本日の薔薇は
ファビュラス!
で御座いま〜す
金曜に初雪が降りましたROUGE地方・・・
幸い積もる事は御座いませんでしたが、いくら寒さに強う御座います薔薇でしても
袋掛けすら致して御座いませんでしたし、流石に可哀相で蕾を全部摘みましたの。

外側の花弁が痛んでしまいまして・・・もう少し早く摘んで差し上げれば宜しゅう御座いましたかしら?

摘みましてから4日目のお姿で御座います。やはり暖かいと開くのが早う御座いますわ〜
ファビュラス!も終わりまして、こうして家の薔薇もご紹介出来ますような蕾は数輪・・・
しかも咲いて下さいますかしら〜?
さて!21日の土曜日、またまた
麻呂さまと御一緒致しまして京成バラ園へ

本当はritsuさまも御一緒する筈でしたが・・・当日ご用事で御一緒出来ませんで残念!
実はこの日
有島薫氏のクリスマスローズと薔薇の無料講習会が御座いましたの。
わたくしと麻呂さまが揃いますと大抵、お天気も味方してくれるのですが・・・
生憎、天気予報は覆りませんで小雪の舞うお天気になっちゃいましたが・・・
そのお陰で普段はバラ園内で行なわれます講習が急遽、ガーデンセンター室内に

暖房の効いて御座います室内で、しかも少人数での講習になりましたので却って宜しかったかも?(笑)
ガーデンセンター内は本来、写真撮影禁止ですので、今回は写真少ないです。
撮影承諾頂きました、ミーハーな写真しか御座いませんでお目汚し申し訳御座いません

NHKの講師も務めていらっしゃるチーフガーデナーの
村上敏氏と2ショット

今回、
村上氏は
有島氏のサポート役をされていらっしゃいました。
始まります随分前に到着致しましたので、わたくし、
有島氏と
村上氏お二方を独り占め(笑)
色々・・・講習前に薔薇やクリロー談義しちゃいました

特に
有島氏とは石灰硫黄合剤の入手困難を嘆き合いましたり・・・(笑)
また、わたくし流の薔薇栽培法をお褒め頂きまして感激&恐縮致しましたの。
その時に雑談致しました内容は講習内でのお話と再度わたくしが質問致します事に致しました。
午前中はクリスマスローズの講習。
植え替えの実演も交え、内容自体は

に書かれて御座います内容なのですが・・・
たっぷり2時間近くお話頂いちゃいました♪
そして質問コーナーで、わたくし、こうお聞き致しましたの。
私「クリスマスローズは日影向きの植物との事で日影の我が家では合う筈なのですが
何故か一度もお花が咲いた事が無いんです

」
有「お花が咲く植物でお日様が嫌いな植物はないです。クリスマスローズもお日様大好き。
日影だと咲かないのは当たり前です。お日様を避けるのは6月〜9月頃まで。
直射日光で葉焼けするかも知れませんが観葉植物ではありませんからタップリ日に当てて下さい」
村「僕なんてクリスマスローズは一等地の日向に置いてますよ」
・・・との事でした
他に勉強になりましたのは肥料のあげかた!
クリスマスローズに肥料をあげますのは
12月〜5月まで!
それ以外にあげてしまいますと、
花芽が葉に変化してしまうそうです。
ですので地植えで四季咲き薔薇と一緒に植えるのも避けた方が宜しいとの事。
我が家は地植えでは御座いませんが、「お花が咲きますように」とせっせと施肥して御座いました

我が家でクリスマスローズが咲きません理由が解りましたわ〜

日影の植物と思い込んで御座いましたので日影の我が家でも特に影のキツイ場所に置いて御座いましたので
来シーズンは日照と施肥のタイミングを間違えませんように致しませんとね。
クリスマスローズ講習が大幅に長引きましたので、次の薔薇講習まで数十分

わたくしと麻呂さま、併設のパン屋さんでパンを購入致しまして流し込むように昼食を摂りまして
慌ててセミナー会場へ走りましたがチョット遅刻しちゃいました

午後の薔薇講習もタップリ2時間近くお話頂きました

講習は「イングリッシュローズの魅力 」との名目でしたのですが・・・
有島氏ならではの薔薇栽培のコツをいつも通り伝授頂きました。
植え替え実演、剪定実演などを交えながら、病害虫の話などなど・・・
このブログでもよく引用させて頂きますが、
有島氏は石灰硫黄合剤の愛用者でもいらっしゃいます。
4年程前から石灰硫黄合剤が薔薇の適応から外れました事を
有島氏なりに調査されましたそうで
(だって他の薔薇科植物が適応して御座いますのに、おかしゅう御座いましょう?)
単なるメーカーの申請の怠りだそうです
(リンゴや梨などの果樹に比べ生産農家が少ないので薔薇では儲からないそうです)
その問題はクリアされましたが・・・
近年は犯罪などに悪用されまして入手困難になりました事を講習内でも非常に嘆いておられましたわ。
入手困難ですので、講習にいらして石灰硫黄合剤をお持ちで無い方の為に代替品として

