防潮堤の上に登ってみました。
海面からの高さ、6メートルほど。
この高さだと、立ち上がって写真を写すのが精一杯かな。
こんなところ歩いているときに地震でもきた日には、目も当てられない。
写真撮影後、早々に降りてきてしまいました。
こちらでの津波の高さは、15メートルほど。
ということは、津波は軽々とこの防潮堤を越えてしまったことになります。
越えてしまったというよりも、防潮堤なんぞ、あってもなくても関係なかったというようなレベル。
これに対抗するには、15メートル超級の防潮堤を作らないといけないわけだけど、ここにそんな大きな防潮堤を作るとなると、かなり鬱陶しいと思うよ。
5階建てのビルみたいなのが、海沿いにすき間を空けずに建つようなものだからね。
このあたりについては、住まう人たちに出来上がりの状態を、どのようにイメージしてもらうかでしょう。
図面とか絵なんか、いくら描いてもわからないと思う。
縮小版の模型でもだめだろうね。
やるんだったら、お台場ガンダムのような、実物大の張りぼてを作るのがいいんじゃないかな。
そうでもしないと、鬱陶しさがわからないと思うよ。

0