ映画」の中でも屈指に怖く、そして悲しい秀作。見る機会はないかも知れないが、もしあったら必見。

☆☆☆★★★

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次は、深作健太監督の「クロネズミ」。彼の作品は数年前の「エクスクロス」がかなり面白かったので今回も期待して見た・・のだが、残念ながらこれはダメ。とにかくシナリオが酷い。要するに復讐譚なのだが、まず、基本的に、復讐に至る状況設定、動機付けが脆弱すぎる。単に福田がオッサンすぎて、この映画で描かれている「友達同士の愛憎」がユルユルすぎて話にならねえ、と感じているのかもしれないが、まあそれはそれ。もしこんな脆弱な「物語」に少しでも共感する「ワカモノ」がいるのだとしたら、残念ながら根本的に間違ってねーかお前、と延々説教してやろうw。
インデペンデント映画ではないから、逆に、予算、撮影日程の制約がそれはそれはキツかったと思うし、それにしては映像も演出もがんばっているのだが、肝心のお話がこれじゃあどうしようもない。「コリン」を見た直後だったこともあり、とてもとてもガッカリ。深作健太、がんばれ〜!!

☆☆★★★

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お次はピーター・ジャクソンプロデュースのSF大作「第9地区」。実はこの映画、造形の清水くんがけっこう早いタイミングで見ていて、「福田さん、あんまり期待しないほうがいいですよ」と言っていたのと、なんか「社会派SF」とかいうイヤーな感じのくくりで紹介されていたりもして、けっこうテンション低く見始めたんですが・・・・清水くん、俺、これ、すっげぇぇぇ面白かったよw。特に、後半の怒涛のBムービー的展開。めっちゃ盛り上がって会場でも拍手起こりまくり。やっぱこの映画、劇場で見ないと(^-^)/

というわけで、なんだかんだ言って、これ、今回見た中では全く文句なしの大快作。
何十万人ものエイリアンが突如「難民」として南アフリカ共和国のヨハネスブルクにやってきてから20年。仕方なく彼らを受け入れたものの、増え続ける「エイリアン犯罪」に業を煮やした人類は、彼らをもっと僻地の難民キャンプに押し込もうとする。その大規模な「居住区移転」作業の責任者に抜擢された主人公が、思いもよらない事態に巻き込まれる、というシンプル極まりないお話なのだが、とにかく、この主人公の凡庸さ、善人さ、エゴイストぶり、グズグズぶりがほんとうによく描けている。少なくとも、シュワちゃんやスタローンなどのマッチョヒーローが登場してきてしまった以降のアメリカ映画ではついぞ見たことのない主人公で、70年代だったら多分ダスティン・ホフマンが演じたに違いないタイプの本当に「情けない男」なのだ。マークの説によれば、この映画、ピータージャクソンがPなので、CG担当のWETA(「ロード・オブ・ザ・リング」「キングコング」などを担当したニュージーランドのCGプロダクション)が物凄い値引きでCGを作ってくれているはず、との事だが、とにかく見た目はバジェット100億でしょ、という雰囲気のCG、VFXをバックに、このカッコ悪い男が孤軍奮闘する様が実に泣ける。久々に、すごく素直に感動してしまった。この作品もアカデミー賞候補になっているのだが、油断しているとビックリするくらいのスプラッタ描写もあり、作品賞なんか絶対に取りっこないのでw、安心してお奨めしておく。必見です。

☆☆☆☆

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ストーブパーティを途中で抜け出して見たのが、この「ムカデ人間 第一シーケンス」
今回のゆうばりファンタの白眉、とひそかに(なんでひそかなのか、については、
この映画を紹介していく途中でわかると思うw)話題になっていたホラー。

かつて世界的な「シャム双生児分離手術の権威」だったドイツ人医師が、ツーリストをさらって来て「複数の人間を医学的に合体させた人間」=「ムカデ人間」を作ろうとする(と言うか、実際に作り出してしまう)という映画なのだが、とにかくその「ムカデ人間」の構想が狂っている。まず、複数の人間のヒザの靭帯を切断して、立ち上がれないようにする。次に「先頭」の人間の肛門周辺のヒフを切り取る。次に、「二番目」の人間の口周辺の皮を切って捲って、「先頭」の人間の肛門周辺に縫い付ける。次に「二番目」の人間の肛門周辺のヒフを切り取って、同じように「三番目」の人間と結合する。こうすると、先頭の人間の「口」と三番目の人間の「肛門」が一本につながった「ムカデ人間」が完成する。
この狂ったアイディアを思いついたとき、トム・シックス監督は、有名な外科医にこのアイディアが医学的に正しいかどうか、実際に外科手術として成立するかどうか聞きに行ったらしい。当然、最初はただの変態だと思われたそうだが(あたりまえ)、最終的には医者も面白がり、この手術は100%可能である、という太鼓判を押してくれたとのことw。かくして、この奇想に基づいて、世にも稀な「キチガイ博士ホラー」が完成した、というわけ。この映画、スプラッタシーンやゴアシーンは殆どないのだが、このキチガイ博士を演じるドイツ人俳優があまりにも素晴らしく怖く、実際、この映画で「先頭」を演じた北村昭博くんという日本人俳優は、このキチガイ博士の演技のあまりのコワさに、撮影中何度かマジ泣きしたそうだ(ほんとう)。だが、この作品が優れているのは、単にこの映画が「素晴らしい演技者に恵まれた優れてコワいホラー映画」であるから、というだけでは全くなく、このキチガイ博士が作り出した「ムカデ人間」がどうしようもなく絶望的であると同時にとてつもなく滑稽な存在であり、その存在が体現する「事態の割り切れなさ そのもの」「抗いようのない運命 そのもの」が観客の感性を直撃するからだ。ここまで超ブラックなコメディホラーは見たことがない。「こんな傑作は10年に一度あるかないか」とプログラミングディレクターの塩田氏もパンフレットに書いている。賛成。「第二シーケンス」の制作が今年5月からスタートするそうで、どんな狂った展開になるのか今から楽しみw

