
先日載せた写真の一部を拡大してみました。
まずは床のフローリング。
このように、フローリングを互い違いに斜めに張る方法を、ヘリンボーン張りとか矢羽張りなんていいます。
ヘリンボーンってのは生地のヘリンボーンと一緒。
矢羽ってのは、弓矢の矢の後ろに付いている羽のこと。
今の人にとっては、どちらかというとヘリンボーンのほうがイメージしやすそうだね。
この張り方は材料そのものが、ヘリンボーン張りに対応してないと無理かも。
対応してたとしても手間がかかるけどね。
戸当りってのは、扉がこれ以上開かないようにするためのもの。
似たようなのにドアストッパーってのがあるんだけど、ドアストッパーとはちょっと違う。
ドアストッパーは、扉を一定の開き角で固定しておくためのものだからね。
ただ、戸当りに 『あおり止め』 ってのが付いてると、扉を戸当りのところで固定することができるんだ。
あおり止めが付いてなくて不便だったら、あおり止め付きの戸当りに変えちゃえばいいよ。
こんなもの、ものの5分もあれば交換できるからね。
あと、戸当りの位置が使いにくかったり、新たに戸当りが欲しいときも一緒です。
最後が幅木の継ぎ手。
床と壁の間に、板材が張ってあることがあると思う。
この板材のことを幅木っていいます。
で、この幅木の製品としての長さは4メートル。
それじゃ廊下みたいに4メートルを越える部分に、幅木を付けるとどうなるのか?
しっかりと、材と材をつなぐ継ぎ手が出てきちゃいます。
この継ぎ手、うす暗い廊下あたりならいいんだけど、広いリビングなんかだと、どこに継ぎ手をもってくるか悩んでしまう。
へたなところに継ぎ手をもってくると、やり替えになっちゃうからね。
なかなかたいへんです。

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