三椏(みつまた)です。
三椏は三叉とも書くように、枝分かれするところが、全部三つに分かれています。
その三つに枝分かれしているところをじっくり見ていると、なんだか不思議な気持ちになってきます。
なかなか面白い樹形だと思います。
三椏の花はかなり匂います。
どのような匂いかというと、沈丁花に近い匂い。
それもそのはず、この三椏は沈丁花科の植物ということで、沈丁花の親戚筋でした。
花なんかよく見ると、小さな花が集まって一塊になっています。
こんなところは沈丁花にそっくりです。
それから、三椏というと和紙の原料の一つで、お札などにも用いられています。
ということは、安定した供給が可能ということで、早い話が、丈夫で育てやすい樹木ということなんだろうね。

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