☆☆☆☆

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上映前の舞台挨拶。左から二人目が「先頭」役の北村昭博くん。右隣がプロデューサーのイリナ・シックス(監督の姉)。その右隣が監督のトム・シックス。とても明るいガイジンさんでしたw。

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上映後のティーチインのあと、客席からメンバーを募って「ムカデ人間」を再現。
まあ、なるなら、やっぱ「先頭」かなw。

2010/3/3

ゆうばりファンタ2010_2/26  ゆうばりファンタ
目が覚めたら14:00過ぎ。めちゃくちゃよく寝てしまった。
メシ食って寝たのにちゃんとハラが減っている。
なんか危険だがw、朝飯(昼飯?)を食いに迷わずホテルを出る。

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今日も暖かくて道はこんな。

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元「ケバブ」の店(ゆうばりファンタ2006のレポ参照)だった店「政(まつり)」へ。

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ご主人の体調不良のため、惜しまれつつも去年5月いっぱいで閉店した名店「藤の家」のカレーそばの味を追求したカレーそばがある!これは涙モンだ!

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感動しつつ食する。もちろん「藤の家」の味そのものではないが、極めて近い。
大満足。

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「ケバブ」の店の名物だった豚丼もあり。ウレシス。なんていい店なんだ!
しかも、映画祭の期間中は夜中2時過ぎまで開いているという。完璧。

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「藤の家」さんにも立ち寄ってみた。

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実際に見ると、やっぱり寂しいなあ。

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昨日のイベントで履いていた銀色のニューバランスを忘れたので、
会場に取りに行く。

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道すがら。こんなカフェあり。おっちゃんたち、いい味出してるなー。

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コーヒー飲みに入ってみる。結構シュールな空間だったが、コーヒーうまし。


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「ゆうばり市民会館」改め「アディーレ会館ゆうばり」で、無事ニューバランス回収。
ところで「アディーレ」ってなに?、とか考えつつ、またもや井口西村組イベントのため商工会議所へ向かう。

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おー、ポスター。やっぱりこのサイズ、いいなあ。

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プロジェクターが新品になってる!明日の上映が楽しみ。

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さて16:00スタート予定のイベントは、この映画「ゴスロリ処刑人」の本編完成が間に合わず予告編のみの上映となってしまい、結果、関係者が誰も来ないので、「特殊造形を担当した西村映造さんに全部お任せしますのでなんか適当にイベントをやっておいてください!」という超ユルユルなオファーに基づいたもの。いいのか、そんなんでw

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「ゴスロリ処刑人」予告編だけの上映ではとてもじゃないが時間が持たないので、あくまでこの場での「前座」として、昨日のイベントでも上映した井口西村組最新作「戦闘少女」の予告編や、「ロボゲイシャ」スピンオフの再上映をすることに。主演の村田唯ちゃんもご両親と一緒に参加。作品中、唯ちゃんがあんなことやそんなことになるので、ちょっと緊張気味の井口監督w。

ところが。イベントがあと5分ほどで始まるというタイミングで、肝心の「ロボゲイシャ」スピンオフの上映用DVDがホテルに置きっぱなしである事が判明!ゆるっ!石川ゆうや氏が大あわてて取りに向かう中、基本的には何の段取りもなく、でも全く何食わぬ顔でイベントはスタート。井口、西村コンビのトーク、「戦闘少女」予告編の上映で「ロボゲイシャ」スピンオフの到着を待つ算段はうまくいき、いい感じのタイミングでホテルからブツが届いた・・・と思いきや、荷物をがさがさと探る井口監督「あれ?ない!?」
なんと「ロボゲイシャ」スピンオフが発見できず。「これかな、これかも知れない!」と言ってかけた「予告編」DVDは、昨晩の針刺し女王、水井真希ちゃんの主演作「終わらない青」の予告編だったりして、イベントはどんどんユルユルに。困り果てた井口監督が「えーい、こうなったらこれを上映しちゃえ!」と言って出してきたのが

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井口監督が「片腕マシンガール」の数ヶ月あと、純粋に雇われ営業仕事として受けたという「ブラッ○チェ○ー」という(一応伏せときます)「男装の女子二人組ユニット」のPV。「これは実は、ほとんど誰にも見せたことがないんですよ!上映する機会もなかったし・・」と言いながらスタートしたそのPVは、途中までは確かにまあ、いわゆるPVなのだが、半ばを過ぎると、突如意味もなくヤクザが襲撃!鹿の剥製からマシンガン!ドラムからマシンガン!バイクからもマシンガン!という発狂した作品で、場内は拍手と爆笑の渦。ちなみに、企画の根本的なダメさ加減もあり、見事に全く売れなかったらしい。まあ、見れば誰でも納得するほどいろんな意味でムリなユニットなんだけどね、これがまたw。「ああ、でも今日ここで上映してよかったです。なんか肩に憑いた水子を落とした感じだ!」と妙に清清しい表情になったあと、「ゴスロリ処刑人」予告編、そして最終的に発見された「ロボゲイシャ」のスピンオフを上映、イベントは無事終了。
めでたしめでたし。なのかな(・・;

