紫陽花の花、青系の花と赤系の花が混じって咲いていました。
紫陽花というのは、1本の太い幹から枝が伸びて、花が咲くものではなく、何本かの幹がまとまったようなもの。
幹には、その幹に対応した根のエリアがあって、水分や養分はもっぱらその根のエリアから吸い上げることになります。
つまり、根から吸い上げた水分や養分は、一度どこかにまとめられてから、すべての幹に均等に分配されるものではなく、ある部分から吸い上げた水分や養分は、ある部分に対応する幹に分配されるということです。
ということで、紫陽花の生えている地面の特定のエリアのPHを、薬剤などで変化させたりすると、このように青系の色と赤系の色が混じって咲くことがあります。
早い話が、肥料などをまんべんなく撒かずに、偏って撒いたりすると、色が混じることがあるということです。

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