イチゴ狩りのハウスの中です。
こちらのハウスは、土を使ってイチゴを栽培する以前からあるタイプ。
最近では、水耕栽培でイチゴを作るところが出てきてるから、そうゆうところでは、水耕栽培用の棚を列状に並べてたりする。
はっきりいって、水耕栽培のほうが育てるほうも、摘んで食べるほうも楽ちん。
なんてったって歩きやすいからね。
写真だと、イチゴを植えてあるところの間に、溝を掘ってあるように見えるでしょ?
こいつが歩きにくくしている原因。
まともに歩くには狭すぎるんだね。
そこへいくと水耕栽培だと棚を使うから、足元が広くなって歩きやすいってわけ。
土だと台形状にしないと崩れちゃうから仕方ないんだけどね。
それで、この溝状の部分、これは溝を掘ってあるんじゃなくて、土を盛り上げてあるんだ。
そして、その盛り上がった土の部分を畝(うね)っていいます。
で、この畝にはもう一つの読み方があって、それは畝(せ)。
畝(せ)と読むと、尺貫法による度量衡の単位になっちゃうんだね。
坪という広さの単位は知ってるでしょ?
この坪っていうのは、おもに家やその敷地の広さを表す単位。
田んぼや畑、山林なんかになると、坪とまったくおなじ広さを歩(ぶ)っていいます。
つまり1坪=1歩ってこと。
それで、歩の上にあたるのが畝で、1畝=30歩ってこと。
それから、反(10畝)、町(10反)なんて続いていくんだけどね。
ちなみに、1畝ってのは、偶然にもほとんど1アール。
こちらのほうは、アールの次はヘクタールで、1ヘクタール=100アールでした。

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