前後ろ顔ある埴輪も
告げゐずや見えぬ世の聲
力む日を諌め搖らせど
手繰る天ぞ船路練れ
まへうしろかほあるはにわもつけゐすやみえぬよのこ
ゑりきむひをいさめゆらせとたくるてんそふなちねれ
かかる発見につれて思へぱこの前後の日はまさしく報道の諸君は気遣ひ一方ならざりしなるべし。昨日秋篠宮様のご誕生日にて各紙いやがうへにも悠仁様をめぐる話題の掲載に異様なるまでの紙幅を裂きたるに、今日は皇太子家のご長女愛子様のご誕生日にて五歳にならせたまへば、次男の宮の慶事の記事に後れをとらせては如何とばかりに紙面を費やしをれるさまが、まさしくこの修造復元の跡いたいたしき双面埴輪の像にあらはれたりと見ゆ。一週間余後には雅子様のご誕生日もあることなり。当然冬至過ぎには天長節あり。又おいたはしくも面白し。
美術史上より見れば古墳時代より既に一の製作意識の発芽を認め得る作例として歴史の微調整を迫る発見とは申すべきなるか。
前後に顔、国内初の埴輪=岩橋千塚古墳群で発見−和歌山
和歌山県教育委員会は1日、国内で初めて前後に顔が2つある人物埴輪(はにわ)の頭部が国の特別史跡、岩橋千塚(いわせせんづか)古墳群(和歌山市)で見つかったと発表した。「前例がないので、顔が2つあることの評価は難しいが、非常に貴重な史料」としている。
県教委によると、埴輪の頭部が出土したのは同古墳群の大日山35号墳。6世紀前半に豪族紀氏(きし)が埋葬されたとみられる前方後円墳で、西側の造出(つくりだし)と呼ばれる台状の施設から見つかった。
(時事通信) - 12月1日18時1分更新

早速グーグルアースによりて現地にアクセスすれば、市街地よりやや外れし丘陵に抱かれて紀ノ川を臨む地なり。秋篠宮妃殿下紀子様のお名前は父川島教授が故地紀州に寄せられし思ひ入れのほど籠めし命名なりしことあらためておもはしめらる。
十月十一日 2006/12/1
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