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で、そのあとは、いい感じのテント風飲み屋で飲み。
まだ明るいのにね・・・

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2時間以上飲んでから、全員で話題作「ハート・ロッカー」を見にアディーレ会館へ。
キャメロンの「アバター」に対抗できる唯一の作品として、今年のアカデミー賞の9部門にノミネートされている作品(しかも監督は元キャメロン嫁!)なので、みんな気合を入れて見始めたのだが・・・・
すみません、福田、気がついたら10分で映画が終わっちゃいました。がーん。ロビーに出て、恐る恐るみんなに感想を聞くと、

井口「えっと、タイトルが出て、その後すぐにエンドロールになってるんで変わった作りだと思いました」
西村「マダラにしか覚えてないけど、画角がずっと同じだった」
紅井「完璧に寝てました」
石川「同じく」

全員語る資格な〜し!
「東京残酷警察」のシナリオにも参加していた水井さん(当時は本名のナコシサヤコで参加)は普通に「面白かった」と評価、某Toberu氏は「全くダメ!」と評価、要するに、ちゃんと見ていた人々の評価は真っ二つなので、興味のあるかたは是非ご自分の目で確かめてください。

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「政(まつり)」に行き、キチガイジン(自分でそう言ってるんだから仕方ない)のマークたちと合流。彼はなんと今回、コンペティションの審査員という超メジャーな立場で参加しているのだが、昨日の「怒られナイト」でもずーっとフンドシでいたし、ここでも胸の「東映」「にっかつ」の刺青を見せて喜んでるし、ほんとーのアホである。ちなみに向かって左、黒いキャップの人は、深作欣二監督のご子息、深作健太監督。呆れてますなw。

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マークの刺青の新作。「東京残酷警察」に出てくる「イヌ女」(泉カイちゃん)。
「コレデオンセンゼンブハイレナイネー」と言ってました(-0-;

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深作健太監督と仁科貴くん。大学時代、70年代東映映画に心酔していた福田としては、なんとも感慨深い3ショット。文芸地下で見た、深作欣二監督司会の「川谷拓三フェスティバル」から約30年。まさかこんな日が来るとはなあ・・・・長生きはするもんだねえ。

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もういい加減全員ベロベロで午前3時。
2日経過したのに、なんと、まだちゃんと映画を見てない、という恐ろしい事態。
明日はがんばろう!!心に誓った福田でした。

2010/3/2

ゆうばりファンタ2010_2/25  ゆうばりファンタ
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ゆうばりファンタ2010は、初日の朝っぱらから大試練(@0@;
11:30の飛行機に乗るべく余裕を持って10:00ちょい過ぎに到着した羽田は濃霧で大パニック。なんと、7:00過ぎから一台も飛行機が着陸出来ていないという。確かに、モノレールから湾岸の景色が殆ど見えないので、こりゃ運行になんらかの影響が出るかも、とは思っていたのだが、まさかここまでとは!空港ロビーは人で溢れかえってぐしゃぐしゃ。なかなか凄い画だ。

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ANAの場内アナウンスが猛烈な勢いで欠航便を次々と発表していく中、ADO利用の福田はカウンターの前でただただ状況を見守る。11:10の時点で、ADO前2便の欠航が決定。うわーなんとかしてくれーと思いつつもこればっかりはどうにもならない。別の航空会社の便で9:30に出発するはずだった井口監督チームに電話してみると、やはり彼らも足止めを食っていた。なんとなく明るくなってきている気もするガラス窓越しの空が唯一の救い。ジリジリしながら運行再開か欠航かの発表を待つこと約2時間、やっと「ADO、再開します!」とのアナウンス。ほっとしたとたん、いきなりどっと疲れてしまったw。結局約90分遅れで、飛行機は13:00頃無事出発。まあ「被害」は最小限で済んだ感じ。

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飛び立ってみれば素晴らしい好天。なんだったんだあの霧。
神様の悪フザケにしか思えないw。

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まあそれを言ったらこんな山脈も神様の悪フザケかも知れないのであまり深く考えない。とにかく、以上のような経緯で

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千歳空港には一気に遅延便が着陸!いつもはガラガラのゆうばり行きのバスは超満員。
空港で偶然合流した石川ゆうや氏、泉カイちゃんたちとゆうばりへ向かう。カイちゃん情報によれば、井口西村組も無事到着したのだが、空港の「ラーメン道場」でラーメンを食う事を優先、次のバスに乗ることにしたという。

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ホテルマウントレースイの前で不審なキグルミ発見!!とか思ってる間もなく、
バスは福田の宿泊するホテルシューパロへ。

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というわけで今年もやってきました、ゆうばりファンタ。

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気温、たかっ!

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案の定、雪は溶けかけでびちょびちょ。これが凍るとそれはそれはオソロシい状態になる。油断せんとこう。

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チェックインしたらすぐにオープニングセレモニーですがな。

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今日は苫小牧の実家から来たカイちゃんは、羽田の「事件」には巻き困れていないので
全然元気。

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井口西村組首領も無事到着。後ろ姿、貫禄あるっていうかなんていうかw。
今回のオープニング上映は小栗旬初監督作品「シュアリー・サムディ」。去年は来ていなかった小栗くんが来る、という事で、会場は明らかに「小栗くん狙い」の女性客で物凄い熱気。やっぱ「人気者」って必要なんだね、この世には。当たり前か。とりあえず、青春映画には殆ど全く食指が動かない福田はセレモニーが終わった時点でホテルに戻って一休み、21時からのオープニングパーティに出席したが、ここもまた小栗くん狙いの女性客で異常な人口密度。

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恒例のもちつきに「シュアリー・サムディ」チームが登場すると

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「一般の方々の撮影は禁止です!」というアナウンスもなんのその、シャッターの嵐。まあ実際、この状況で撮るなって言ってもそりゃームリですなーw。

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とりあえず、モチはウマし!

