2009/7/22

人・木=休  ラブフルート

 この8月1〜2日余市で開かれるラブフルート・ワークショップについて考えていることを少し書いてみます。

 ワークショップの中ではラブフルートに関する断片的な考えなどをじっくり集中的に組み上げていこうと考えています。人が木の笛を手にして、自分の息を吹き込むという素朴な行為がどんな広がりや深さや豊かさを持っているのかを、ゆっくりと辿ってみたいと思っています。

 人は生まれる時息を吸い、最後の時に息を吐く..。呼吸が持っている大切な意味を笛は鮮明にしてくれるように思います。音の変化と意識や心の変化が意味していること...。多様なアプローチにも変わることのなかった心が木々の響きに触れる時、自然に変化し始める秘密。

 愛の笛という伝説の中に隠されている人と世界の繋がりの本質。言葉や知的や認識では触れることのできない領域に隠されている深遠な命の営みを全身で受け取ること。そこから生まれてくる、自分という存在の根源にある力。そのエネルギーが人生に起こる様々な道のりを信頼と喜びへと繋ぐ心の起点に触れるきっかけ...。

 ラブフルートは決してものすごいアイテムではなく、普通の笛です。ただ、ほんの少しですが、独特の構造をしています。この少しの形や構造の違いが、とっても深い知恵に繋がっているのです。笛はみな似たようなもの、どれもただの笛と考えていると大切なことを見落としてしまうかもしれません。

 木の笛・愛の笛を吹く時、私たちは自分の中で鳴り響く心音のドラムと繋がり、命の源にある素朴で豊かな振動の中に生きる自分と出会う瞬間を感じ取れるかも知れません。循環する呼吸と鼓動は大切で素朴で深いメッセージを持っている、それを自分自身の呼吸の中から受け取る時間になると思います。

 ラブフルートをたくさん用意し、たっぷりと吹くことが出来る時間。ラブフルートを吹き交わす時に生まれてくる不思議な出会いと繋がり。言葉のない、木の笛の響きだけの空間から生まれてくるもの。ビッグドラム、ハンドドラム、それぞれの震動と自分の鼓動の繋がりが生み出す生きる力。全身から湧き起こる声の響き。その体験は、自分自身が与えられている命の原点に触れる時間を与えてくれるかもしれません。

 自分の身体も心も、過去も今も未来も..一つの呼吸の中で響き始める..。それはある程度ゆったりとした時間の中で初めて浮かび上がってくるように思います。知識や情報や認識で素早く判断することを習慣にしていると、自分の人生の中に現れた大切なことの意味を見過ごしてしまうかもしれません。ワークショップの時間が、どことなく慌ただしい歩みを休んでゆっくり自分や人生を振り返る時間になればと思っています。

 つい先日、今回の会場である余市でセミナーやコンサートをされた方から、一面に海が広がるとっても素敵な場所ですよとお聞きしました。もし、よろしければ声を掛けてみてください。夜にはライブもあります。木々の素朴な響きに包まれる空間を感じる時間になると思います。ワークの部分参加やライブのみの参加も設定しています。(詳細は、日記の左下の掲示板、もしくはHPのライブ案内などをご覧ください)

 関心があっても、日時の都合や経済的なこともあって参加できない方もおられると思いますが、こんなことをしているのか...と知っていただいて、いつか一緒に過ごせるといいですね。

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          小さな苗木とココペリ
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