こちらはマンションの外廊下。
写真で、扉の両脇に付いているのが給湯器。
PS設置型給湯器ってやつだね。
PSってのは『パイプスペース』『パイプシャフト』のどちらかの略称だと思う。
はっきりいって、どちらの略称だかよくわからない。
ただ、扉を開けてみると、なんらかのパイプが上下につながってるはず。
早い話が、PSってのはパイプを上下に通してやるためのスペースってこと。
そう理解しておけばいいと思うよ。
で、本題。
このPS設置型給湯器ってのは、室内型の給湯器とは違うんだ。
どちらかというと、外壁設置型給湯器の仲間。
吹きさらしの外廊下に面してるからね。
そのため黙っていても酸素の供給は充分行われるはずだし、もし不完全燃焼を起こしたとしても、一酸化炭素は大気中に拡散されちゃう。
つまり、安全性に関しては室内型給湯器よりも有利ってこと。
マンションには、この手の給湯器が付いてることが多いと思う。
この手の給湯器は、一酸化炭素中毒の危険性は少ないから、安心しておいていいと思うよ。
ここからは付け足し。
いま、ガス屋さんはけっこう忙しそう。
点検だけじゃなくて、室内型給湯器を室外型給湯器に換えて欲しいって依頼も有るみたい。
ただ、単純に給湯器を移動すると、お湯が出るまでに時間がかかるようになることがあるからね。
今の時期はいいけど、寒くなってからのことも考えておかないとダメだと思うよ。

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