2006/1/14

静けさの美  ラブフルート

2005年3月17日(木)徒然笛日記より転載

紅梅、白梅、椿
池の鯉、石亀、野鳥
一気に咲こうと待ち受けている木々の芽

畳の部屋
着物姿の女性たち

惜しげもなく降り注ぐ春の日差し

突然降り始めた粉雪

春の喜びという最後の曲と共に
再び明るい日差しが蘇った庭園

平成庭園 源心庵の一日は別世界への旅にも思えました

お客様をお迎えすること
心から、喜びとともに..

人が生きていることの美しさ
優しさ、愛しさ
一滴のお茶から広がる豊かさと喜び

煎茶の素朴なお手前の中に
静かで思いやりに満ちた心が見えてくる...

静かな身体の動きにあわせて
竪琴を奏で、笛を吹く..
密やかな鼓動のように太鼓が響く

静かな空間
沈黙の世界に溢れるほどの音が満ちている

静けさの中で満たされる

これが今回のお茶を楽しむ会との出会いが教えてくれた
ことの一つでした

お茶のお話を伺いながら笛の世界に思いをはせ
笛のお話をしながらお茶の世界を垣間見る
そんな3日間でした

人は自分が生きていることを確かめ
その命が何処に向かって行こうとしているのかを
しっかりと感じながら生きようとしているような気がします

人の歩み、手の動き、呼吸のひとつひとつは
その思いを身体で現しているのかもしれません

お茶のお手前全体が
命の美しさを映し出していたのだと思います

それが時折書き綴ってきた笛を吹くことの意味と
ひとつになってその空間を満たしたのだと...

それぞれが満たされ
心から感謝し、喜ぶ
それが人として生かされている源にある心のように思いました

この時期に源心庵に招かれたことには
深い意味が潜んでいるような気がしています

それぞれが生かされている場所に
源心庵が生まれてくることを願いつつ...
0



トラックバックURL

トラックバック一覧とは、この記事にリンクしている関連ページの一覧です。あなたの記事をここに掲載したいときは、「記事を投稿してこのページにお知らせする」ボタンを押して記事を投稿するか(AutoPageを持っている方のみ)、記事の投稿のときに上のトラックバックURLを送信して投稿してください。
→トラックバックのより詳しい説明へ



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