2007/7/10

夕空と小麦色  雑感

小麦の形と色彩の美しさがひときわ目に眩しい夏の夕方の自転車での散歩。懐かしい小学校の脇の川辺の道をゆっくりと辿る時間は心地よく、立派な白樺の樹が美しい葉を茂らせていたのが印象的でした。夏の真っ只中にいる..その感覚が嬉しい..。

 二日ががかりでようやく音程の調整を済ませたアスナロフルートは、ご高齢の方の指の動きや大きさを考慮しながらの地道な作業になりました。塞ぐ指穴が大きくならないようにするためには、通常の何倍も指を酷使する作業が必要になります。手にした感触や吹き込む歌口の大きさを状況にあわせて調整する作業。それは音の響きとの微妙な関係を吟味する作業です。

 もう一本、太くて短い胡桃のフルートの音程調整。先日訪ねた木工家の工房で、胡桃はいいね〜と盛んに口にしていたこともあり、改めて胡桃の心地よい響きを確かめながらの作業でした。根気と忍耐と集中力。依頼者とのやりとりなどを思い起こしながらの時間でした。

 この二本のフルートがようやくまとまってきたところで、いつもより少し早めに切り上げて気分よくお出かけできました。近くの体育館がお休みということでトレーニングをかねての自転車時間でしたが、調度よい感じの夕空と麦のコントラストは心に染みました。こういう情景が、心に残されていて、いつかラブフルートと一緒に歌う時がくるのを楽しみにしています。
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