あまりの人の多さに、結構イチヌケする人間も目立つ。福田も、とりあえず今夜の井口西村組企画「朝まで怒られナイト」の準備に立ち会うべく、早めにパーティ会場をはなれる。

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とまあ、↑こんな企画なのだが、これだけで終わるワケがないのが井口西村組。
例えば、ここには一言も書かれていないが、真夜中2時過ぎから予定されている「予告編上映イベント」は、その場に予告編を持ってくれば必ず上映してあげるけどそのかわり尻に針を刺すよ(またかよww!!)、というキチガイ企画。つまり、2日後にゆうばり入りする中平組作品の予告編を上映してもらうつもりの福田は、またもや尻に針を刺されなければならない、というワケだ。監督でもない、プロデューサーでもない、しかもあくまで「一般客」として参加している俺が何故尻に針を!?とは思いつつもw、まあ、音楽担当しちゃったんだから仕方ないし、まあ、針の尻刺しならもう経験済み、平気だモンねとタカをくくっていたら・・

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今回の針はこんなだよ!これじゃ電撃ネットワークだよ!

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さすが西村喜広、この男、ホンモノや・・・って感心しとる場合か!
まあ、この針の尻刺し以外にも、門外不出の映像お蔵出しなどの企画がテンコ盛り。

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とにかく最初はこの映画「吸血少女対少女フランケン」で企画スタート。
この映画、去年福田はちゃんとシアターNで見たのだが、レビューを書いてなかったような・・・この映画が面白いのは、スプラッタホラーでは全くなく、世にも珍しいwスプラッタ学園ラブコメだ、という点。「吸血少女」(川村ゆきえ)と少女フランケン(乙黒えり)が戦うのも、定番の復讐とかそういうドロドロした動機からでは全くなく、単純に、一人の気弱なハンサムな男の子(斉藤工:好演!)を自分のモノにしたから。要するに「女の子同士のケンカ」なのね。まあもちろん描写的には相当行っちゃってる部分も多いんだが、少なくとも「暗い話」では全くないので、あんまり血がブーブーでるのは苦手、という人にも気楽におススメできる映画。中川孝氏の音楽もすごくポップで楽しい。あ、でも、出る血の量はハンパじゃないからね、そのつもりで見てね(^-^)/
☆☆☆★★

さてこのあと、呼び物企画のひとつ「吸血少女フランケン」(「吸血少女対少女フランケン」のスピンオフ)の上映があったのだが、朝の疲れとパーティでの飲みで、福田完全に爆睡。気がついたら、次の作品が上映されていたが、それはこのオールナイト企画中、最もコアな「門外不出作品」の一つだったのでここではスルー(これ以外にも、完全スルーしなければならない作品があと2本あったw)。

そんなこんなで時刻はすでに午前2時を大きく回り、いよいよ「予告編上映大会」の始まり。

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福田、例によってフンドシ。なぜかというと、フンドシじゃないと、ズボンめくってぺろっと生尻を出して針をさされることになるから。そっちのが恥ずかしいでしょ?(でもないのかなあ・・もう感覚が変なのかなあ・・)

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なんだか淡々と針を取り出す西村監督。ちなみに、井口監督の右隣にいるのは、このコーナーの進行をデモ田中くんとやってくれた仁科貴さん。あの名優・川谷拓三さんの息子さんです。

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いよいよその時がやってきました。ああ、もうどうにでもしてください。
本日の刺し役は女優の水井真希さん。

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はい、刺さっております!よく見えませんが、左尻、右尻、それぞれ一つずつ!

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ああ、なんてイヤな写真なんだ・・・・

この後、無事、「スケ番★ハンターズ 地獄の決闘」「スケ番★ハンターズ 総括殴り込み作戦」二本の予告編は無事上映されました。めでたしめでたし。

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そして次々と現れては、自分の関係作品PRのために次々に尻を刺される人々。
なんという映画愛でありましょうか。
で、なんでまたいきなり福田はキーボードを弾いているのかと言いますと。

事前に西村監督が何度も「福田さん、今日は楽器持ってきた?」と聞くワケね。
「持ってきてないよー」
「えー、なんで、ミュージシャンなのに!」
「ミュージシャンがいつでも楽器を持っているっていう認識は間違いだ!」
「そうなんだ・・うーん、それじゃ、このカチョカバロ(註:花畑牧場製のチーズ。ホテルのロビーのショップで売られていた)でなんとかならないですか」
「なりません」
「そうかあ、アナ開けてもだめですか」
「だめです。柔らかいし」
「うーん」
とか言う、実にどうでもいい会話をしていたら、ちょうどそこに、ゆうばり映画祭の実行委員の澤田さんという方がとおりかかって、またこれが偶然にも、澤田さんは昔から生福のファンだったという経緯があり。
「あ、澤田さん、ダメもとで聞くんですけど、キーボードってありますか」
「ありますよ」
「マジですか!お借りできませんか?」

とまあ、こんな流れでKORGのZ1というシンセを用意していただいちゃったのでした。ありがとうございました!

