5/8、JRCC第4戦が行われた。
朝からどんより曇っており、関東各地では朝早くから霧があちこち出ており、日が昇ってもどんより曇。あまりいい天気ではなかったが、天気予報では降水確率は低く、1日持つ予報。
先週、練習に行ったとき同様、朝4時半過ぎに師匠の杉内さんを迎えに行き、それからBOSSに直行。
GWも最終日、日曜日と言うこともありトラックも少なく道路はがらがら。6時半には現地到着。
既にバラ選手は到着しており、準備をしていた。
僕も前回SPLで走らせたそのままになっていたので、時間もあったので、今日のレース用に車を準備する。
セッティングを施すのにひとつ問題が・・・。
先週練習に来たときは、路面グリップがかなり重く、僕としてはBLITSボディが使えないほどで、プロトフォームのローラを乗せて練習したのだが・・・ここは路面状況がころころ変わるBOSS。先週の状態を信じてセットしてしまっては痛い目にあいそうだ。
というわけで・・・シャーシセットはとりあえず曲がるでもなく曲がらないでもなくセットしておき、予選開始前5分間でボディを乗せ変えて試すことにした。
エンジンはJRCC用に使っているのを用意し、今回からはKRSの予選のことも考慮してインダクションボックスを装着。
タイヤは練習を含め、予選2回を1セットで使いきり、決勝はもう1セットを用意。Aメインに残った際には、20分経過時に左リヤだけ予選の余りタイヤに交換する作戦で行く。
タイヤに32を使うので、もともとタイヤの消耗が激しいBOSSの為、32で30分を走りきるのは難しいのである。
そのうち、エレキ秋山選手が到着。今回、千葉組はこの4人。絶好調の石島選手は仕事、藤木選手は寝坊してこれなかったらしい・・・。
更に、竜パパ、&竜君が到着。JRCC参戦は今年初めて。レース自体久々のようだけど、今回のJRCCの為に何回かBOSS通いしており、練習では好調さを披露。大丈夫でしょう。
今回のエントリーは、EXP12名、IMDが16名(だったかな?)、SPMが9名で、1/8は計37名。
EXPは12名ということで、今までどおりであれば12人全員Aメイン決勝が行われるはずであったのだが・・・なんと、12名決勝ではピットに危険が伴う可能性がある、と言うことで、なんと下位2名はIMD Bメインと混走ということに・・・!?
なんとか予選10番手以内に入り込みたいところ。緩んでいた緊張が一気に増す。
予選1回目。
スタート順番が悪い・・・。2番目スタート。次回からは持っているクリスタルの一番大きい数字を選んでおこう・・・(笑)
ボディはプロトとBLITSを使い比べ、その日はBLITSでも走行可能な感じ。BLITSを選択する。
スタートして数周後、なーんと田中選手、高橋選手が二人一緒に後ろから迫ってくる・・・!?
邪魔しないように、尚且つ自分もロスしないようにパスさせないと・・・
車の方は、若干前がちで扱いづらい感じ。抑えながら走りきり5分終了。
結果は・・・18周5分3秒。18秒台がひとつ、17秒台が2つある。もうちょっとタイムアップ可能かな?
予選1回目終了で10番手。しかし・・・宮下選手がリタイヤで12番手にいる。2回目でタイムアップしたらもちろん降格。
19周には5人ほど入っている。できたら19周入れたいところ。
トップは田中選手。2番手はけん選手だったかな?
5分3秒台には、杉内師匠、山梨選手がいる。その前に樋山選手が5分2秒台。誰が残ってもおかしくない状況。
予選2回目は、
扱いづらかったところを消すようにセットアップし、ボディはやはりBLITSで臨む。
んん〜!?今度はまったりだぁ〜・・・。
今回は後ろから3番手スタートということもあり、他車とのからみはなく、無難に全ラップ16秒台でまとめ、18周5分1秒台。
19周は入らず、残念。
結果、9番手をゲット。しかし、なんと師匠が2回目のセットをはずし、タイムアップならず。
田中 古川 高橋 小室 奥村 横山 宮下 山梨 樋口 樋山 の10選手でAメイン確定。
IMDは菊地選手がTQ獲得(だったかな?)。いつからかMRXからエボルバに車を変更して、ここのところ絶好調。
練習番長、峰雄選手は1回目リタイヤ、2回目は無難に走りきり4番手。
小松田選手はかなりいいペースで周回を重ねるがなんとガス欠。予選2回目で完走しAメインはゲット。
今年チャンピオンを狙う柳選手は5番手くらいだったかな?
エレキ秋山選手は残念ながら11番手でBポール。とはいえ、10番手との差は5秒くらいあったので、諦めがつくところ?
