写真はガラスブロックを使った公共トイレ。
出来たのはここ1〜2年って感じ。
綺麗なトイレだよ。
公衆便所って感じじゃないからね。
ここで使われているガラスブロックってやつ。
なぜか昔から公共建築でよく使われてるんだね。
以前は一般住宅でも使われてたけど、ちょっと落ち目になって見かけなくなってた時期が長かった。
でも、ここ最近盛り返してきたって感じだよ。
今が旬ってことでもないけど、注目しておいていい素材かもね。
ガラスブロックは柔らかい光を取り込むことが出来て、断熱性、遮音性に富んでる。
通常のガラス単体でも光を取り込むことは出来るけど、断熱性、遮音性は厳しいし、防犯って観点からもガラスブロックのほうが有利。
けっこう良い素材でしょ?
そこへ持ってきて、良いデザインのガラスブロックを出てきてる。
さらに施工面でも以前よりは楽。
以前はガラスブロックを積み上げるのがたいへんだったからね。
施工に時間がかかったんだよ。
注意すべき点は光を通すってこと。
これは利点でもあるけど、夏の暑い時期なんかガラスブロックの断熱性の意味がなくなることがある。
内部が暑くなっちゃうんだね。
ここいらへんは設計段階での対策が必要。
あとは、ガラスブロック自体のデザイン。
飽きのこないデザインにしておかないとね。
凝ったデザインが陳腐化しちゃうと、始末に終えないよ。

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