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ちなみに、この方が澤田直矢さん↑

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さらにちなみに、「ズボンめくってぺろっと生尻を出して針をさされる」実例。
この間、福田は「哀愁のヨーロッパ」や「オリーブの首飾り」などを演奏。

この後は、「ロボゲイシャ」スピンオフの「恐怖!!芸者軍団」の上映などがあり、
最後は門外不出作品その3の上映。

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デモ田中くんから観客に色々なリアルタイムアクセスのある本作、上映後はこんな状態に。散らばっているのはキムチ、落ちているビニール袋は観客の防御用にあらかじめ配布されたもの。果たしてこれがどれだけ役に立ったのかは知らないw。

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こうして全ての出し物が終了したのは午前5:40ごろ。西村監督、すでに爆酔。

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寝てます。

この後、ホテルに戻り、6:00から開いている温泉に入り、7:00にホテルの朝飯を食ってから就寝。長い長い一日でありました。

2009/3/10

明けて3/2。今日(3/10)知ったのだが、この日、直径34mの小天体が時速300,000Km(約マッハ30!)以上の速度で、地球軌道からたった70,000kmちょい(月との距離の1/5くらい)のところを掠めていったらしい。ヤバかったねー。宇宙規模で見たらモノすげえ紙一重。そんなサイズの天体がそんな速度で地球にぶつかってたら、都市一つくらい楽勝で丸ごと壊滅。でも、そんな事件はだーれも知らず、映画祭は淡々と続いた。まさに、知らぬが仏w。

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朝10:30。珍しく微妙に二日酔い状態のまま、ホテルシューパロの「スカパーHDシアター」(今回ゆうばりファンタに協賛して上映作品を放映していたスカパーの放送をリアルタイムで見る特設会場)で、VFX映画「マリネリス峡谷の対決」を見る。CFディレクターの若山桂三監督が「購入する予定だったマンションの頭金を、カミさんに頭をさげまくって丸ごと投入して」(監督本人談)作り上げた上映時間14分の自主制作短編で、とにかくプラモデルが大好き、ミニチュア撮影が大好きという監督の愛情に満ち溢れた作品・・・なのだが、監督がこだわったという、CGを使わないVFXの「アナログ感」が画面からはうまく伝わらず、したがって、確信犯的な編集のユルさ、フレーミングの古臭さetcが全然確信犯に見えない。もし今回のように監督のコメントが直に聞けなかったら、単に「失敗したCG作品」にしか見えなかっただろう。そういう意味で、残念ながらこれは、「誰かに見せる作品」としては根本的な失敗作、と言わざるを得ない。マニアがマニア的欲望だけを純粋にむき出しにしてモノを作っちゃいけない、という典型的な悪例。
☆☆★★

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こうして、2009年の福田のゆうばりファンタは全て終了。先日、このブログのアーカイブをチェックしたら、すげえたくさん上映作品を見たと記憶していた2006年のファンタですら、全部で16本しか見ていなかったので、今回は本当に映画漬け。特に昨日は、一日中ポップコーンとカキの種とじゃがポックルしか食わずに映画を見ていた。ただの中毒患者。
最終日の空は暗く、粉雪が舞い散る。どうやったって楽観視はできないゆうばりの未来を暗示しているような天気。それでもゆうばりファンタは続いていくだろう。今となっては、ファンタが消える時はゆうばりのアイデンティティが消える時だ、とすら思う。無責任な物言いだが、がんばってください。来年もまた必ず来ます。

2009/3/9

3/1 その2  ゆうばりファンタ
こうして、あっという間に今年のゆうばりファンタも閉会式。

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コンペティション部門のグランプリは「SR サイタマノラッパー」。福田は見ていないが、埼玉の町でラッパーを目指す若者たちの群像劇。監督の入江悠氏(写真右端)はこれまでもゆうばりのコンペで二度の受賞歴のある実力派。機会があれば是非観て見たい作品。ちなみに、写真左端はコンペ部門の審査員で、「愛のむきだし」の主要キャストの渡辺真起子さん。入江監督のすぐ左隣が審査委員長の高橋伴明監督(照明で真っ白になっちゃってますが)。

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表彰式の後は全員のラインナップ。

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ナ・ホンジン監督、ピンクパンサー、アレックス、そしてちょっと離れて顔半分だけの井口監督、というレアな(だけで別にそんなに価値はない)画w。

という感じで閉会式は終了したが、実際には映画祭はまだまだ終わらない。
閉会式後、同じ会場で、ゆうばりファンタと提携している韓国のプチョン国際ファンタスティック映画祭に出品された3本の韓国映画が上映された。

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まずは、1979年制作の、当時の韓国アクション映画を代表する作品(らしい)「悪人よ、地獄行き急行列車に乗れ」。なんてカッコいいタイトル!!幼い頃、満州で日本兵に父親を惨殺された少年と少女が成長して日本に渡り、かつての日本兵たちに復讐していく、というダークなリベンジもの。一応舞台は日本という事になっているが、撮影は全て韓国、何故か全員ヤクザや悪徳商人として成功している旧日本兵たちも韓国人が演じている(なのでセリフは全部韓国語)。ヒロインがヘビ使いだったり、ネズミを吹き矢で狩って食って苦境を生き延びたり、ヒロインと何歳かしか年が違わないはずの盲目の主人公がすげえオジさんだったり(でもこの人こそ、韓国映画史において初の「アクション俳優」と呼ばれ、この映画の監督でもある故・パク・ノシク氏なので仕方がない!)、で、そのオジさんがヒロインと弓矢を素手で受ける特訓(無茶)をしたり、ヤクザの子分たちが日常的に風呂上りっぽい浴衣を着ていたり(しかも帯の位置が異常!)、と、思いもかけない爆笑ポイント満載のカルト作品。今回のゆうばりでトルコの「セムン」と並び、見てすげえ得した感のある映画だった。しかし、この映画のプリミティブさ(はっきり言って、演出も演技もシナリオも、とても1979年の映画とは思えない。少なくとも、60年代前半くらい雰囲気)と、現在の韓国映画の洗練度を比較すると、その「成長ぶり」は本当に驚異的、としかいいようがない。
☆☆☆★★

