現場近くのお寺の入り口の両脇に鎮座していました。
この顔つき、すごいでしょ?
しかも頭がアンバランスに大きいときてる。
完全な三頭身です。
頭の形は人間なんだけど、口の周りは龍の感じ。
頭の上のほうには、角が取り付けられていたような凹みがありました。
身体のほうはというと、犬というよりも馬か牛のような雰囲気。
頭が人間で、身体が牛ならば『件』?
これ、いわゆる狛犬的な役割を持っている石像でいいと思うんだ。
けど、その先がなんだかわからない。
近所に住んでいるおじいさんがいうには、中国から持ってきたものらしいとのこと。
たしかに日本の雰囲気ではありません。
古さはそれほどでもなくて、中国だとしたら清朝あたりでしょう。
この石像については、もう少し調べてみます。
ちなみに、こちらは東京都港区高輪の承教寺(じょうきょうじ)という日蓮宗のお寺で、境内には江戸時代の画家、英一蝶(はなぶさいっちょう)の墓所があります。

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