山の中腹に建っている仮設住宅です。
建物の並びを見ると、そこそこの傾斜地であることがわかると思います。
こちら側は、車のためのアプローチということで、傾斜路になっていますが、路面のほうは砂利道のまま。
反対側のほうは階段になっていました。
ということで、いわゆるバリアーフリーという点からは、ほめられた立地ではありません。
ただ、こちらの仮設住宅は、山の中に唐突に建てられたわけではなく、既成住宅地の延長に建てられています。
それゆえ、生活環境については、恵まれているほうだと思います。
こちらにくる途中、山の中に大規模仮設住宅団地を見かけました。
ほんとに、ほんとに山の中。
あんなところから、どうやって通勤、通学、買い物、通院などするんだろうね。
遊びに行くなんて事、考えてないんだろうな。
仮設住宅の建設にたずさわった職人さんいわく、工事中に熊が出た、携帯がつながらない、テレビも映らない、などというような現場もあったとのことでした。
こんな現場(現場宿舎)は、とっとと終わらせるしかないということです。
こんなことじゃ、良い建物はできないと思うよ。

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