軽トラの荷台に積んであるのは、エアコンの室内機と室外機です。
このエアコンはアパートの退去者が置いていったもの。
こうゆうのは困っちゃうんだ。
退去者にしてみたら、親切心で置いていったのかもしれない。
けど、人が使ったエアコンってのは、けっこう臭ったりするからね。
退去者はエアコンの内部クリーニングなんてしていくわけないし、タバコなんか吸われてたら最悪。
はっきり言って、置き去りにされたエアコンは迷惑です。
先日、新聞にエアコンの室外機の盗難事件が載ってました。
これは、エアコンの室外機には、鉄、アルミ、銅なんかが含まれていて、金属回収業者さんに数千円で売れるから起きた事件。
エアコンの室外機が数千円で売れるんなら、ちまちまとアルミ缶なんか集めていられないからね。
一方、エアコンというのは家電リサイクル法の対象品目で、正規に処分しようとすると、5000円以上の処理費用がかかるはず。
この処分費用は、もちろんエアコンを処分しようとする人が負担するんだよ。
それじゃあ、と考えることは誰でも一緒。
『使わなくなったこのエアコン、誰か盗んでくれないかな〜』
でもね、ほとんどの家庭用エアコンというのは、室内機と室外機で1セット。
残された室内機を処分するときには、しっかり1セット分の処理費用がかかります。
ま、1セットまとめて外に出しておくって手もあるけどね。
ちなみに家電リサイクル法では、法に従わない消費者に対する処罰はありません。
だからといって自分でエアコンを外したりすると、フロンガスの処理の問題が出てくるから、勝手なことやっちゃダメだよ。

0