このあと、「チェイサー」のナ・ホンジン監督が、かつてプチョン映画祭に出品した短編「汗」を上映。さまざまな「汗」をモノクロームのシャープな映像で見せるイメージフィルム的作品だが、その完成度はすでに圧倒的。この男、ホントに何者?

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そして、最後に上映されたのが、「タチマワ・リー 悪人よ、地獄行き急行列車に乗れ」。 「クライング・フィスト」「シティ・オブ・バイオレンス」などの強烈アクション映画の監督として活躍する若手監督リュ・スンワンがパク・ノシク監督作に捧げたアクションコメディ。日中戦争の時代を舞台に、超腕利きのスパイ「タチマワ・リー」(日本語の「立ちまわり」に引っ掛けたダジャレ)の活躍を描いた大作で、「こまわりくん」にソックリ(ほんとにソックリ!!)な主人公が、とにかく徹底的な二枚目として振舞う、というギャグ設定をバックボーンに、サービス満点、スケールも大きく演出も派手、撮影も素晴らしいアクションシーンがこれでもか展開する・・・・のだが、映画とはかくもオソロしい!なんと、あんまり面白くないのである。ギャグの殆どがクドすぎて素直に笑えない、というのが最大の要因。日本と韓国の笑いの質の差?とも思ったが、この映画、本家韓国でも興行的には大失敗に終わったそうなので、あながちそうとも言えない。過剰なサービス精神が全て裏目に出てしまった非常に気の毒な例、として記憶に留めたい作品である。それにしても、主人公の完膚なきまでのこまわりくんぶりは驚異的なので、日本の映画クリエーターは、絶対に彼を主役にして「中春 こまわりくん」を撮るべきだと思われます。
☆☆☆

二作品の上映が全て終了するとすでに10時過ぎ。同じ会場で映画を見ていた井口監督たちと飲み会になり、1件目で焼酎のボトルを空け、2件目でグラスになみなみとつがれたジンロック2杯を飲み、午前5時すぎ、完全にブラックアウト。気がついたら朝8時でした。

2009/3/9

3/1 その1  ゆうばりファンタ
今日の夜ゆっくり寝ればいいや、と思い、気合を入れて9時起床。

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すげえいい天気なので一撃で目が覚める。
ここからしばらくの間、当ブログではもうおなじみ、切なさ満載の「ホテルシューパロから市民会館への道のり」をご覧ください。

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さみしーよー、切ないよー、マジで涙出そう。
気づいたかたはいるでしょうか・・下から2番目の「中山精肉店」さんは、
3年前には堂々「黄金銃を持つ男」の看板を掲げていらっしゃった事を・・・


さて、今日は一日ゆるゆると市民会館で招待作品だけを見る日。
一本目は韓国映画「チェイサー」。韓国の映画賞を総ざらえにしたという前評判に、逆にちょっと身構えて観たのだが・・・

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いやもう、ただただ、参った。先日も書いたが、福田が今まで見た韓国映画中のベスト。いや、それどころか、ここ10年間見た「全映画」の中でもトップ5に入る。ポン・ジュノ監督の「殺人の追憶」を見たとき、こんなすげえ映画はしばらく現れないだろう、と思ったのだが・・・。この「チェイサー」は、あきらかに「殺人の追憶」を超えた。韓国映画界って、ほんとに、どうなってるんだろう。
「恐怖」や「焦燥」を見事に描いた映画は今までに何本もあったが、この映画が驚異的なのは、一歩間違えばただの退屈と化すストーリーの「もどかしさ」を、見事なエンタテインメントに仕立て上げた点。これは物凄い「芸当」であり、とにかく、観なければ説明不能。それほどまでにこの映画は映画的なのだ。観る者の予想をぬらりくらりと裏切り続けつつ描かれる、「サイテー」な主人公の髪の毛一本ほどの改心と献身。そこには一切の説明もセリフもなく、ただ爆走する主人公の肉体があるのみ。そして、その果てに辿りつくラストシーンに混在する絶望と一筋の光明に、観客は異様なカタルシスを得る。それは、「泣けた」とか「感動した」とかいう次元では語りきれない、エラいものを観てしまった、という、驚嘆のカタルシスだ。まさに、これが、映画、というものだ。ストーリーについては敢て一切説明しないので、この映画、何がなんでも劇場で観るべし!☆☆☆☆★

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上映後、長編映画第一作目にしてこのとんでもない傑作をモノにしたナ・ホンジン監督が登壇。観客席からの拍手の熱さは圧倒的だった。見る限り、普通の素朴な映画青年、という感じのナ監督。司会者・笠井アナの質問を通訳の方から真剣に聞いてます。

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質問にいったん答え始めると、実に淡々と喋り続け、とにかく自分が言うべき事を全て言い終わるまで止まらず。ノンストップで5分くらい喋った時もあり。通訳のかたは、もう必死でメモw。この超ゴーイングマイウエィなパーソナリティなくしては、ここまで密度とテンションの高い作品は作れなかっただろう。もちろんトークの内容は極めて理路整然としており、質問に対する完璧な答である以上に、この作品の本質を的確に語っていた。今後、この監督の動向には注目し続けたい。

