2010/9/3

森のささやき・特設ステージ  ラブフルート

 このところの暑さで工房内の温度は軽く40度を越え47〜48度にまで上昇し、文字通り滝のように汗が流れ、1時間ちょっと作業しては外に出る。その繰り返しでした。そんなことがずっとなので、なかなか作業が進みません。とりわけ、ラブフルートのチューニング調整作業は完全にストップです。

 断熱材があるとはいえ、プレハブ作りですから夏の暑さは以前から相当厳しいのですが、今年はちょっと長引いています。結局は夕方になって涼しくなってからの深夜作業になるのですが、その頃には日中の暑さで体力が落ち気味で集中力が欠けて作業効率が悪い..。

 ライブの時も気温が高すぎてチューニングが厳しく、フルートのコンディションが今一つです。個人的に暑さは大丈夫ですが、ラブフルートの方が戸惑い気味です。本来は、チューニングして他の楽器と調和することなど考えていなかったフルートですから、いざ合わせるとなると四苦八苦です。

 つい先日の「森のささやき」ライブは、そのラブフルートの演奏のために大変な労力を払って作られた特設ステージでの演奏になりました。一頃流行ったツリーハウス風のステージは、なかなか新鮮でした。
木々に囲まれ、背後にはちょっとした沢があり、ロケーションはなかなかのものでした。

 この夏の暑さの中、厳しくつらい肉体労働をされたGさんの思いがいっぱいのステージは、それだけで心の中は感謝でいっぱいでした。なんとも心溢れるステージで演奏ができたことを嬉しく思っています。
Gさんの純粋で全力を注ぐことを惜しまない姿に触れながら幸せなライブが始まり、近隣のラブフルート仲間のゲスト演奏もあり、集まられた方々を喜ばせ、楽しませてくれました。

 ちょっと音を出すだけで精一杯ですから..と言っていたのに、皆さんそれなりにしっかりマイフルートを奏でていました。新鮮な手打ち蕎麦を頂き、美味しいコーヒーやフルーツパイも頂きました。

 ライブ中には、こちらで用意していたバードコールやカエルの声などが必要ないくらい、本物のカエルや虫や鳥たちが鳴き交わして、聴いていた方たちはちょっと戸惑うほど、ぴったり息の合った自然と混じり合う演奏になりました。

 ライブが終わって、片づけが済んだ頃には、エゾリスがやってきて好物のクルミをたっぷり食べていました。Gさんがある日昼寝をして目を覚ますと、目の前にリスがやってきた!と嬉しそうに話してくださいました。この日もかなり暑かったのですが、あったかい心に触れていると、外気の暑さをすっかり忘れていました。

 今回出来上がった特設会場は、おそらくGさんのマイフルート演奏のステージになるのだと思います。Gさんの奥さまの言葉を思い出します。吹き始めた頃は、うるさくて耐えられないのでラジオの音を大きくしてフルートが聴こえないようにしてたけれど、最近ではラジオを止めて、主人の笛の音を聴きたいな〜と思うようになりましたと、とても嬉しそうに話してくださいました。


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