百合の木です。
またの名を、チューリップの木、半纏木(はんてんぼく)、軍配の木(ぐんばいのき)、奴凧の木(やっこだこの木)
百合の木、チューリップの木は、花の形からきたもの。
よって、花の咲いていない時期に、この木を見ても、ぴんとこないんだよね。
『百合の木?どこが百合なの?』
チューリップもまた、しかりです。
この花を見れば納得してもらえるかもしれないね。
けど、この花というのが、目につきにくいんだ。
百合の木というのは、街路樹によく使われる木ということで、珍しくもないんだけど、かなり大きく育ってしまう。
花は、その大きな木の上のほうに咲いてしまうから、下を通る人間の目につきにくいときてる。
さらに、この花は木全体に盛大に咲くのではなく、ぽつりぽつりとしか咲いてくれない。
目にすることができたら、ラッキーな花かもしれません。
ちなみに、半纏、軍配、奴凧は、葉の形からきたもの。
こいつは納得だよね。

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