なんと、博打の木(バクチノキ)です。
正式名称が博打の木、別名が毘蘭樹(ビランジュ)とのこと。
正式名称と別名が反対じゃないかと思ったら、これで正解という話。
すごいネーミングの樹木です。
ネーミングの由来は、ご想像のとおり。
表皮が剥けて赤い地肌が出てきた姿を、博打に負けて身ぐるみはがされて赤裸になった姿に例えたもの。
かなりストレートなネーミングです。
今の状態はまだら模様だけど、表皮が剥けきるとけっこうきれい。
しかも表皮が剥けるのは、寒い時期じゃなくて暖かくなっていく時期だしね。
身ぐるみはがされた博打打ちのように、あわれを誘うものじゃありません。
もう少し経ったら、涼しげになった博打の木の姿を拝めそうです。

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