2011/2/8

春よ来い  ラブフルート

 今日はFMノースウェーブのスタジオでの収録があります。演奏用のフルートが数本。彼らが、行方不明のフルート達を呼び戻してくれるかもしれない。そんな思いを携えての収録になります。「LISTEN TO AMERICA」というタイトルで、9:00〜18:00のスペシャル番組と聞いています。

 何をどのように吹けば、インディアン・ラブフルートの音楽なのか、様々な価値観が溢れているアメリカでは、それこそ考え付くであろう演奏スタイルが溢れるほどあります。現地で耳にしたり、CDで聴いた方々は、最初に聞いたものが原点になるのだろうと思います。あの手この手の音楽スタイルは、好奇心をそそりますが、原点は木々の響きそのもののような気がします。

 それは、単に楽器を持って演奏すれば生まれてくる訳ではなく、木という存在と人間の持つ深い内面性が繋がって生まれてくる見えない揺らぎであり、自分たちが気づかない内奥に触れるもののような気がします。

 今回は、幸いにバッグに入れていなかった、アメリカの工房コヨーテオールドマンに特注していたRAVEN FLUTEや新たに生まれて来た屋久杉、ケヤキ、シウリザクラの3本をスタジオに持っていくつもりです。どれを手にして吹くことになるのかは、その場の空気次第だと思います。

 演奏用ラブフルートが盗難にという話が広がって、演奏依頼が激減。並行してラブフルートの製作依頼も減る。この状況が変わるには、少なくとも半年以上はかかるのだと思います。そんな流れを変えていく小さなきっかけになるかもしれないFM放送へのオファー。久々のラジオです。

 なんとなく春の気配も感じさせるような日差しが混じっている北国。まだまだ、雪は降り積もるでしょうが、やがて雪が名残惜しい季節になっていくのだと思います。

 長い忍耐の先に待っている春の歓喜。切なくなるほど待ち遠しい季節に、確実に近付いていることに気づく時、今のこの時もまた感謝に変わっていくように思います。
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