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続いての上映は、ディズニー映画「ベッドタイム・ストーリー」。上映は全て入れ替え制なので、いったん外に出て並びなおす。さすが、日曜日のディズニー映画、かなりの人気。

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アメリカではナンバーワンのオレオレ男、ウィル・スミスに次いで「稼ぐ俳優」アダム・サンドラー主演のファンタジー映画。このアダム・サンドラー、「チャンドニー・チョーク・トゥ・チャイナ」のアクシャイ・クマールほどじゃないが、福田としてはどうもノれない俳優で、珍しく福田、「日本で全然人気なし」というマジョリティの動向と完全にシンクロw。全米第1位のファンタジーコメディ「リトル・ニッキー」なんか、あまりのつまらなさ、ノれなさ加減に、映画館途中退出寸前だった。まあ、P.T.A.の「パンチドランクラブ」ではそこそこよかったけど。そんな俳優が主演なのになんでこの映画を見たのか言うと、東京の映画館で予告を観て、「子供の話が全部現実になる」という設定が結構面白そうで、そういうホラ話を金に糸目をつけなそうなディズニープロダクトで観るのも悪くないかも、と思ったからだった。要するに、結構期待して観たのだが・・・・結果、ハズレ。ファンタジーとして全く「ハジケ足らず」の、中途半端なハートウォーミング系ホームドラマ。はっきり言って、全然面白くない。さらに、ラスト近くに、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でマーティのオヤジとビフの立場が逆転するオチと全く同じギャグがあるのだが、あれは1983年当時の好景気の中だから単純なギャグとして爆笑できたのであって、今の経済状況下で同じ事をやっても全然笑えない。むしろ、経済的ヒエラルキーの逆転、というか、経済的に凋落した相手に対して権力的に振舞う主人公が、単純に、すげえイヤなヤツに見える。まあ、おとぎ話では悪役はヒドい目に遭うもんなんだけど、それでもなにか釈然としない。それは多分、この映画が、ちゃんとしたおとぎ話になりきってないから、なんだろう。とりあえず、アダム・サンドラーの姪を演るちっちゃい女の子がすげえ可愛らしかったので、★ひとつオマケ。 ☆☆☆

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次はドリームワークスのCGアニメ「マダガスカル2」。ニューヨークの動物園で「芸能動物」として暮らすライオンのアレックスやカバのグロリアが動物園を脱出、野生の王国マダガスカルでドタバタと活躍する前作「マダガスカル」の完全な続編で、今回の舞台は彼らの故郷アフリカ。実は福田、このスチルに並んでいる4キャラは全然好きじゃなくて、特に、アレックス以外の3匹の造形に関しては、もうちっとなんとかならんのかい!!という怒りさえ覚える。だってこいつら、ぜっんぜん可愛くないでしょ!?なんだよこの鼻の穴!!にも関わらず福田がこの映画を見てしまうのは、サブキャラのペンギンズ(すげえガラの悪いペンギン4匹)が、主役4匹のダメさを補うに余りあって猛烈にツボだからだ。俺はペンギンズが好きだ。今回もペンギンズの活躍は素晴らしく、結局ペンギンズの事しか覚えていない。だからドリームワークスは、次回は「ペンギンズ」というアニメを作るべきである。頼む。☆☆☆★★

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上映後現れたアレックス!そしてペンギンズ・・じゃないよ!
ペンギンズを出せ!!

2009/3/8

2/28 その3  ゆうばりファンタ
「スラムドッグ$ミリオネア」が終了してすぐに、市民会館3階の特設会場へ。22:30から、キングレコードが映画秘宝とタッグを組んで作ったレーベル「ホラー秘宝」主催のオールナイト三本立て。実は福田の今回のゆうばり、最大のヤマ場はこれ。だって「バスケットケース」「バスケットケース2」「ブレインダメージ」「フランケンフッカー」のフランク・ヘネンロッター監督が、16年ぶりの新作「バッド・バイオロジー」を持って来るっていうんですから、もー!

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以前このブログでも書いたが、とにかくここのところずーーーっと(しかも15年以上という、ハンパじゃない「ずーーーっと」!)フランク・ヘネンロッターが何してるんだか、福田は気になってたワケです。なんせ、とっくに死んじゃってましたー、とか、アチラ側に行っちゃってましたー、とか言われても何の不思議もないような映画ばっかり撮ってた監督ですからね。そしたら、なんて事ない、すげえ元気じゃないっすか!!なに、この屈託のない笑顔!!

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ヘネンロッター監督は1951年生まれ、つまり福田の6歳年上・・・・自分より年上だと、なんというか、遠慮なく「俺はアンタのファンなんだーっ!!」って言えるでしょw。嬉しいよね、そういう相手。というわけで、福田、「バスケットケース」「ブレインダメージ」「フランケンフッカー」のDVDを持って楽屋に押しかけ、全部にサインしてもらいました。ついでにツーショットも。なんか、遠近感がよくつかめないほど顔の大きさが違って写ってますがw、実際にすげえ違いまして。ヘネンロッター監督、確かにすこーしだけ福田より後ろに下がった位置にいますが、あくまでほんのすこーし、で、実はこれでほぼ横ならび。がーん。ムダに(・・)小顔のヘネンロッター、ムダに巨顔の福田裕彦であります。