上記2薬品を紹介して下さって御座いましたが・・・・
冬場にダコニールを高い濃度で散布致しますのも効果的ですとか。
「病害虫全てに効果的なのは石灰硫黄合剤ですが、手に入らないものは仕方ないです。
とにかく!病気に関しては罹ってしまったら治せません!
罹る前に予防する事が一番大切な事なのです」との事ですわ。
そして質問タイムにも、またまた わたくし質問させて頂きましたわ〜

私「早く剪定したり誘引したりで芽吹いた芽のうち、”出開き”は芽欠きした方が良いですか?」
有「薔薇に任せて下さい。暖かくなって出開きから花枝が出てくる場合もあります。
もしくは全部取るのではなく葉だけ毟って下さい、葉の付け根から来春芽生えます」

私「剪定ですが今まで思い切り深く切れないで年々背が高くなってしまった株があります。
今年伸びた一番花の枝で切ると、もうそれだけでもかなりの高さです。
4〜5年経った枝(最初の段階の枝)まで切り戻ししてもいいでしょうか?」
有「思い切って切ってしまいましょう。チャンスです。
ただ、枯れるのが心配だったら、長い枝とバッサリ切る枝、半々にしてみたらどうでしょうか?
などなど・・・他にも雑談の中でも沢山質問させて頂いたのですが、思い出しましたらUP致しますね。
で、肝心のイングリッシュローズに関してですが・・・
業界裏話的な内容で参考になりました。
現在のERは正規品であっても国産苗は品種のクオリティが業者によって全く違いますそう。
(「安いから」と飛びつくのは枯らす元だそうです。)
それと国産苗と輸入苗の違いも教えて頂きました。
ERやフレンチローズ、日本では半蔓状態に大きく育ってしまってカタログ通りではない、
・・・と言うお話を、わたくしも沢山聞いて参りました。
それは日本の気候のせいかと信じ込んで御座いましたが・・・
実は台木の違いだそうですわ。
日本製(安価で丈夫)→野バラ
輸入苗(高価でゴボウ根、白根が出にくい)→ラクサ

野バラ台木は活着が良く根も良く出るので生産し易く日本の風土に合うので丈夫な反面、
台木が強いので、株も大きく育ってしまうそうです。

ラクサ台木の輸入苗は成長はゆっくりで育ち難いが本来の色や樹形になる。

ですので2010年 ローマバラ国際コンクールで金賞を受賞致しました京成バラ園の「快挙」も
台木は わざわざラクサを使用致しましたそうですわ。色が綺麗に出るそうですの。
そう考えますと鉢植えでコンパクトに仕立てたい場合、輸入苗の方が宜しいのかしら?
・・・などと、わたくし御迎え予定も御座いませんのに、あれこれ妄想してしまいましたわ
でも、一番印象に残りましたのは、この言葉でしたの。
(実は雑談の際「先生の著書は愛読しておりますが極度の日影故、その通りにはしてません。
植え替えの仕方や剪定の芽の向き、消毒などは参考にさせて頂いてますが、後は自己流です」と
わたくし正直に申し上げちゃいまして、携帯の中の我が家の写真をお見せ致しましたの)
「薔薇栽培には色んな方法があります。
このような講習で10人の講師がいたら10人違う事を言います。
ですから全部聞いていたら混乱するばかりになりますし薔薇にも良くない!
まずは自分の育てる環境や育てたい景色などを考え、合った本などを参考にし、
栽培に慣れたら今度は”その本を疑ってみる事”も大事です。
そして自分なりの栽培方法を見つけて行って下さい」と。
わたくしも薔薇栽培する人の数だけ栽培方法が御座います筈と存じますのよ

氾濫致します情報に惑わされず、流行に流されず楽しんで育てて参ります事が一番!
だって好きですから始めました薔薇栽培ですものね

昨日から降り続いた雪〜〜!

今年初めての積雪になりましたわ〜

この程度の積雪でも、こちらは大雪になりますの。
交通は麻痺、怪我人続出。朝からひっきりなしに救急車が走っています。
ダーリンも昨夜は電車が止まり、会社に泊まりましたのよ。

わたくしも早朝から雪かき頑張りましたわ〜。
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