SPMは平本選手、一葵選手ともう一人、計3人が18周をマーク。
一葵選手はマシンをファントムからエボルバにチェンジしてからと言うもの絶好調。
竜君は17周5分6秒だったかな?で4番手。久々のJRCCだし、上出来でしょう。車の動きもいいようです。
決勝レース
SPM決勝
飛び出したのはやはり一葵選手。平本選手がそれを追う形になり、3位以下の後続をどんどん引き離す。
一葵選手、ベストラップをなんと16.5まで上げてチェッカーを受ける。2番手には平本選手、3番手には西崎選手が入賞した。
総合ポイントは、一葵選手、平本選手が各優勝2回、2位2回を分け合い、同ポイントとなっており、今年の優勝争いは早くもこの二人に絞られたか?
IMD B決勝
EXP Bの篠田選手が飛び出しトップに。エレキ秋山選手が2番手。MKの王子、飯田選手はスタートでミスし、後方から追い上げる形になった。
篠田選手は安定してトップをキープ。秋山選手はどうもセッティングが決まらず辛そうなところをごまかして走らせてはいるが、後半、タイヤが減ってきたところでみるみるペースダウン。後ろから追い上げてきた飯田選手にパスされてしまう。
飯田選手、そのままチェッカーを受けトップゴール。2番手には篠田選手、秋山選手は3番手でゴールした。
エボルバで出場のバラ選手、なかなか好調だったのだが、ショートストレートエンドでクラッシュ、フロントナックルを破損してリタイヤとなってしまった。
IMD A決勝
スタート後、菊地選手、中沢選手がトップ争いを演じる。3番手には柳選手。ロケットスタートを決め、一気にトップに踊り出ようとしたSAGAMI☆DOの特攻隊長、峰雄選手はスタート直後、他車とからんで後方から追い上げる形になる。
峰雄選手のペースは速く、柳選手をかわし、3番手まで追い上げるが、トップグループまであとわずか届かず、最後に何かトラブルだったのか後退。3番手には大和田選手が入った。
EXP決勝
スタートし、トップを取ったのはどうやらけん選手。その後を田中選手が追っているようだ。宮下選手は序盤、なんかくるくる巻いてたような・・・?その横をすり抜けようとした瞬間、バコン!
転倒は免れたけども、なんか車がふらつく・・・?右コーナーで車が安定しない。どうやらタイヤが欠けた・・・???
けど、まだ操縦できない程ではなかったのでごまかしながら周回を重ねる。
久々登場のノック選手、どうやらエンジントラブルか?まともに走れていない。スタートをうまく決めた山梨選手、4番手のアナウンスが。
順位が落ち着いてきて、タイヤのことも気にならなくなり、その時点では樋山選手と8番手争い^^;;
樋山選手もペースが上がらない模様で、なんとかパス。その後珍しくクラッシュしてたみたい。
あとは淡々と走る。ひたすら淡々と走る。ペースは上がらないけども、車は完全に僕の支配下。操縦がかなり楽だった。
後半、どうやらけん選手がピット出口でミスった模様。さすがEXPのトップドライバー、最小限のロスタイムで復帰するものの田中選手に先に行かれてしまったらしい。
20分時の給油でタイヤ交換。前を走る山梨選手が見えてきた。ペースも若干こっちが速い?けど、抜くまでのペース差は無い。そのうち僕がミスして後退・・・。あとで分かったのだが、山梨選手の方が1周先に行ってた^^;;
ラスト5分を切って、今度は高橋選手が見えてきた。どうやらもう既にタイヤが無いようでまともに走れていない。
譲ってもらって前に行くが、どーせ僕は周回遅れだろう、と思ったらなんと今度は同一だった(笑)これで7番手。
優勝は田中選手、2位には2秒差でけん選手、106周の同一周回バトルを制した小室選手が3位に入った。
レース後、師匠曰く、車が立ち上がりでふらついている、とのこと。
やっぱ2.4mmのワイヤースタビのせいかな?
レース後の練習では、3mmスタビを使って、曲がらない分はダンパーを立てて柔らかめのスプリングをチョイス。
うん、こっちの方がいい感じかな?
来月まではまた路面も変わるかもしれないけど、とりあえずこの辺を基本にセットを進めてみよう。
最近思うのは、去年、おととしあたりからJRCCの参加人数がかなり寂しくなってきた。
IMDは常に20人近くの参加があるが、EXPは10人に満たないことが多い。
やはりレースとなれば、Bメインまでフルにいた方が(20人くらい)盛り上がるし、参加する方もBメイン落ちしたとしても決勝で走り甲斐があるんですけどね。
かと言ってせっかくレースに参加して予選落ちというのは寂しいものがある・・・。
今年の僕のJRCCの結果は、無謀なEXPクラスへの挑戦ということもあり、ポイントの獲得はほとんど気にしていない。
できたらAメインで30分走れれば、ってな感じでとどまっている。
去年は年間の総合ポイントを気にしてのレースだったので、まだ緊張感があったかな?
EXPに行っても、例え年間総合で上位入賞とまでは行かなくとも、同レベルくらいの人たちでポイント争いできると、レースももうちょっと緊張感が漂うんですけどね。
来週はJ-KANTO。
今度はEXPに挑戦予定です。

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