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さて、で、肝心の「バッド・バイオロジー」。上映前のトークで、監督自ら「呆れ果ててくれてもけっこうだし、怒ってスクリーンにモノを投げてくれてもけっこうですよ。とにかく、楽しんでください!」と言った通り、まあ、ほんとにファンとしては嬉しい限りのしょーもない、不道徳かつ悪趣味のカタマリでありながら、そこはかとなくユーモラスという、完璧なへネンロッター映画、になってました。ここでストーリー書くとマジで品性疑われそうなんですが、まあ、別に福田の品性なんてどうでもいいので、カンタンに書いてみますね。呆れ果ててくれてもけっこうだし、怒ってパソコンのモニターにモノを投げてくれてもけっこうです。この話、考えたの俺じゃないんでw。

主人公は、何故かクリトリスが8つある(!)異常性欲の持ち主の女性プロカメラマン。べつに、普通に「異常性欲の女性」って設定にすればいいと思うんだけど、ヘネンロッター的には、やっぱり奇形じゃないとダメなワケですなー。で、この女性、夜な夜な相手を変えてセックス。あまりにも激しくセックスするので、たまに相手の男を殺してしまったりもする(このへんの描写はあくまでもブラックコメディ的。場内爆笑でした)。さらに、彼女はセックス後必ず妊娠、わずか2時間後に子供を出産!産まれてくるのは怪物みたいな奇形児で、彼女は生んだら生みっぱなし、子供を平然と捨てちゃって、また別の相手を探す。映画内ではちゃんと描写されないけど、彼女が産み落とした奇形児は多分、全部死なないで生きてるんだと思う。要するに彼女は、この世に「新種」の人類(しかも奇形の)をどんどん産み落とす「怪物」なのね。その彼女が、ある雑誌の撮影仕事で使うことになった一軒家。その一軒家のオーナー青年が、意思のある巨大ペニスの持ち主で、日々、その勝手な「生きているペニス」の過剰な要求(ドラッグよこせ、とかね)に悩まされて生きている。この辺も実にヘネンロッター映画的設定なのだが、彼の映画に登場するメインの男性キャラは基本的にきわめて「イノセント」。マジメ、というか。この映画でも、その青年は「荒れ狂うペニス」に乗じて自分が快感を得よう、とかは全くしない。ただただ「ワガママな一物」に振り回され、悩まされて生きる可愛そうな男。このへんも、ヘネンロッター映画が「見やすい」一因だと思う。で、ある日、「自分の持ち主」のマジメさに業を煮やした「意思あるペニス」は、なんと青年の股間を離れ「家出」!(大爆笑)、近隣を暴れまわる。ちなみに、ヘビみたいに一物くんが這いまわるシーンはCGじゃなくて「コマ撮り」。あーあw。そんな最中、ヒロインは青年と出会う・・・という、まあホントに気の狂った映画ww。さすが16年も映画を撮っていなかっただけあって、作品のトーンもフレーミングも編集も、見事にかつてのヘネンロッター映画のまま。50代も後半になってこんな「くっだらねー」映画を撮ってくれるヘネンロッター監督は本当に素晴らしい。福田としては大満足な一編。まあ、見たい人だけ見てくださいw。☆☆☆★★★

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次の作品は、ベテラン鈴木浩介監督の「援助交際撲滅運動 STOP THE BICTH CAMPAIGN」。福田は全然知らなかったが、「援助交際撲滅運動」略して「エンボク」シリーズというのは2001年からあるそうで、これが3作目だそうな。主演のRioちゃん(左)、菅野真由ちゃん、女優二人の舞台挨拶、という華やかさは、ゆうばりファンタではきわめて珍しいw。いわゆる「AV界」のスーパースターRioちゃん、ほんとうにキレい。

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作品は、とてもマジメにきっちり作られてはいるが新味に乏しく、少なくとも発狂度1000%の「バッドバイオロジー」の後に見るのは結構キツかった。遠藤憲一氏(「クローズZERO」にも登場する、ちょっと顔が宮迫に似ている名バイプレイヤー)の、ほとんどすべてがアドリブだったという演技だけが異常に精彩を放っており、それだけせめてもの救い。基本的に、この作品が何を表現したいのか、福田にはさっぱり分からなかった。
☆☆★★★

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そして夜もすっかり深まったころ、ダリオ・アルジェント監督の最新作「サスペリア テルザ 最後の魔女」の始まり始まり。ある教会が偶然掘り出してしまった魔女の衣が魔女の手に渡り、いきなり世界規模の破滅が始まる、という、結構大ブロシキな作品。アルジェント監督の愛娘の美人女優アーシア・アルジェントが、魔女に立ち向かう能力を持つヒロイン・サラを演じ、世界を破滅から救うべく奮闘する。もっとダウナーでダークな作品だと思っていたのでビックリ。「世界が魔女の呪いでダメになっていく」描写が妙に散発的で、うまくスケール感が出ていなかったり、いきなり、「ここ、笑うとこ?」みたいな描写が出てきたりと、案外見ている側の気持ちの整理がつかない映画。ただ、血まみれシーンの迫力はかなりなもので、多分、エグさにおいては間違いなくアルジェント作品中のトップ。それだけでも十分見る価値はあり。全体的には娘をイジメぬくような演出が多く、特にクライマックスには、別にこの描写要らなくね?みたいな部分もあり。ダリオ・アルジェント監督、要するに愛娘を一度思いっきりイジめてみたかったのかなあ、やっぱ変態だなあ、というのが一番の印象w。
☆☆☆★

で、結局この日も、ホテルに戻って風呂に入って寝たら朝7時でした。


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