浦賀水道を航行する海上自衛隊の護衛艦 DD-101 『むらさめ』 です。
この後、東シナ海で補給艦 AOE-426 『おうみ』 と合流したうえで、一路南へむけて航行。
最終的な目的地はインド洋です。
任務のほうは、いわずと知れた新テロ対策特別措置法に基づく給油活動。
となると、任務のメインは補給艦で、この護衛艦はいわばボディガードというところかな。
インド洋の活動海域への到着は2月中旬の予定で、給油活動は約5ヶ月間の予定とのこと。
給油活動に対する議論はいろいろあるようだけど、ここではそれは置いておきます。
乗組員のみなさま、これからの航海と長い任務ご苦労様です。
そして、航海と任務の無事をお祈りいたします。
ここで、艦名の 『むらさめ』 です。
このむらさめの同型艦は、はるさめ、ゆうだち、きりさめ、いなづま、さみだれ、いかづち、あけぼの、ありあけです。
これを漢字にしてみると、村雨、春雨、夕立、霧雨、稲妻、五月雨、雷、曙、有明。
なかなか風情があるネーミングでしょ?
れっきとした軍艦なのにこのネーミング、このセンス嫌いじゃありません。
ちなみに、稲妻は『 いなずま』 じゃなくて 『いなづま』
けど 『いなづま』 を漢字変換しても、稲妻は出てこないからね。
それから、護衛艦のバックに写っている煙突。
これ、はじめは新日鉄君津の高炉かと思ったんだけど、どうも違うみたい。
東京電力富津火力発電所の煙突のようでした。
ここまで、くっきり対岸を見渡せるのって、そんなに多いことじゃないんだよ。
ラッキーでした。

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